今注目を集める新次元のくわせエサをインプレします!

釣りエサといえば、オキアミやアオイソメなどの天産物が定番。
一方で人工エサは便利な反面、「食いが悪そう」というイメージを持つ人も少なくありません。
そんな中で登場したのがマルキユーの『ハイブリッドクロス』です。
はたして本当に釣れるのか。今回はライトアジとシロギスで実際に使用し、その実力を確かめてみました。
まずはハイブリッドクロスの特徴をおさらい
天産物由来原料をベースにしたハイブリッド構造

ハイブリッドクロスは、オキアミやイワシなどの天産物由来原料をミンチ状にし、エサ持ちを補助する素材と融合したくわせエサです。
食いの良さとエサ持ちの良さを両立することを目指して開発されました。
硬さはF値で表記

ハイブリッドクロスは硬さをF値で数値化しています。
F1.5〜F15までのラインナップが用意されており、数値が大きくなるほど硬くなる設計。
釣り方や状況に合わせて選択できるのが特徴です。
取り分けしやすい設計

使用時は解凍後、あらかじめ入れられたスリットに沿って割いて使用します。
釣り方や対象魚に合わせてサイズを調整しやすく、幅広い使い方に対応できます。
4種類で実釣してきました!

ラインナップは、オキアミタイプ、むきエビタイプ、有頭エビタイプ、イソメタイプ、船タチウオテンヤタイプの全5タイプ。
それぞれに硬さが展開されており、計11種類から釣りに合ったものを選べます。
その中から、筆者は有頭エビタイプF15・F10、むきエビタイプF2.5、イソメタイプF15の4つを購入しました。

今回はライトアジとシロギスでハイブリッドクロスを使用。
ライトアジでは、購入した全4種類である有頭エビタイプF15・F10、むきエビタイプF2.5、イソメタイプF15を試しました。

シロギスでは、有頭エビタイプF10・F15とイソメタイプF15を使用。
いずれも本命をキャッチできており、人工エサだからといって食いが悪い印象は受けませんでした。
山下
正直、人工エサなので半信半疑でしたが、釣果を見る限りその心配は杞憂だったようです。
ハイブリッドクロスの5つのいいところ
エサ持ちがいい

まず驚いたのは、人工エサでありながらそれを忘れてしまうほど普通に釣れること。
ライトアジ、シロギスともにしっかり本命をキャッチできました。

そのうえで印象的だったのがエサ持ちの良さです。
実際に使った印象としては、F15やF10のエサ持ちはアカタンとアオイソメの中間くらい。
やわらかさがあるため生エサに近い感覚で使える一方、簡単には身切れしません。

ライトアジではイカタンほどのサイズにカットして使用しましたが、アジが掛かるとエサがチモト側へズレることはあっても、身切れすることはほとんどありませんでした。
差し直せばそのまま使える場面も多く、頻繁にエサを付け替える必要がないのは大きなメリットです。

シロギスでもキャストを繰り返してもエサが残りやすく、アオイソメよりも耐久性は高い印象。
縫い刺しにしてチモト側で抜き刺しにすると、チモトが引っ掛かりとなってさらに持ちが良くなります。バイトが何度もあってもエサが針から外れにくく、安心感がありました。
山下
メーカーが掲げる「食いの良さとエサ持ちの両立」というコンセプトを実感できました。
サイズが均一だから調整しやすい

生のイソメは、個体ごとに太さや長さが異なるもの。
ライトアジで使う粒状のイカタンでさえ、一粒一粒の大きさにバラつきがあります。
そのため、同じサイズのエサを使い続けるのは意外と難しく、状況に合わせて調整しようとしても個体差の影響を受けてしまいます。

一方、ハイブリッドクロスはサイズが均一。
必要に応じて長さや太さを調整でき、狙ったサイズのエサを作りやすいのが魅力です。

例えばシロギス釣りでは、有頭エビタイプを1/4ほどの太さにカットし、さらに半分の長さにすることで、吸い込みを重視するといったアレンジも可能。
魚の活性や状況に合わせて自由にサイズを調整できます。
山下
サイズや形状が決まっている従来の人工エサとは異なり、自由に加工できるのもハイブリッドクロスならではの特徴だと感じました。
硬さはF値で選べる

