オリムピックのコルトが2023年モデルチェンジ
「23コルト」は、2021年の「21コルト」発表からわずか2年でモデルチェンジを果たしたアジングロッド。
軽量化と感度の飛躍的な向上を実現し、繊細なリグを必要とする場面での操作性が高められているとのこと。
生まれ変わったコルトを詳しく紹介して行きます!
23モデルは新リールシート搭載で軽量化・感度アップ
モデルチェンジした「23コルト」の最大の特徴は、新たに採用された独自開発のリールシート。
「21コルト」で確かな実績を誇るスペックは継承しつつ、軽量化しながら強度や弾性を高めたリールシート「OP-1」を搭載。
従来の機能性や使いやすさはそのままに、軽さと感度、操作性アップを実現しています。
独自モデルのカーボンリールシート「OP-01」採用で感度アップ
独自開発のカーボンリールシート「OP-1」は、大胆に肉抜きすることで軽量化を実現。
材質には熱可塑性カーボン「トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610」を採用し、さらなる軽量化と剛性、感度を飛躍的に高めています。
また、ラウンドバッグ形状は手のひらにフィットしやすく、力まなくてもしっかりホールドが可能です。
軽量リグも快適に扱える操作性
ブランクタッチしやすい形状と全体的な軽量化により、繊細なリグも自由自在の操作性。
ブランクマテリアルには独自の高弾性カーボン「ライトウエイトグラファイトクロス」を採用し、軽量化と剛性アップに貢献しています。
さらに感度を数値化した独自テクノロジー「O.S.S.」を採用して高められたフィーリングは、ブランクス性能を追求するオリムピックならではの魅力です。
「21コルト」を継承した多様なラインナップ
23コルトは、21年モデルをほぼ継承した全9種類の機種構成で、新モデル「642L-T」が2023秋に追加される予定です。
また、新リールシート「OP-1」は「572UL-TS」「572UL-HS」「612L-HS」「622UL-HS」「642L-HS」の5種類に搭載されています。
すべての機種に新リールシートが搭載されているわけではないので、「OP-1」を試してみたい方は搭載モデルをチェックして購入しましょう。
「592XUL-HS」には軽量なIPSリールシート、「6102L-HS」「802ML-HS」には軽量・細身なVSSリールシートがダウンロック方式で採用されています。
オリムピック従来のモデルがお好みの方は、「592XUL-HS」「6102L-HS」「802ML-HS」を選んでみても良いでしょう。
23コルトのスペック・ラインナップ
2022年先行発売モデル「802ML-HS」と2023年秋発売予定の「642L-T」を含めて、23コルトは全9種類のラインナップ。
末尾「S」がノーマルソリッド、「HS」がハードソリッド、「TS」がチタンソリッド、「T」がチューブラー。
ハイエンドクラスのアジングロッドに匹敵するスペックでありながら、定価28,000〜30,500円という驚異のコストパフォーマンスを実現しています。
品薄になることも予想されるので、気になるモデルがあれば早めにゲットするのがおすすめです。
23GCORS-572UL-TS〈チタンソリッドティップ〉
先径0.6mmの「極細ショートチタンソリッドティップ」を採用したモデル。
チタンソリッドの特徴を最大限に引き出す先径・長さで、ハイレベルな感度や操作性を融合しています。
魚のアタリや潮流の細かな変化まで、余すことなく伝えてくれる1本です。
オリムピック 23コルト GCORS-572UL-TS〈チタンソリッドティップ〉
全長 | 5ft7in |
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パワー | UL |
アクション | Extra-Fast |
自重 | 48g |
仕舞寸法 | 87.8cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX2.5g |
対応ライン | MAX2lb |
23GCORS-572UL-HS〈ハードソリッドティップ〉
漁港内や常夜灯周りをライトに探りやすいレングス。
先径0.6mmのハードソリッドティップは、1g未満のジグヘッドでも水中の繊細な操作を可能にしています。
パリッとした感度で微細なバイトをキャッチできる、高感度センサーのような感覚が期待できるモデルです。
オリムピック 23コルト GCORS-572UL-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 5ft7in |
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パワー | UL |
アクション | Regular-Fast |
自重 | 52g |
仕舞寸法 | 88.3cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 2g |
対応ライン | MAX2lb |
23GCORS-592XUL-S〈ソリッドティップ〉
アミパターン時に必要とされる感度・操作性と反響感度を追求。
理想的なアクションと感度のバランスで、多様なシチュエーションに対応します。
6ft以下のレングスは操作感度もよく、港湾部での軽量リグも扱いやすいモデルです。
オリムピック 23コルト GCORS-592XUL-S〈ソリッドティップ〉
全長 | 5ft9in |
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パワー | XUL |
アクション | Fast |
自重 | 48g |
仕舞寸法 | 90.3cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 1.5g |
対応ライン | MAX 1.5lb |
23GCORS-612L-HS〈ハードソリッドティップ〉
