ささめ針「ラバーブラクリ」について

ラバーブラクリは、従来のブラクリにラバースカートとネクタイが組み合わさった新感覚のブラクリ。
ウエイトラインナップは、1号(3.8g)〜6号(23g)まで1号刻みであります。

エサを付けなくてもOK! と書いてありますが、はたして本当に釣れるのでしょうか?
日中の穴釣りから、夜釣りまで、エサを付けたり、付けなかったり、様々なシチュエーションで検証してみました。
ラバーブラクリを実際に使ってみた!
検証1日目

今回はなんと3日間に渡り実釣検証。1日目は足元にテトラが沈んでいるポイント。
セッティングは、何も付けない(りゅう)、アオイソメ(ナオサン)、で開始。
りゅうはラバー単体のアピールでロックフィッシュを狙います。
ナオサンはラバーのアピールに加え、寄ってきた魚をイソメで食わせる作戦です。

満遍なくボトムのテトラの隙間を丁寧に打っていきますが……初日はなんと、ノーバイトのボウズ。
ラバーのアピールが強すぎてバイトまで持ち込めないのでは? と半信半疑になりながらも、もう1日試してみることに……。
検証2日目

2日目はポイントをテトラ帯に変更。仕掛けのセッティングは初日と同じです。
テトラの隙間に丁寧に落としていると、待望のアタリが!

良型のドンコが釣れました!
ラバーが大きいので、小物避けにも一役買っているのかも知れませんね。
とりあえず、エサを付けた状態では釣ることができました。
エサが付いていない、りゅうの仕掛けでも丁寧に探っていきます。
諦めかけたその時ッ……

ナイスサイズのムラソイをGET! 本命のロックフィッシュです!
その後も少しやりましたが、2日目はドンコとムラソイの2匹で終了でした。
検証3日目

3日目は、足元にテトラが沈んでいる場所の夜釣りです。
セッティングは、カットカツオ(りゅう)、何も付けない(ナオサン)で開始します。
昼間はあたりも少なく、釣れれば一発大物でしたが、夜はどんな展開になるのでしょうか?
夜も昼間同様に足元のボトム付近を探りながら釣っていきます。
そして開始して数分後……

ドンコが釣れました!
ラバーのアピールで誘ってからの、寄ってきたらカツオでじっくり食わす作戦です。
そしてしばらく時間が空いてからも……

またしてもカツオでドンコが釣れました! やっぱりエサは強いですね。
その後は、エサが付いていない方でも粘りましたが、釣れなかったので今回はこれにて終了!
ラバーブラクリを使ってみた感想
本当にエサを付けなくても釣れた!

ラバーブラクリ単体でも、実際にソイを釣ることができました。
エサが付いていた方が集魚効果は期待できますが、単体でもラバーやネクタイがワームのようにアピールしてくれるので、フィッシュイーターには効果的だなと感じました。
アピール力がすごい!

ラバーの量も多くネクタイも長いので、単体でもかなりボリュームのあるブラクリです。
そのせいか、小物のあたりが少なく、よく言えば小物を躱せる仕掛けでもあります。
大物だけを狙う時や濁っている場面、魚にいち早く気づかせたい場面などではオススメです!
針のサイズが少し小さい気が……

今回はラバーブラクリの2号と3号を使いましたが、ラバーのボリュームに対しての針のサイズが少し小さい気がします。
というのも実釣では魚をバラしてしまう場面が何度かあり、やはりラバースカートのボリュームがフッキングを邪魔しているのではないか? とも考えられました。
ラバースカートがなければ、現状のサイズ感でも問題ないとは思いますが、筆者の個人的な意見としては、もうワンサイズ大きなフックを標準装備して欲しい所です。
アピールしたい場面ではラバーブラクリ!

ラバーの動きて喰いを誘発するラバーブラクリ。
エサを付けても付けなくても釣れるので、穴釣りでロックフィッシュ狙いの方にはぜひオススメの仕掛けです。
アピールしたい場面でぜひ使ってみてください!
それではまた。