家のコンロで魚を焼くと後片付けが大変だ

せっかく釣った魚を美味しく食べたいと思っても、「家のコンロで魚を焼くと後片付けが大変だな……」なんて思ったこと、ありませんか?
グリルの掃除や匂い残りが気になって、結局焼き魚は諦めて別の料理にしてしまう──そんな経験、きっとあるはず。
「もっと手軽に塩焼きを楽しめないだろうか?」
そう思いながらネットの海をさまよっていると、とあるブツを発見!

それが今回ご紹介する魚を焼くためのロースター。
山善のワイドグリルフィッシュロースター NFR-1100です。

熱を起こす加熱管は魚を乗せる網の上下にあり、両面しっかり焼いてくれそうです。
そして受け皿、網は引っ張り出すだけで簡単に取り外せます。
ガバッと開くので、キッチンの奥行きがあるグリルよりもはるかに洗いやすそうですね!

GUPPY
実際、めちゃくちゃ洗いやすかった!

ちなみに結構デカくて、サンマが4匹焼けます! というPOPも入ってました。
山善 ワイドグリルフィッシュロースター NFR-1100(MB)
実際に魚を焼いてみた

今回は山善のフィッシュロースターを使って、釣ってきた魚を実際に焼いてみました!
焼いていくのは20cmほどのカイワリ君。
はたして美味しく焼き上がるでしょうか。
焼く前の下準備

焼く前に2工程だけ行うことがあります。
まず受け皿に水を100cc注ぎます。
これは魚から落ちる油などを水でキャッチして後ですぐ流せるようにすることと、煙や匂いを抑えるためです。

次に、魚を入れる前に5分間加熱します。
これはヒーターの立ち上がりを安定させることと、焼きムラなく匂いも少なく皮をパリッと焼き上げるためなんだとか。
低温状態から焼くと水分が出てきて、ベチャッとなりますもんね〜。

GUPPY
正しい焼き方も説明書に書いてあるので、とてもありがたい!
魚を入れていく

あらかじめ温めておいたロースターに、塩を振った魚をIN!
とりあえず15分にタイマーをセットして焼いていきます。
ちなみに焼き上がったら勝手に加熱を止めてくれるタイプのグリルもあったりしますが、このロースターにはその機能が備わっていません。

その代わり、蓋についているのぞき窓から焼き具合を確認することができます。
ちょこちょこ覗いていれば焼きすぎて黒焦げにしてしまうこともないのでその点に関しては安心です。

GUPPY
むしろ焼き具合の細かい調整をこちらの匙加減で行えるのはありがたいかも笑
焼き上がりました

15分加熱し、のぞき窓からカイワリの様子を確認してみます。
おっ! ええ感じやんけ!
それでは……ご開帳!

おぉ〜! しっかり焼き上がっていますね!

フィッシュロースターを使用した焼き魚の完成です!
気になるお味は

……うまい!!!
お店で出てくる塩焼きと遜色ないクオリティ。
皮はパリッと、中はフワッと焼き上がっています!
裏面も100点です

グリルやロースターで焼き魚を作ると、表面は上手く焼けていても裏面は水分や脂でビチャビチャに……なんてこともあったりしますが、裏面もバッチリ焼けています。
フィッシュロースターを使ってみて
魚料理がより楽しくなった

使ってみてまず感じたのは、「焼き魚ってこんなに手軽だった?」という驚き。
直火焼きに近い香ばしい仕上がりで、コンロのグリルにも遜色ありません。
皮はパリッと、中はふっくらとした“理想の焼き魚”が誰でも簡単に再現できます。
干物なども気軽に焼けるようになり、魚を食べる頻度が自然と増えました。

GUPPY
気づけば魚を食べる回数が増え、食生活そのものが少し豊かになった気がします。
片付けが楽

先ほども紹介しましたが、ロースターは蓋をガバッと開けた後、受け皿や焼き網をすぐにバラせるので手入れが非常に楽ちんです。
受け皿の中の水を流して、洗剤とスポンジで洗えば、あとは干して終わり。
ロースター内部もヒーターと本体部分以外は同様の洗い方でOKなので、奥行きのあるキッチングリルよりもはるかにお手軽です。

GUPPY
手入れが楽だと躊躇なく高頻度で使用できるのがイイ!
魚焼き中の煙の量について

当製品の口コミでは煙は全然出ない! という意見と煙が思ったより出た……という意見で二分していました。
実際使ってみての体感ですが、煙は出ます。
受け皿の水で多少抑えられているとはいえ、魚を焼いている以上煙が立つのは当然なので僕は換気扇を回し、キッチンの窓を網戸にして臭い対策をしています。
そうすれば気にならない程度の煙ですが、換気扇オンリーでは少しキッチンに匂いがこもってしまうかもしれません。
保管場所には少し困る

買って大満足なフィッシュロースターでしたが、本体のサイズはそれなりにあるので、キッチンに常設するならスペースの確保が必要です。
僕の場合、使用するとき以外は物置の上の方に置いて収納しています。
家庭に一台あって損はしない

掃除の手間も少なく、仕上がりもお店レベル。
「釣った魚を美味しく、しかも手軽に焼いて食べたい!」という釣り人にぴったりのアイテムです。
スペースさえ確保できれば、家庭に一台あって損はしない調理器具だと思います。
撮影:GUPPY
山善 ワイドグリルフィッシュロースター NFR-1100(MB)






