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タックル片手に土手沿いを散歩——“サクッと釣行”が気持ち良すぎた〜

釣りに行く時間がなくても大丈夫。

クランクひとつで楽しめる“ハゼクラ”なら、散歩ついでにサクッと遊べます!

今回は、バスタックルで挑むライトなハゼクランクを紹介します。

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目次

サクッとハゼクランクが楽しい〜〜!

猛威を振るった夏の暑さもひと段落。日中でものんびりと釣りが楽しめるシーズンがやってきました。

ただ、過ごしやすいということは——釣り以外の行楽も増えるということ。家族優先で「がっつり釣りに行く時間が取れない……」という人も多いのではないでしょうか?

そんな人におすすめしたいのが、近くの河口や河川で“サクッと楽しめる”ハゼクランク。

小型ルアーの入ったケースをポケットに入れて、ラインカッターやスナップを持っていくだけで手軽に楽しめちゃうんです。

高梨

専用タックルも必要ありません!
 
今回使うのは……

バスタックルでハゼクラにチャレンジ!

使用するのはバスタックル

今回紹介するのは、バスタックルで行うハゼクランクの釣りです。

使用するのは30mmくらいの超小型クランクベイト。そのため、ロッドは軽量リグの操作性に長けた感度の良いフィネスタックルをチョイスしました。

    レジットデザイン スタンドアウト 65UL

    長さ6ft5in
    重さ88g
    適合ルアー0.8-5g
    適合ライン2-5lb

    今回ハゼクラ用に選んだのは、フィネス用のスピニングロッド。

    1g以下のルアーをしなりを使って投げることができるバットの柔らかいモデルだと、感度も良く小さなアタリも取りやすくなります。

      ダイワ 23レガリス LT2500S-XH

      ギア比6.2
      最大ドラグ力(kg)5
      糸巻き量ナイロン(lb-m)4-150、5-120、 6-100
      糸巻き量PE(lb-m)0.6-200、0.8-190、1.0-140

      筆者はチヌトップで使用している細いPEラインを巻いた2500番を流用しています。

      バス用のフィネスロッドだと、2000〜2500番がバランスが良いでしょう。

      浮き上がりきらないギリギリの層を巻き続けたく、個人的にはXHが扱いやすいです。

      PEラインはできるだけ細くて感度が良いものをセレクトしたいところ。

      太さは0.4号もしくは0.6号くらいが扱いやすいです。

      糸の編み込み数で感度や硬さによって使用感は様々ですが、個人的にはピットブルの8本編みがお気に入り。強度も強く、コーティングによって滑りが良く飛距離も出やすいため好んで使用しています。

      リーダーは3〜5lbくらいのできる限り細いものを選びましょう。

      ちょっとした根掛かりや引っ掛かりを感じたら、こまめに交換することでルアーロストの確率を減らすことができます。

      素材に関しては、感度も重要なのでフロロカーボンがオススメです。

      ポイント選び

      ハゼが好むと言われているのは、砂地にゴロタが点在するようなポイント

      硬くしまった砂地であれば、干潮に向かって潮が下がるタイミングで、沖へ釣り進んでいくイメージが良いでしょう。

      高梨

      ゲイターなどがあれば、ヒザ下くらいまで入水しても気持ちがいいですよ。

      “とりあえずこれ”的な初心者おすすめクランク3選

      リップで砂を巻き上げてハゼにアピールするクランクベイト。深度や巻き方に合わせて色々なサイズやモデルがラインアップされています。

      高梨

      “とりあえずこれ”といった間違いないルアーはこいつらだ!
       
      初心者にもおすすめで、筆者もよく使っています!

      丸いボディが飛距離を生み出すダイワのフローティングクランク。

      おもにシャローエリアの0.7mあたりまで潜航して砂煙を上げてラトル音でハゼのヤル気スイッチをオンにするのがハゼクラシリーズです。

      ケイムラピンクの針もアピール力強め。

      ダイワのハゼクラシリーズの中で、より深く潜航するのがDR。

      長めのリップはカキ瀬などハードな底面やストラクチャーを回避する能力も高くスタックしにくいのも特徴のひとつ。

      ハゼのサイズに合わせて、ひと回り小さいJrもラインナップしています。

      シンキングタイプのクランクながら、ストラクチャーをかわしやすいスナッグレス性能が高いのが、デュオのクラクラシリーズ。

      とくにゴカイなどのベイトカラーの赤いボディやフワフワと動くアシストフックがハゼに高アピールを仕掛けます。

      デッドスローでもしっかりと深度がある薄型のリップで、広範囲をサーチするのにも使えるルアーです。

      使い方は投げて巻くだけ!

      操作は簡単で、しっかり投げて巻くだけ

      流れや水深に合わせて、リトリーブスピードを調節しながらアタリを待ちます。

      個人的には着水したら速巻きやジャークでルアーを底まで沈め、ゆっくりリトリーブするパターンから入り、そこからいろんな巻き方を調整していきます。

      高梨

      巻いてる時のブリブリ感が気持ちいい!

      バスタックルハゼクラの楽しむポイント

      早合わせは厳禁

      ハゼのアタリは、最初はコツコツと小さく、まるでルアーをついばむような感触で出ます。

      そのためアタリがあっても早合わせはせず、同じスピードでリトリーブを続けるのがコツ

      しっかり針に掛かれば、竿先がじわりと曲がり、ハゼの“重み”が伝わってきます。あとは無理せず、テンションを保ちながら丁寧に巻ききりましょう。

      高梨

      この繊細な変化を感じ取れるのは、感度の高いフィネスタックルならではの醍醐味ですね!

      散歩ついでに楽しめる気軽さが魅力

      普段着のまま土手をランガンできるのがハゼクラの楽しみ方。

      秋の風が吹く気持ちのいい気候の中で、サクッと竿を出せるのは魅力的です。

      ハゼのサイズならランディングネットは不要で、必要な小物は上着のポケットに入るくらいコンパクト。

      餌をつけなくてもいいし、専門的な知識や技術もあまり必要ないので、釣りビギナーを連れていっても楽しめる釣りだと思います。

      高梨

      タックル片手に身軽な状態で、散歩感覚でランガンしましょう!

      ゲストも多数

      ハゼだけでなく、コトヒキなどの砂地を好む魚やフグなども釣れる可能性があり、ポイントに合わせたコツさえ掴めば数釣りも期待できるでしょう。

      高梨

      釣れる人は10匹以上はザラと聞きますが、まだそこまでの釣果はありません(笑)

      タックルの水洗いはマスト

      汽水から海水域での釣りなので、使用したバスタックルは水洗いが必須です。

      リールはもちろん、ロッドのガイドなどをしっかり洗っておかないとサビや塩カミの原因になるので念入りに洗浄しましょう。

      美味デカハゼを狙うならこれから!

      ハゼの個体が大きくなる10月後半から11月がハゼクランクを楽しむのに最高のシーズン。

      食べても美味しい江戸前の名物は、バッカンとエアーポンプを用意して持ち帰って天ぷらにすると最高の酒の肴になること間違いなしです。

      ライトなタックルで手軽に楽しめる釣りを始めてみるのはいかがでしょうか?

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