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【真夏の釣り】汗だく地獄を救う最高のTシャツが——あるとしたら?

パタゴニアのキャプリーンをレビュー。汗だく地獄を救う“最高のTシャツ”でした

真夏の釣りで快適さを左右するのは、実はTシャツ選び。

今回は釣り歴20年の筆者が愛用する、パタゴニアのテクニカルTシャツ2枚を紹介します。

機能性や着心地の違い、使い分けのコツまで解説。

汗だく地獄を抜け出し、夏の釣りをもっと楽しくしてみませんか。

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目次

釣りの快適さはTシャツで決まる!

釣り場に立つとき、Tシャツひとつで一日の疲労感は大きく変わります。風が通るか、汗が抜けるか、どれだけ日差しを防げるか——。

一見些細に思えるかもしれませんが、こうした快適性の積み重ねが、釣りの集中力や持続力を左右するのです。

そんな視点でウェアを選ぶようになってから、釣行後の疲れ方が格段に変わりました。

ここ数年、僕はパタゴニアのテクニカルTシャツを2種類愛用しています。

「キャプリーン・クール・デイリー」と「キャプリーン・クール・ライトウェイト」。

これが本当に最高なんです。

KOBAYASHI

どちらも優秀ですが、釣りでは「場面によって選び分ける」ことが大切。今回は、現場で僕がどう使い分けているのかをご紹介したいと思います。

キャプリーン・クール・デイリーは「長く着ていたい」一枚

キャプリーン・クール・デイリーの特徴

そもそも「キャプリーン」とは、パタゴニアが展開するベースレイヤーシリーズの名称です。

吸湿発散性や速乾性に優れ、気温や運動量に応じて最適な一枚を選ぶことができます。

その中でも「クール・デイリー」は、速乾性に加えて高い伸縮性を備え、動きやすさと快適さを兼ね備えたテクニカルTシャツです。

生地はシルキーで心地よい肌触りが特徴で、一度袖を通せば病みつきになる着心地です。

実際、僕の周りでも「この肌触りは本当に最高だ」という声をよく耳にします。

素材は3.7ozのリサイクル・ポリエステル100%。

化学繊維でありながらコットンのような質感とストレッチ性を併せ持つ、バランスの取れた仕上がりです。

通気性が高く、風通しも程よいため快適です。

気になる「透け感」についても心配は無用で、透けが気になることはほとんどないでしょう。

Mサイズの重量は138gで、特別軽いわけではないものの、コットンTシャツのような重さは感じません。

さらに、コットンのように嵩張ることがなく、非常にコンパクトに収まるため、予備として持ち運んでも負担になりにくいです。

お気に入りポイント

このTシャツで僕が最も気に入っているのは、その抜群の着心地です。

シルキーでなめらかな肌触りは、一度着ると朝から夜までずっと快適に過ごせます。

春先から秋口まで、肌寒さと暑さが入り混じる時期でも安心して選べる一枚です。

このTシャツはもう3年ほど愛用していますが、首周りがヘタることもなく、そんな耐久性の高さもお気に入りの理由です。

コットンTシャツだと、こうした部分がすぐにくたびれてしまうことも少なくありませんからね。

使用シーン

釣果の方はというと……見事にボウズでしたが(笑)

春から秋にかけては、普段着や仕事着として、あるいは日常の延長でカジュアルに堤防で釣りをする際によく着ています。つまり、夏場はほぼ毎日のように活躍している一枚です。

