マゴチ
学名 | Platycephalus sp.2 |
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分類 | スズキ目カサゴ亜目コチ科コチ属 |
特徴 | 最大70センチ程度、釣れるサイズは40~50センチが多い。 扁平で海底に隠れやすい体格で、体色も砂に似た色となっている。釣りではルアー釣り・餌釣りともに人気。 |
分布 | 山形県以南の日本海、宮城県以南の太平洋。 |
生息環境 | 水深30メートル以内の砂泥底を好む。 外洋の砂浜から内湾の干潟、河川の河口部まで広く生息している。 |
食性 | 肉食性。 イワシやハゼなどの小魚、カニやシャコなどの甲殻類、イカやタコと様々な生き物を餌としている。 |
その他 | 砂に浅く潜り、獲物を待ち構える習性がある。また常に雄雌で暮らしているとも言われている。 近い種類にワニのような見た目をした「ワニゴチ」や、白っぽく目が大きな特徴を持つ「ヨシノゴチ」が居る。 釣りでは針に掛かると激しい首振りをすることで有名。 |
主な食べ方 | 1.刺身 2.煮付け 3.潮汁 |
味わい | 身は上品な白身で甘く、歯ごたえは強め。頬身は最高の珍味とされている。 捌く際には頭部や鰭の鋭い棘に注意。 |
マゴチの主な釣り方【ルアー編】
マゴチは近くを通りかかった、獲物を貪欲に捕食します。
そのためルアーへの反応が、とても良い魚です。
ルアーフィッシング①:ジグヘッド+ワーム
ジグヘッドとワームの組み合わせは、マゴチ釣りの定番。
ジグヘッドは7~28グラム程度を、水深や飛距離によって使い分けるのがポイント。
ワームは3~4インチのシャッドテールワームやクローワームなど、マゴチの餌となる生き物をイメージしたものを使います。
リフト&フォールなどで底付近を中心に攻めてみましょう。
ルアーフィッシング②:ミノー
小魚をイメージしたミノーでもマゴチはよく釣れます。
ワームよりも強いアピール力が魅力で、広範囲を素早くチェックするのに向いています。大きさは9~12センチ程度がおすすめ。
また飛距離を出しやすく、底付近を攻めやすいシンキングタイプが使いやすいです。
アクションは、ただ巻きやリフト&フォールが効果的です。