バス釣り最高!

どうも、10年ぶりにバス釣りを本格再開した、編集長しみけんです。
この10年間でいろいろな釣りをやってきましたが、やっぱりバス釣りもめちゃくちゃ楽しいですね。
ということで、2024年にたくさん釣ったルアーをランキング形式でご紹介します!
ちなみに、釣果のすべてが野池の陸っぱりです。

しみけん
全然やっていなかったヤツでも釣れる優秀なルアーなんか〜!
って観点で、ぜひお楽しみください。
第5位:ワイルドハンチ

第5位は、2024年に生誕20周年を迎えたワイルドハンチ!
昔はようさん釣ったけど、令和でも釣れるんやろか?
って感じで使ってみたら、めちゃくちゃ釣れました(笑)
数あるクランクの中でも最弱クラスと言われるアクションは、とりわけ低水温に強いとされます。

実際、11月後半からは強さが際立ちました。
ワームは一切アタらないけど、ハンチで5連発、次の日3連発! って日は気持ち良かったですね〜。
使い方は、ボトムやカバーにまったく当てない中層クランキング!
ボトムとかカバーを頼ることなく、完全な中層で食わせられるのがハンチの強みだと思っています。

しみけん
難点は、水平姿勢ゆえの根掛かりやすさ。
とくに陸っぱりの回収際は要注意。とにかくボトムに当てるな!
エバーグリーン ワイルドハンチ
エバーグリーン ワイルドハンチ SR
第4位:スイングインパクト ファット

第4位は、高水温期に釣りまくったスイングインパクト ファット!
仕掛けはノーシンカーをメインに、ネイルシンカーを入れたり、ウエイト付きフックを使ったり。
サイズは、3.8、4.3、4.8を雰囲気で使い分け。

横扁平シャッドテールらしい、ボディを左右に大きく振りつつロールするアクションが特徴。
強アクションゆえに、ヒシ藻の隙間などの短い距離でも魚を引っ張れる気がしていて、プラグを引けないマット周りでは相変わらず最強でした!
その一方、オープンな場所に投げてもそこそこ魚を集められるので、まぁ使い勝手の良いシャッドテールですね。

しみけん
ファットボディゆえに、3.8inでもヘビーアクションのロッドで楽々投げられます。
「投げやすい」はめちゃくちゃ重要な性能です。
ケイテック スイングインパクト ファット 3.8in
ケイテック スイングインパクト ファット 4.3in
ケイテック スイングインパクト ファット 4.8in
第3位:LC1.5

第3位は、バス釣りから離れている間に改名されていた、RC改めRTO改め、LC1.5!
ちなみに、RC→RTOは名前だけの変更でしたが、RTO→LCはウエイトや内部構造も変更されているそうです。
LC1.5の好きなところは、動きにクセがなく、そこそこ引っ掛かりにくく、速く巻けて(いい感じに千鳥る)、強めのタックルでも投げやすい。
というトータルでの使いやすさ。

使い方は、ボトムに当てない速巻きがメイン。
ワイルドハンチも然り、ボトムに当てないのは、当てるメリットがないと思っているから(笑)
野池のボトムなんて落ち葉とか枯れたウィードが堆積しているわけで、底に当てるとそれらを拾ってしまうわけですよ。
ワイルドハンチと巻き方やレンジはほぼ同じですが、弱のハンチ、強のLCと使い分けていました。

しみけん
MHクラスのタックルでもストレスなく扱えるので、陸っぱりではトップクラスに運用しやすいクランクだと思います。
ラッキークラフト U.S.A. LC1.5

ちょっと脱線しますが、LC0.7もよく釣れました。
水溜まりみたいな小さい池で釣ったり、小バスの数釣りを楽しんだり。
サイズを選びにくいのでハイシーズンの出番は多くありませんでしたが、たくさん投げたらトップクラスに釣れていたかも!