先日の真夏日もこれを一日中着て、現在修行中のアーバン・チニングを楽しんできました。

合間にカフェやランチに立ち寄っても、程よく汗をかいてもすぐ乾いてくれるので本当に助かります。

ちなみに僕は身長173cm、体重60kgでMサイズを着用しています。

クール・デイリーはテクニカルTシャツでありながら、コットンTシャツのようなカジュアルさも兼ね備えており、街中で着てもまったく違和感がありません。

KOBAYASHI

機能性とラフさのバランスが非常に優れた一枚です。

キャプリーン・クール・ライトウェイトは「風通し」に強い

キャプリーン・クール・ライトウェイトの特徴

一方、クール・ライトウェイトはその名の通り、驚くほど軽く、恐ろしいほどの速乾性を備えたモデルです。

激しい運動にも対応できるため、真夏の釣りにまさに最適といえるでしょう。

僕はあえてこのモデルの長袖を愛用しています。通気性が非常に高いため、長袖の方がちょうど良く、日焼けや急な冷え込みへの対策にも相性抜群です。

個人的には、クール・ライトウェイトは長袖を強くおすすめします。

生地の質感は、少しひんやりとした高機能メッシュのような印象です。

あるいは、伸縮性のあるしっかりとした蚊帳のような感触と言えば伝わるでしょうか。

素材は2.3ozのリサイクル・ポリエステル100%で、極薄・軽量・速乾性を重視したニット生地が採用されています。

クール・デイリーよりも生地はさらに薄く、その分、若干の透け感が出ることもありますが、このシャツの機能性を考えれば十分に許容できるレベルです。

こちらも3年ほど愛用していますが、首周りがくたびれることはありません。

お気に入りポイント

何より通気性が桁違いで、汗をかいてもすぐに抜け、身体がクールダウンするのをはっきりと感じられます。

水を吸っても重くならないのも大きな魅力です。

逆に、通気性が高すぎるあまり、過度にクールダウンして体が冷えすぎることもあります。

そのため、発汗量が多い状況では注意が必要。そんなときは、下に腹巻きやクール・デイリーを重ね着するのも有効な対策です。

Mサイズの長袖バージョンで98gと非常に軽量で、軽いものを好む僕にとってはこれも大きな魅力のひとつ。

軽さゆえに、日常的に予備として携帯しており、着替えや急な冷え込みにも対応できるため、季節を問わず重宝しています。

さらに、洗濯後の乾きの早さには毎回驚くばかり。夏なら軽く干すだけで、あっという間にまた袖を通せる状態に戻ります。

そのため、一日のうちに2枚を着回すことも少なくありません。

使用シーン

地磯や船釣り、堤防で丸一日釣りをする日には大活躍。

長袖なので、朝マズメや夕マズメの虫対策としても効果的です。

KOBAYASHI

風通しが良く涼しい上に、日焼け対策としても優れているので、釣りに全力で挑む日はクール・ライトウェイトが間違いのない選択です。

どちらか1枚だけ選べと言われたら?

キャプリーン・クール・デイリーのTシャツ

これは正直悩むところですが、僕はクール・デイリーを選びます。

汎用性が高く、天候や場所を問わず着られるのがその理由です。

ただし、厳しい夏の状況に限れば、クール・ライトウェイトのほうが確実に涼しく、使い勝手も優れています。

キャプリーン・クール・ライトウェイトのロングTシャツ

僕が両方を使い分けている理由は、クール・デイリーは「日常と釣りが地続きのとき」、クール・ライトウェイトは「釣りにフルコミットする日」に適しているからです。

KOBAYASHI

季節や状況によっては2枚を重ねて着ることも多く、結局のところ両方持っていると、それぞれの良さを最大限に活かすことができます。

キャプリーン・クール・メリノもあるけれど……

ちなみに、パタゴニアのテクニカルTシャツには「キャプリーン・クール・メリノ」という、メリノウールを含んだタイプもあります。

保温性など機能面は非常に優れていますが、生地がデリケートなため、夏の釣りや単体での着用には正直向いていません。

実際、地磯で着用した際、ライフジャケットに擦れただけで毛玉だらけになった苦い思い出があります(泣)。

そんなこともありつつ、このシャツも3年ほど着続けており、メリノウールが抜けて今ではあちこちがビリビリの状態です(笑)。

修理ができないかパタゴニアに問い合わせたところ、「3年も着れば寿命ですね」とのことでした(泣)。

KOBAYASHI

それでも機能性の高さは気に入っているので、今も秋から春のベースレイヤーとしてしっかり活躍しています。

釣り人の集中力はTシャツで決まる

釣り具には惜しまず投資するのに、Tシャツは適当に選んでいる——そんな人は意外と多いのではないでしょうか。

でも、不快な服は集中力を削ぎ、パフォーマンスを確実に落とします。

パタゴニアのキャプリーンシリーズは、Tシャツとしては決して安くはありませんが、、耐久性が高く(クール・メリノを除けば)、数年使えば十分元が取れる一枚です。

KOBAYASHI

クール・デイリーにはグラフィック入りのデザインもあるので、自分だけのお気に入りを探してみるのもおすすめです。

    パタゴニア メンズ・キャプリーン・クール・デイリー・シャツ

      パタゴニア キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ

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