ワッキーリグについて
ワッキーリグは、主にバスフィッシングで使われる仕掛けのひとつ。ストレート系ワームなどを、マス針などにセットします。ジグヘッドフックを使ったワッキーリグは「ジグヘッドワッキー」と呼ばれますが、セットの仕方はワッキーリグもジグヘッドワッキーも一緒です。今回のジグヘッドワッキーの基本的な使い方や、リグを作る上で必要なパーツをご紹介します!
ワッキーリグの特徴
ワッキーリグは、初心者でも扱い易いオススメなリグ。クネクネ動きながらゆっくり落ちるので、フォール中のアピール力に優れています。立ち木や岸壁などに沿わせて落とすアプローチ方法が非常に有効です。また、横の動きでは水動が強いため、マッドウォーターにも強く、ロッドでアクションをつけることでバイトを誘いやすくなっています。ただしフックポイントが露出しているため、アクションをつけた際に根がかりし易く、注意が必要です。
ワッキーリグの作り方
ワッキーリグは、初心者でも簡単に作ることができます。ここで、ワッキーリグの作り方を説明していきます。お手元に愛用の釣具を準備して、挑戦してみてください。
ワッキーリグの作り方手順
作り方手順1.
マス針をラインと結び付けます。結束方法は様々なノットワークがありますが、ご自身が信頼する結び易い方法で行います。
■初心者にもおすすめ! とても簡単なパロマーノットを紹介している記事です。
作り方手順2.

使用されるワームの真ん中あたりを割り出します。必ずしも真ん中である必要はありません。フックの位置によってはより良いアクションを起こす場合もあるので、水中で確認を行いながらベストポジションを探りましょう!
作り方手順3.
フックは垂直に差し完成です。垂直に差すことでしっかりとアクションを起こすので、よく確認をしましょう!
ワッキーリグの使い方
ワッキーリグは杭や護岸際、橋脚、垂直岩盤など縦のストラクチャーに沿わせたフリーフォールが有効です。そのほかにも種々のアクションがが存在します。ここで、いくつかの効果的なアクションを紹介します。色々なアクションを試して、その日の活性に合わせたアクションを見つけてみてください。
フリーフォール
まず、杭などのストラクチャーに狙いをつけてキャストします。ロッドは動かさず重さで自然に落とし、ワームの自発アクションで誘います。
一点ネチネチ
フォールさせた後は、フォール地点でワームを動かす一点ネチネチアクションで誘ってみてください。リグが自分のほうへ移動してこないように気をつけながらロッドを細かく上下させます。
中層スイミング
重りのついたフック「ジグヘッド」をセットして行う、地形変化のあるエリアで特に有効なアクションです。ウィード上をゆっくり巻いたり、時々竿でアクションをつけたりするのが効果的です。
ボトムでズル引き
フリーフォールさせたら、底から浮かないように気をつけ、ゆっくりの速度で巻いて底をズルズルと引きます。マス針では浮いてしまうので、重りのついたジグヘッドを使用するのがオススメです。
ワッキーリグの有効的なポイント
ワッキーリグは根がかりし易いリグのため、ストラクチャーが入り組んだポイントには適していません。ワッキーリグが得意とするポイントは杭や橋脚などの縦に伸びるストラクチャーや、オープンエリア、ピンスポットで直撃できるポイントです。そういったポイントを見つけたら、根掛かりに注意しながらワッキーリグを試してみてください。
ワッキーリグにおすすめなワーム8選
ワッキーリグは様々なワームに対応できますが、最もおすすめなワームはストレート系ワームです。多くのメーカーが発売するストレート系ワームの中からおすすめのワームをご紹介します!
オモリなしで魅力的な自発アクション
O.S.P ドライブクローラー
魅力爆発の好評ストレートワーム
ジャッカル フリックシェイク
実績ある定番ストレートワーム
ゲーリーヤマモト ヤマセンコー
安定した釣果を誇るザ・古株
ZBC スワンプクローラー
振動で釣る、うなぎの幼魚シェイプ
イマカツ イールクローラー
高い汎用性を有するロングボディー
デプス キンクー
キモの前後逆リブ構造で水を掴む
エバーグリーン ボウワーム
フィールドで差が出る高比重ワーム
ジークラック ジークローラー
ワッキーリグに便利なチューブ
ワッキーリグはフックをセットする一点に負荷がかかり、身切れしやすくなっています。しかし、チューブを使うことで身切れを抑えることができます。ここでは、チューブを使ったセット方法をご紹介します。
ワームの耐久性を高める
アクティブ ワッキーチューブ 6mm
ワームに装着して熱を加えるだけ
G7 ワームプロテクトチューブ
釣り用でなくても、使える収縮チューブ
ばねを垂直に埋め込み、中央の空洞部分にフックをセット
TRUSCO 圧縮コイルばね D1.45
ワッキーリグをマスターしよう!
初心者でもよく釣れると評判のワッキーリグ。キャスト直後の水中を落ちていく際の自発的アクションや、アクションをつけた際にグネグネと動く姿はバスにとって魅力的なのかもしれません。種々のワームで試すのも楽しそうです。水流やストラクチャー毎にジグヘッドの重さなどにもこだわって、バスを狙ってみてください!