メタニウムに100番スプールモデル追加!選択肢が拡大!
2020年にニューモデルが発表されたシマノのメタニウム。軽さと高い操作性によって、多くのアングラーから支持されているベイトリールです。
「これひとつでなんでもできるのでは?」と思わせてくれるリールですが、太糸を好むアングラーには糸巻き量が少々物足りないという事実もありました。
そんな思いに応え、よりラインを巻くことができる100番スプール搭載モデルが追加。メタニウムのおさらいとともに特徴を確認していきましょう!
ラインキャパシティが増え、真のバーサタイルベイトリールに
100番モデルのコンセプトは、ストロングバーサタイル。カバーを果敢に攻めるとき、ビッグベイトを扱うとき、ヘビキャロで遠投するときなどは、やはり太糸の出番です。
持ち前のバーサタイル性能をそのまま活かしつつ、少し太いラインを巻きたいと考えているアングラーにぴったりです。
100番スプールは、14lb-100mのラインキャパシティ
20メタニウム | 23メタニウム100 | 22バンタム | |
自重 | 175g | 175g | 220g |
糸巻量 | 70番ラインキャパシティ (12lb-100m) | 100番ラインキャパシティ (14lb-100m) | 150番ラインキャパシティ (16lb-100m) |
コンセプト | バーサタイル | ストロングバーサタイル | ストロング&巻物 |
従来のスプールは、12lb-100mの70番スプールでしたが、今回登場する100番スプールは、14lb-100mのラインキャパシティ。
複数のタックルを持ち運べれば問題ないのですが、おかっぱりで『今日は少し強めのセッティングにしたい』と思ったときに、心強い味方になってくれるはず。16lbでも85m巻けるスペックです。
なお自重は変わらずで、どちらのモデルも175gと軽さが際立っていますね。
マグナムライトスプールIIIの特徴をおさらい
マグナムライトスプールIIIは、耐久性を損なうことなく厚みを抑えることで、従来を上回る低慣性化を実現。
軽やかな立ち上がりと伸びが特徴で軽快なキャストフィールが得られるスプールで、メタニウムのバーサタイル性能を向上させている最大の要因です。
とくにライトリグを扱う際に分かりやすく、巻きも撃ちも、どんなシーンにも対応できるスプールです。
高い剛性感を誇る、一体成型金属ボディ
メタニウムは、レベルワインドプロテクターとサイドプレートを一体成型することで、優れた剛性を実現。
巻き上げに負荷が掛かるような釣りや大物とのやり取りをしてもボディの歪みが発生しづらく、安定した巻き心地が続きます。
ほかにも、マイクロモジュールギアやSVSインフィニティなどの技術がふんだんに盛り込まれ、完成度が高いリールです。
メタニウムのスペック・ラインナップ
今回追加された100番モデルには、HGとXGのギア比がラインナップされています。
どちらのギア比も従来モデルと同じ巻上長なので、フィーリングが変わらずに使用できます。メタニウムで複数台揃えたいアングラーにはうれしいポイントですね。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール径(mm)/幅(mm) | ナイロン糸巻量(号-m) | 最大巻上長(cm) | ベアリング数BB/ローラー | 本体価格(円) |
100HG | 7.1 | 5 | 175 | 34/19 | 12-120、14-100、16-85、20-70 | 76 | 10/1 | 48,200 |
101HG | 7.8 | 5 | 175 | 34/19 | 12-120、14-100、16-85、20-70 | 76 | 10/1 | 48,200 |
100XG | 7.8 | 5 | 175 | 34/19 | 12-120、14-100、16-85、20-70 | 86 | 10/1 | 48,200 |
101XG | 7.8 | 5 | 175 | 34/19 | 12-120、14-100、16-85、20-70 | 86 | 10/1 | 48,200 |
よりバーサタイルになったメタニウム!
ラインキャパシティが拡大したモデルが追加されたことにより、アングラーの選択肢も増え、よりバーサタイルになったといえるメタニウム。
パワー系オールラウンダーの方に、ぜひ選んでもらいたいリールです。強さと軽さと気持ちよさを兼ね備えた23メタニウムを使ってみましょう!