業界初のニオイがするオモリ
日々釣れるアイテムはないかと釣具探訪が日課のTSURIHACKイシカワ&怪魚ハンター山根さん。
またまた面白いアイテムを発見しました。
なんと業界初というニオイがするオモリです。どのようなアイテムなのかチェックしていきましょう。
ニオイ付きオモリ『エフシンカー』の特徴
F&N Laboから発売されているF-SINKER(エフシンカー)というニオイ付きオモリ。
金属製品などを窒素処理加工する東海イオン株式会社が作っているそうです。
エフシンカーの特徴は、シンカーに浸透した成分が水中でニオイを拡散。集魚力を発揮し捕食を促進するというもの。さらに鉄製なので自然に還るエコなシンカーなんだそう。
釣りの補助的アイテムで使うのがメーカー推奨ですが、シンカー単体でも釣れるとのこと。一番の特徴であるオモリのニオイはどうなのでしょうか。早速アイテムを開封していきます。
気になるニオイは?
気になるニオイはバス用ワームにニンニクをいれたような匂いで「うわっ臭い!」となるような匂いではありません。
シンカーにはニオイの成分がたっぷりと付いていますが、水中での持続効果が気になります。
海用と淡水用でそれぞれニオイ成分が異なり、ニンニクをベースに海用には魚、淡水用にはエビのニオイ成分を独自配合。
シンカー形状はバレット型・丸型の2タイプ、重さはライトゲームロッドで使いやすい3.5g・5g・7gで展開されています。
エフシンカーを実釣インプレ
まずはオモリに付いたニオイの効果で実際釣れるのか、オモリと針だけで釣るべく仕掛けを作ります。
イシカワは丸型オモリを、山根さんはバレットシンカーを針の下につけた仕掛けで様子をみることに。
オモリの動きに反応はあるものの、魚はなかなか口を使ってくれません。ただ30分経ってもニオイはばっちり残っています。
流れ込みをチェックするとムツがヒット! オモリだけの仕掛けに釣れてくれました。ニオイ付きオモリの集魚効果は間違いないようです。
続いてニオイ付きオモリのブラクリ風仕掛けで穴釣りにチャレンジ。ニオイ付きワーム代表のガルプをエサ代わりにつけてみます。
穴を狙うと早速ヒット、ブラクリ作戦は見事成功です!
その後もニオイ付きオモリ&ブラクリ仕掛けがはまり、時間いっぱいまで穴釣りを楽しむ2人なのでした。
釣り人のやる気もUPなエフシンカー
オモリへのアタリと思われる乗らないアタリも多く、1日の釣りを通してニオイ付きオモリの効果を体感できました。
ニオイの持続性が長く集魚力は高いと思います。オモリに付いたニオイのおかげで、魚が釣れるかもという気にさせてくれる精神衛生上にもよいアイテム。
さらに鉄なので環境にいいというのも、このご時世に高評価なポイントですね。
ひとつだけ注意すべき点が。シンカーの穴が大きく細いラインだと傷がつきやすいので、パイプやゴム管などを通したほうが、ラインダメージは少なくなりそうですね。
オモリにニオイをつけるという業界初のオモリ、エフシンカー。ブラクリ仕掛けのほか、大きいワームでハタ狙いにも使ってみたいアイテムでした。