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ジャンプライズのサーフェスウイング

サーフェスウイングを実釣インプレ!遠投性能&食わせる力が最高レベル

サーフェスウイングはジャンプライズが発売するフローティングミノー。数多くの名作ルアーを送り出したジャンプライズにおいて、スタンダードミノーと位置付けられるルアーです。そんなサーフェスウイングの147Fと95Fをインプレします。

目次

アイキャッチ画像提供:六畳一間の狼 SUU

サーフェスウイングが優秀すぎる

サーフェスウイングで釣ったクロダイ

ジャンプライズといえば、外洋系の釣りにめっぽう強いメーカー。

ロウディやかっ飛び棒、ぶっ飛び君といった名作ルアーを世に送り出してきました。

そんなジャンプライズ製ルアーの中で、個人的に大好きなのがサーフェスウイングなんです!

ジャンプライズのスタンダードミノー

サーフェスウイング

ジャンプライズから発売されているルアーの中でも、“スタンダードミノー”と位置付けられているのがサーフェスウイングシリーズ。

ロウディより潜航レンジが浅く、1m以浅のレンジを泳ぐミノーです。

サーフェスウイングは95F・120F・147Fの3種類がラインナップされていて、それぞれ潜行レンジにも違いがあります。

とくに147&95がお気に入り

サーフェスウイング95Fと147F

シリーズの中でもとくにお気に入りなのが、147Fと95F!

今回はそんなサーフェスウイング147Fと95Fを詳しくインプレッションします。

サーフェスウイング147Fをインプレ

とにかく飛ぶ

遠投

147Fの素晴らしい点は、とにかくぶっ飛ぶということ。

飛行姿勢が抜群に良く、綺麗にスパーンと飛んでいってくれます。

サーフェスウイング147Fの飛距離

飛距離を計測してみたところ、平均で73.3m、最大78mを記録!

10ftのロッドにPEライン1.0号、そこまでパワーのないぼくがキャストしてこの結果です。

もっとパワーのある方なら80mオーバーの飛距離を出せるかもしれません。

引き抵抗が軽い

サーフフィッシング

引き抵抗はかなり軽い部類のミノーだと感じています。

ロッドティップまでブリブリと伝えるような動きではなく、スルスルと水を受け流すような動きです。

ちなみに、147Fの潜行レンジは60〜80cmほどです。

ローリング強めのナチュラルタイトアクション

アクションは、ローリング主体のウォブンロールアクション

テールの振り幅はあまり大きくなく、ボディが左右に倒れ込むようなローリングアクションが目立ちます。

かなり食わせる力が強いアクションだと感じています。

千鳥アクションが入る

さらに、時折フラっとバランスを崩すような、千鳥アクションが入るのも魅力。

流れの変化に差し掛かった時、オートマチックに動きに変化が生まれるのは“釣れるルアー”に共通する要素です。

パイロッドルアーとして優秀

サーフェスウイング147F

サーフェイスウイング147Fはパイロットルアーとしてかなり優秀だと思っています。

高い遠投性能と派手すぎない動きは、その日の釣り場の状況を判断するにはもってこい。

釣り場に着いたらまず1投目に投げたいミノーです。

なぜかアタリが集中したことがある

サーフェスウイング147Fで釣ったカンパチ

以前サーフで小型の青物が釣れていた時のこと。

サーフェスウイング147Fにだけアタリが極端に集中したことがありました。

同じようなレンジを泳ぐミノーやまったく違う系統のミノーも試しましたが、何故かサーフェスウイング147Fだけが抜群に釣れたんです。

いろいろ試して検証したものの、ハッキリとした理由は分かりませんでしたが、この時に「このミノーは何かある」と確信しました。

サーフェスウイング95Fをインプレ

95mmとは思えぬ飛距離

サーフェスウイング95Fの飛距離

147Fと同じく、95Fも95mmとは思えぬ抜群の遠投性能を誇ります。

飛距離を計測してみると、平均で65.3m、最大で69mを記録!

10cmクラスのフローティングミノーでこの飛距離は、とんでもない記録です。

タイトなウォブンロール

アクションはタイトなウォブンロールで、ロール7に対してウォブル3くらいの割合です。

ローリング主体のアクションはシリーズに共通しているのでしょう。

潜行レンジは147Fよりも浅く、30〜60cmの水深を泳ぎます。

千鳥アクションがすごい

147Fと同様に95Fにもバランスを崩すような千鳥アクションが入ります。

しかも、147Fよりもさらにハッキリとした、横にスライドするようなイレギュラーアクションです。

この動きを始めてみた時、「こんなん釣れるに決まってるでしょ!」ってめちゃくちゃ衝撃を受けました。

ジャーキングもグッド

95Fはジャーキングでのキレキレなダートアクションも素晴らしいですね。

軽い力でティップを弾くようにアクションさせると、スルッと左右にダートしてくれます。

ここぞという所でジャーク一発で食わせる! なんて技も有効です。

小さいのにボディ強度が高い

サーフェスウイング95Fのエイト管

10cmクラスのミノーでは珍しい、肉厚なボディと極太のエイト管を備えています。

磯や岩場で釣り上げた魚がバタバタと暴れた時に壊れにくいよう、強度に余裕を持たせているようです。

外洋のルアーゲームに特化したジャンプライズならではの配慮ですね!

こだわりの浮力設定

サーフェスウイング95Fで釣ったクロダイ

これはシリーズに共通していることなのですが、塩分濃度が高いエリアでギリギリフローティングになるよう設計されているみたいです。

そのため、塩分濃度が低い湾奥などではシンキングになってしまうこともあるのだとか。それほどまでのギリギリなセッティングにこだわりを感じます。

塩分濃度が低い場所で使う場合は、フックサイズを下げるとフローティングに調整できますよ。

遠投性能&食わせる力がスゴイ!

ジャンプライズのサーフェスウイング

まとめると、サーフェスウイングは高い遠投性能と食わせる力を兼ね備えた超優秀ルアーです。

磯やサーフのイメージが強いと思いますが、河川や湾奥でもしっかり活躍してくれます。

一度使ったら手放せなくなるルアーですよ!

画像提供:六畳一間の狼 SUU

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