21コルトUX 542-ULSをインプレ!
2020年にオリムピックから発売され、「コスパが高い」と話題になっているコルトUX。
21コルトUX 542-ULSのスペックと特徴
Lenght (m) | Power | Action | Weight (g) | Close (cm) | Top Dia (mm) | Section (pcs.) | Lure (g) | Line Fluoro(lb) | Price (JPY) |
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1.63 | UL | Regular-Fast | 55 | 84.5 | 0.7 | 2 | 0-3 | MAX2 | 13,200 |
ショートレングスの接近戦に特化したモデル。漁港内の常夜灯周りを1g未満のジグヘッド単体の使用を目的とした設計。
高い操作性を実現しながらもGCORUS-482UL-HSよりも少しレングスを長く、アクションをマイルドにすることにより汎用性を確保した1本。出典:オリムピック
ガイドにはステンレスフレームSiC-SリングのKガイド。ブランクスにはグラファイトクロスLVが採用されています。
SiC-Sリングは従来のSiCリングよりも薄くて軽量化に貢献。
グラファイトクロスLVは、捻れと潰れに対する剛性バランスを保ちながら、肉薄軽量に設計された素材だそう。
21コルトUX 542-ULSを持って実釣!
さて前置きはこの辺にしておき、早速実釣してその人気の理由を探りたいと思います。
初秋の常夜灯まわりを中心に実釣開始です。
とにかく感度が良い
先ず軽く触ってみて感じたことは“とにかく感度が良い”ということ。
釣りをする前に軽く振ってみた時から、その片鱗は感じていたのですが、実釣であればそれがよりハッキリと感じられます。
小さな変化すらも手元に伝わってくるので、通常のアタリはもちろん、フワッとした食い上げバイトも簡単に取れてしまうのです。
0.2gもストレスなく投げられる
0.2gのジグヘッドがストレスなく投げられます。
軽くキャストしても15mほどは余裕で飛ばせるので、常夜灯まわりのブラインドも攻めることが可能。
感度の良さと軽量のジグヘッドを扱えることで、今まで釣れなかったアジが釣れるようになるのは間違いありません。
ロッドは全体的にシャキッとしており硬めな印象があるのですが、ティップにかけてかなり細くなるソリッドティップなので、軽い力でグッと入ります。
常夜灯まわりで遊ぶには十分すぎる
軽く小一時間ほどでアミを食っていると思われる豆アジがこの通り。軽量ジグヘッドを潮に流して同調させてやることで釣れました。
常夜灯まわりなら大体0.6gあたりを基準に1gぐらいまでを展開していくと面白いアジングができるように感じましたね。
アジング以外にも
常夜灯まわりにはアジ以外にも魚が豊富。更に軽いジグヘッドが使えるなら釣れる魚も必然的に増えます。
0.8gのジグヘッドにイワシを食いにきていたメッキがヒット。
流れてくるアミを食いに表層ボイルしていたヒラセイゴには0.2gのジグヘッドをフワフワと漂わせて。
バット自体はパワーがあるので、これぐらいの魚であれば全く問題なく寄せることができます。
日中には底に沈んでいるアジを狙ってみると底に着く前にカマスが入れ食いに(笑)
カマスのあたりは「カンッ!」と明確に出ます。これはこれで楽しすぎです。
1万円台前半でこの感度とは驚きです!
コスパが良いと噂のコルトUXでしたが、まさか1万円台前半で、ここまで本格的にアジングを楽しめるとは驚きでした。
今回、僕が選んだモデルは常夜灯まわりを攻めるのに特化したモデルです。
5ft台のジグ単専用竿をお探しの方(より軽量ジグヘッドの存在感を感じ取りたい方)には、お勧めできる番手かと思います。
オリムピック 21GCORUS-542UL-S
全長 | 1.63m |
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パワー | UL |
アクション | レビュラーファースト |
自重 | 55g |
仕舞寸法 | 84.5cm |
ルアー重量 | 0-3g |
適合ライン | MAX3lb |