ビギナーやロッド選びに迷っているアングラーにおすすめのモデル。
感度や操作性のバランスが高く、どの側面から見ても非常に優秀なスペックです。
ジグ単使用をメインとした設計で、攻めのアジングに適しています。
オリムピック 23コルト GCORS-612L-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 6ft1in |
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パワー | L |
アクション | Extra-Fast |
自重 | 53g |
仕舞寸法 | 95.8cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 3g |
対応ライン | MAX 2.5lb |
23GCORS-622UL-HS〈ハードソリッドティップ〉
アミパターン時に求められる荷重感度と操作性を追求しながら、トレードオフとなる反響感度も犠牲にしないバランスの取れた1本。
パリッと感で微細なバイトをキャッチできる、ハードソリットティップを採用しています。
62というレングスは、多様なシーズンやエリアに対応できるモデルです。
オリムピック 23コルト GCORS-622UL-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 6ft2in |
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パワー | UL |
アクション | Fast |
自重 | 53g |
仕舞寸法 | 96.7cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 2g |
対応ライン | MAX 2lb |
23GCORS-642L-HS〈ハードソリッドティップ〉
長すぎず短すぎず、オールラウンドで使いやすいモデル。
最も先調子の「エキストラファーストテーパー設計」で、足元から沖まで幅広く狙いやすくなっています。
ジグヘッドリグはもちろん、スプリットショットリグやキャロライナリグにも対応可能です。
オリムピック 23コルト GCORS-642L-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 6ft4in |
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パワー | L |
アクション | Extra-Fast |
自重 | 55g |
仕舞寸法 | 99.6cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 4g |
対応ライン | MAX 2.5lb |
23GCORS-642L-T(2023年秋発売予定)
2023年秋に発売予定の、極細チューブラーティップを採用したモデル。
反響感度を高めながらも、操作感度を犠牲にしない設計です。
6ft4inのレングスはオールラウンドに活用しやすく、リグ・フィールドへの対応能力の高さは頼れる1本になりそう。
全長 | パワー | アクション | 自重 | 仕舞寸法 | 継本数 | ルアー重量 | 対応ライン |
6ft4in | L | Fast | 55g | 99.5cm | 2本 | MAX4g | MAX2.5lb |
23GCORS-6102L-HS〈ハードソリッドティップ〉
ロングキャストが効いて広範囲を探りやすく、使い勝手がよいモデル。
先径0.7mmという少し太めのハードソリッドティップを搭載し、少し重量のあるジグ単やスプリットショットリグ、キャロライナリグを使ったディープエリアのリフト&フォールを得意としています。
ハリのあるブランクスで、尺超えのアジも余裕のバットパワーです。
オリムピック 23コルト GCORS-6102L-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 6ft10in |
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パワー | L |
アクション | Extra-Fast |
自重 | 56g |
仕舞寸法 | 107cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX 5g |
対応ライン | MAX PE0.3号 |
22GCORS-802ML-HS〈ハードソリッドティップ〉
2022年に先行発売された、はるか沖合を攻めやすいロングレングスモデル。
高感度のハードソリッドティップを搭載することで、沖合でも繊細なアタリを逃しません。強靭なベリーとバットパワーで、大物相手の釣りにも対応可能な1本です。
オリムピック 23コルト GCORS-802ML-HS〈ハードソリッドティップ〉
全長 | 8ft |
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パワー | ML |
アクション | Fast |
自重 | 73g |
仕舞寸法 | 124.5cm |
継本数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX20g |
対応ライン | MAX PE0.6号 |
高次元の感度・操作性を極めたアジングロッド
「21コルト」からわずか2年でモデルチェンジを果たした「23コルト」は、新しく採用されたリールシート「OP-1」が最大の注目ポイント。
高感度と軽量化を実現したリールシートは、繊細なリグの操作を可能にしています。ブランクタッチしやすいラウンドバッグ形状で、微妙なアタリも逃しません。
ハイエンド級のスペックを持ちながら、定価28,000〜30,500円という高いコストパフォーマンスを実現した新作ロッド、早く使ってみたいですね!