しみけん
クリア気味のポイントでの速巻きがとくに良かったです!
小バスを釣って遊ぶならゆっくり巻きです。
ラッキークラフト U.S.A. LC0.7
第2位:沈み蟲

第2位は、流行りのルアーを使ってみようと買ってみた沈み蟲!
バックスライド系ワームは昔からの定番ジャンルですが……
投げやすさ、バックスライドの距離、姿勢。一回使っただけで大好きになりました(笑)

バックスライドはとくに夏の野池とは相性抜群で、20本ぐらい釣れた日も! (ただしサイズは選べません)
塩大量系なので脆いのが難点ですが、頭が裂けたら千切って詰めて、足が取られたら向かい側も千切って……
ってやっていたら、1本で5匹ぐらいまでは釣れますよ。寸詰まりのイモグラブ状態でもバンバン釣れるので。

しみけん
夏の野池は必携ですね!
沈み蟲だけ持ってランガンでも良いぐらい(笑)
第1位:T.D.バイブレーション スティーズカスタム

野池の数釣り選手権でバイブは反則やろ!
って意見もあるかもですが、釣れてしまったものは仕方ない(笑)
2024年一番たくさん釣ったルアーは、またしてもいつの間にか改名されていた、T.D.バイブ stzカスタム(旧称タイプR)!
その特徴は、明確な引き心地と水平に近いスイム姿勢、それとシミーフォール。

水平姿勢ということは、浮き上がりにくくて速く巻ける反面、根掛かりやすくなります。
バイブは速く巻いてナンボ、ルアー主導で泳層を変えてほしくない。って理由で愛用中。
ドシャローの爆速巻きから、ちょっと深いところまで、めちゃくちゃ使いやすいです!
クランクと同じく、バイブもボトムに当てずに釣れるルアーだと思っているので、根掛かりは一度もさせていません。

しみけん
フォール姿勢が良いのか、シミーアクションが良いのか、巻き始めやフォール中にアタることも多いですね。
フォールバイトや着底がわかりにくい方は、マーキング付きのラインを使ってみてね。
ダイワ T.D.バイブレーション スティーズカスタム 65S-W
ダイワ T.D.バイブレーション スティーズカスタム 72S-W
番外編

しみけん
ここからは番外編。
数ではBEST5に入らなかったものの、印象に残ったルアーを紹介します!
一番デカいのを釣ったのは……

2024年で一番大きい魚を釣ったのは、イマカツのジンクスミニ スーパーブレードでした!
コンパクトシルエット、タングステンヘッド、極薄ブレードと、かなり個性的なスピナーベイトです。

水深40cmぐらいのシャローで、速巻きしたら55ぐらいのが釣れました!
ジンクスミニはよく飛んで、速く巻けるのがお気に入りポイントです。

しみけん
弱波動ですが、濁り水でもよく釣れますよ。
イマカツ ジンクスミニ スーパーブレード TG 1/2oz
動きに一目惚れ。

アクションを見て「これすげー」って思ったのが、ボトムアップのヴァラップスイマー。
スイングインパクト ファットとは対照的な縦扁平シャッドテールです。
ボディの横振りは小さく、タイトなロールアクションが凄い!

ノーシンカーはもちろん、ウエイト付きフックやスメルトヘッド(NLW)に付けた時の動きも最高でしたね。
脆いとは聞いていましたが、3匹くらいは釣れるし、頭をカットしてジグのトレーラーにもできるので、釣れっぷりも考慮すると十分許容範囲だと思いました。

しみけん
海で使っても爆釣やろ。
って思ったのは言うまでもありません(笑)
ボトムアップ ヴァラップスイマー 4.2in
さすがアメリカのマネーベイト!

アメリカで大ブレイクして取り合いになっている!
という情報に、ただならぬ説得力を感じて購入した、バークレイのフラットサイドクランク「フリットサイド5」。(名前がややこしい)
タイトなアクション、軽やかな引き抵抗、速巻きでも真っ直ぐ泳ぐ、そしてフラットサイドなのに飛ぶ!
一投しただけでお気に入りに(笑)

そしてすぐに釣果にコミット。さすがはマネーベイト。
12月の爆風の中、フラットサイドで3連発は痺れましたヨ。
これからの低水温期はコイツを投げまくりたいと思います!

しみけん
日本人はフラットサイド嫌いだそうですが、これなら抵抗なく使えるはず!
ただし、入手困難なのが難点。ECは軒並みプレ値です……。
釣れるルアーの共通点とは……

それは、投げている時間が長いこと!
ぶっちゃけ、「A社のクランクか? B社のクランクか?」よりも、時合いと場所を合わせることの方が遥かに重要でしょう。
そのタイミングでしっかり釣り切るには、“迷わず自信を持って投げ切れるルアー”を使うこと。
無駄なことを考える時間が少なくなれば、大切なことを考える時間が増える(=釣れる)はずです。
撮影:TSURI HACK編集部


