放置やノーアクションでバスが釣れる3つの理由【プロガイド直伝】

2022/02/24 更新

バスがルアーを食べたくなるようにアクションさせる。バスフィッシングの醍醐味ですよね。ところが放置やI字形などのように動かない、動かさない”ノーアクション”のほうが釣れるということが度々起こります。今回はそんなノーアクションの釣りについて考察していきます。

制作者

ビックリマン高田

琵琶湖のバスフィッシングガイドと海外遠征釣行プロガイドをやっております。バスフィッシングを中心に怪魚やソルトまでなんでも好きです。トランスセンデンスプロスタッフ/HIDEUPフィールドスタッフ。

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放置やノーアクション(控えめアクション)で何故釣れる!?


バス釣りに限らず、ルアーフィッシングの基本である“アクション”。

「どんなアクションで釣れたの?」

「シェイクをし続けたら食ってきたよ」

バスフィッシングをしていると自然とこのような会話が生まれます。

アクションとはルアーをどうやって動かすか。つまり魚をどうやって誘うかということ。

バスがルアーを食べたくなるようにアクションさせる。バスフィッシングの醍醐味ですよね。

その一方で……


「放置の方が釣れる」

「アクションしないただの棒引きがやたら釣れる」

……といった声もよく聞きますし、ワームを放置する釣りはもはや定番ですよね。

近年ではI字形を筆頭に巻いても動かないルアーがブームにもなっています。

高田
なぜ放置やノーアクションが有効なのか!?

改めてその理由を考察し、それぞれの理由にマッチしたノーアクションルアーを解説していきます。

自然の力で動いている


水の中(自然)には意外にも様々な力(流れ・水圧・重力)が働いています。

自分でアクションを加えていなくても、その様々な力がルアーを動かしている

ノーアクションと思いきや、ルアーが勝手にアクションしているというのが釣れる理由のひとつです。

ソルトインワームの放置


水よりも少し比重の重いソルトインワーム。急速にではなく、ゆっくりと落下して(沈んで)いきますよね。

また、ボトムは平坦なところばかりではありません。ワームは着底した後も、その傾斜や起伏によってゆっくりと転がっていきますよね。

時にはウィードの中、時には岩の隙間へと転げ落ち、バスを誘い続けてくれます。

水流によってもその身やパーツが絶妙に揺らぐので、文字通り“自然”が“ナチュラル”なアクションを生み出してくれているのです。

小話:ノンソルトのワームは動かしてなんぼ

では、ノンソルト(塩なし)ワームはではどうなのか? 結論から言うとノンソルトワームはノーアクションの釣りには向いていません

比重の低いノンソルトワーム。水圧がかかった状況においては、ソルトインワームのような動き出ずらいのです。

逆に、ノンソルトワームが生きるのはアクションを加えた時。とくにシェイクやトゥイッチなどは、比重が高くない分、アクションに対して素直に反応し、よりフワフワとした動きが可能になります。

 




バスから見ればリアルに見える


ただ巻きをしてもブルブルしたり、バタバタしない(派手に動かない)ルアーは人間から見るとノーアクションのルアーと見られがち。

ですが、本物のベイトでバタバタしたりブルブルしたりして泳ぐ小魚は殆どいません。

むしろスーッと泳ぐ控え目なアクションや、放置ほうが本物のベイトフィッシュの動きに見えることも多々あります。

I字引き


I字形は、ノーアクションで泳いでくるルアーの代表格。ブルブルもせず、ただまっすぐ泳いでくるだけですが、バスは時として強烈な反応を示してくれます。

I字形でただ巻きをすると、ヘッドがV字の波紋を作り出します。ルアー本体は動いていなくとも、バスから見ればそのV字の波紋がとてもリアルなベイトの動きに見えているのでしょう。

マイクロプラグの水面放置


筆者ホームの琵琶湖ではワカサギパターンの1つに、瀕死のワカサギをマイクロプラグの放置でイミテートするというメソッドがあります。

もちろん死にかけのベイトはほとんど動きません。アクションを入れないほうがリアルに見えるケースがある。

その事を頭に入れておくだけでも“アクション”に対する考え方の幅が広がります。


そこにあるだけでイライラする


アクションはしなくてもルアーの存在感だけでイライラさせてしまうというパターンもあります。

水面でも中層でもボトムでも、そこにあり続けるだけでバスの威嚇などの本能を刺激。

ボリューミーで比較的存在感のあるルアーがこのケースに当てはまることが多いです。

ビッグベイト


ビッグベイトは、放置しているだけでもバスをイライラさせる代表格のルアー。

ボトムステイやデッドスティッキング、中層サスペンドなど、ノーアクションでもバスを反応させられのは“存在感がある”からこそ。

また大きなボディ+ジョイントは流れの影響を受けやすく、勝手に動きやすいルアーでもあります。

奥の深いノーアクションの世界


ノーアクション。釣れる理由がわかれば実践してみたいと思えてきませんか?

もちろん、なんでもかんでもノーアクションが良いわけではありません。

動かす事で、アクションを入れる事で活きてくるルアーの存在も忘れずに……

高田
“動かさない事で活きてくるルアー”について、改めて考えてみてください。

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