サゴシゲームが楽しい
引きも強く、味も非常に美味しい『サゴシ』。
大型サイズの「サワラ」はなかなかオカッパリからは狙いづらいのですが、中型サイズである「サゴシ」はオカッパリからも狙えるターゲットです。
今回はそんなサゴシの簡単な釣り方をご紹介していきます。手持ちのタックルでも楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。
50~60cmクラスが多く、非常に楽しい釣りものですよ。冬は脂がのっていて非常に美味しいので、寒い時期にぜひチャレンジを!
サゴシ釣りの基本(タックル、ポイント)
使用する主なルアーは、20g〜40g程度のメタルジグです。
ライトショアジギングタックルがベストです。はじめはエギングやシーバスタックルを代用していただいても問題ありません。
ラインシステムは、PEの0.8〜1号前後で十分にキャッチできます。
ただしサゴシは歯が鋭いため、リーダーだけは少し太めにしましょう。20lb程度のフロロカーボンリーダーがおすすめです。
ただし喰いが落ちてしまうことも多いので、個人的にはあまりオススメできません。
サゴシは回遊魚のため、小魚を追いかけて回遊している魚です。
サゴシ自体はとくに決まった場所に居ることはないですが、餌となる小魚は習性的に同じ場所で回遊することが多いです。
そのため、1度群れを見つけられたら同じエリアで釣れる場合が多いですね。
カモメを探してランガンするのも大切ですね!
時間帯
基本的に朝マズメと夕マズメは、圧倒的に釣れやすいので積極的に狙いましょう。
夜のうちに浅場に入ったベイトが一斉に沖に出ていこうとします。そのタイミングを狙って、サゴシも捕食活動を行なっているのです。
これで攻略できる!サゴシの狙い方
サゴシはメタルジグで狙うことが多いです。
ただし「サゴシカッター」と異名がつくほど、鋭い歯を持つサゴシ。やり方を間違えると、糸がすぐに切られてしまうので、以降でご紹介するコツを参考に狙ってみてください。
ボイルがあったらタダ巻き
活性が高ければ、ジグをシャクらなくても簡単に喰ってきます。
ボイルなどがあった場合は、ボイルした場所を通すようにただ巻きで狙っていきましょう。
しゃくり過ぎないジャークがキモ
ボイルがないときや活性の低い日中などは、ジャークをしてアピールさせるのも有効です。
シャクるときは、軽くロッドで煽る程度の加減を意識しましょう。
シャクり過ぎるとジグが左右に跳ねすぎてしまうため、リーダーを噛まれてしまい切られてしまいます。
フォールを上手く使う
サゴシやサワラは、フォールの動きに非常に反応が良いです。
ジャークした後、弱った小魚を演出するように、少し落とすようにしましょう。
このフォールが、サゴシを釣る時に大切な喰わせの間になります。
ブレードジグが効く!
近年各メーカーから多く出たブレードジグ。
ブレードのキラキラがサゴシに効くようで、活性に関わらずキャッチ率が高いです。
さらにブレードの効果で、ジャークした際の動きも抑えられます。そのため、ジグが切られることが少ないので、非常にオススメです。
おすすめルアー
いくら気を付けていても、ジグが切られることは避けられません。
ですので、比較的安めのジグを扱うのがオススメです。
ジャックアイ マキマキ
筆者のオススメはジャックアイマキマキです。
ブレードが付くと巻き抵抗が重くなったり飛距離が落ちたりしがちですが、比較的そういったトラブルもありません。
サゴシ釣りへ行く際には、必ず持っていくほどの信頼感がありますよ!
手持ちのジグをカスタムしてもOK
手持ちのメタルジグをカスタムするのもOKです。
ブレードの付け方は、スイベル型サルカンとスプリットリング、ブレードの組み合わせ。
もしくはカルティバから発売されているマスクドスピンを用いて、トレブルフックにブレードをつけるのもオススメ。
自分の好みにあるブレードカスタムを見つけるのも楽しいですよ。
手軽に青物狙ってみよう!
岸から狙えて引き味も楽しく食べても美味しい「サゴシ」
専用タックルなんかも必要なく、釣り方も難しくないので初心者の方にも非常にオススメの釣りです。
釣りのものが少ない初冬にも狙える好ターゲットなので、ぜひ狙ってみてください。