ライトタックルで狙うカサゴが面白い!
冬真っ只中。狙える魚も絞られてきて、冬の釣りは難しいと言われがちです。
その中でも、安定して釣ることができ、釣り人の癒しとなってくれるロックフィッシュがいるのはご存知ですか?
それはズバリ、カサゴ。スーパーでもよく見るポピュラーなお魚です。
準備するタックル
まずは、おすすめのタックルを説明します。
ロッド
スミス ダークシャドゥ TZ DSTZ-73
適合ルアー:1〜7g
ライン:0.1〜0.4PE
自重:81g
仕舞:114.5cm(2ピース)
普段アジングやメバリングで使用しているような、ライトタックル用のもので狙えます。
お持ちでいない方は、エリアトラウト用のロッドでも代用可能。
足元を狙う際は、短めの方がやりやすいと思います。
リール
シマノ 17 ソアレCI4+ 2000SHG
ギア比:4.3
最大ドラグ力:3kg
フロロ糸巻量:2lb-170m
PE糸巻量:0.6号-140m
巻き取り長さ:57cm
ベアリング数:9/1
リールは2000番前後がオススメです。
軽い方が疲れにくく、お子様や女性の方でも扱いやすいです。
ライン
サンライン ソルティメイト スモールゲームFC II 3LB
PEでも構いませんが、岩の隙間を狙う釣りは根掛かりも多め。
リーダーの結び直しのことを考えるとフロロラインの方が楽だと思います。
その場合、3〜4lbがおすすめ。
ルアー
スミス ジグヘッド タケちゃん
ジグヘッドは1~3g前後。
あまり重すぎると根掛かりしてしまうので、軽めのジグヘッドがオススメです。
スミス スクリューテールグラブ
ワームは、いつも1.2~1.5inを使用しています。
ボトムを狙う場合、どうしても根掛かりも多くなってしまうので、多めに用意しておいた方が良いです。
シーズン&時間帯
年中狙える
カサゴの魅力は、年中狙える魚だということ。
釣り物が少なくなる冬でも比較的安定して釣れます。
日中も
カサゴは、夜になると行動範囲を広げますが、日中でも狙うことができます。
日中は、ボトムやストラクチャーにタイトについていることが多いです。
魚がいるポイント
①ストラクチャー(岩など)があるところ
海底の岩穴や岩礁帯のへこみ、テトラなどに張り付いています。
カサゴは根魚なので、ボトムにいることが多いです。
②堤防の際(足元)←おすすめ!!
足元の際に牡蠣殻が付いていたら高確率!
意外と見落としがちですが、わたし的にオススメの好ポイント。
際に落としてアクションさせるとすごい勢いて飛び出してきます。
際を狙う場合はボトムではなく、表層・中層の牡蠣殻の隙間にカサゴが潜んでいることが多いです。
レンジを変えたとたんに連発!なんて言うことも多々ありますのでいろいろ探ってみてください。
釣り方 〜ストラクチャーがある場所〜
軽いジグヘッドを使って釣りするので、風が弱い日や潮の流れが緩やかな時の方がやりやすいです。
まずはボトムまでゆっくりと落とします。そしてその場でゆっくりシェイク。
ズル引きしちゃうと根掛かりするので、チョンチョンと跳ね上げるイメージで探っていきます。
ヒットした時の注意点
ボトム付近を狙ってバイトがあると、そのまま岩の隙間に入って行こうとするので、一気に竿を立ててストラクチャーから引き剥がしてください。
釣り方 〜堤防の際〜
こちらはとても簡単。足元にワームを落とすだけ! です。
フォール中に飛び出してくるので、サイトフィッシングとしても楽しめます。
表層・中層に見える牡蠣殻をできるだけタイトに狙ってみてください。
軽いジグヘッドというのがポイントで、経験上ふわ〜っと落ちていくジグヘッドの方が好確率で食ってきます。
ヒットした時の注意点
油断していると牡蠣殻で一瞬で切られるので、ロッドを前に出し岸際から引き剥がしましょう。
竿を立てるのはNG。牡蠣殻に擦れてラインブレイクします。
際を狙う場合はおもにサイトフィッシングになりますが、見ているとすごい勢いで飛び出してきてワームを咥えた瞬間すごい速さで戻っていくのがわかります。
年中手軽に楽しめるターゲット
一般的に真冬は釣りのオフシーズンですが、釣れる魚はいます。
この釣りは手軽にできますが、釣り上げるまで気を抜けなくてとても面白くエキサイティング!
時にはカサゴだけじゃなく、オオモンハタやキジハタなどレアな魚が釣れちゃうことも!
編集部よりお願い
カサゴは定着性かつ、成長が遅い魚です。
必要以上にキープするのは避け、小さい魚や抱卵している魚はできる限りリリース頂けると嬉しいです。
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