ハイブリッドクロスの特徴のひとつが、硬さをF値で表記していること。
最初は「少し硬さが違う程度かな」と思っていましたが、実際に触ってみると想像以上に差がありました。

今回使用した有頭エビタイプF10・F15、イソメタイプF15はしっかりとした張りがあり、エサ持ちを重視したい場面に向いている印象。

一方で、むきエビタイプF2.5はかなりやわらかく、同じシリーズとは思えないほど使用感が異なります。
釣り方や魚の活性に合わせてエサの硬さを選べるのは、これまでの人工エサにはなかった面白さだと感じました。
山下
筆者としては、F7やF10といったやややわらかいものを、シロギスの食いが渋ったタイミングで使用するのがおすすめです。
生エサを買わなくても釣りが成立する

ハイブリッドクロスは冷凍保存が可能。自宅の冷凍庫にストックしておけば、釣りに行きたいタイミングですぐに持ち出せます。
釣具店へエサを買いに行く手間が省けるため、より気軽に釣りへ出かけられるのは大きな魅力です。
山下
こうした手軽さを活かし、今度は自宅からすぐのポイントで楽しめるヘチ釣りでも使ってみようと思います。
虫エサが苦手な人の選択肢になる

シロギス釣りではアオイソメが定番のエサですが、「虫エサが苦手だから挑戦できない」という人も少なくありません。
ハイブリッドクロスであれば、アオイソメのような見た目や感触に抵抗を感じることなく使用できます。
実際にシロギスもしっかり反応しており、虫エサが苦手な人にとっては有力な選択肢になりそうです。
山下
シロギス釣りに興味はあるものの、アオイソメがネックになっていた人は試してみる価値があるかもしれません。
気になる点
人工エサでも多少のニオイはある

ハイブリッドクロスは人工エサですが、無臭というわけではありません。
天産物由来原料を使用しているため、オキアミのようなニオイがあります。
生エサほど強くはありませんが、「人工エサだから臭わない」と思っている人は少し驚くかもしれません。
液が手やタオルに付いた場合は、海水で洗い流したり、早めに拭き取ったりしておくとニオイが残りにくい印象でした。
開封後は保存容器があると便利

開封後に余ったハイブリッドクロスは、そのまま保管すると液が漏れる可能性があります。
そのため、密閉できる保存容器へ移し替えて冷凍保存するのがおすすめです。
F値ごとに容器を分けておくと、使いたい硬さをすぐ取り出せるため管理もしやすく感じました。
▼おすすめのケース
メイホウ VS-L430
| サイズ | 110×110×44mm |
|---|---|
| 素材 | 本体:ポリエチレン キャップ:ポリプロピレン |
今までの人工エサとは違う選択肢

ハイブリッドクロスは、これまでの人工エサとは少し違う立ち位置のエサだと感じました。
ライトアジやシロギスでも十分に釣果を得られ、エサ持ちや扱いやすさにも魅力があります。
山下
人工エサに苦手意識を持っていた人はもちろん、生エサ以外の選択肢を探している人にも試してほしいアイテムです。
撮影:山下 洋太
マルキュー ハイブリッドクロス むきエビタイプ F2.5
| サイズ | 5×5×100(mm) |
|---|---|
| 内容量 | 10本×2 |
マルキュー ハイブリッドクロス 有頭エビタイプ F10
| サイズ | 7×7×100(mm) |
|---|---|
| 内容量 | 7本×2 |
マルキュー ハイブリッドクロス 有頭エビタイプ F15
| サイズ | 7×7×100(mm) |
|---|---|
| 内容量 | 7本×2 |
マルキュー ハイブリッドクロス イソメタイプ F15
| サイズ | 3×3×100(mm) |
|---|---|
| 内容量 | 16本 |
