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【デイゲームはコアマン“アイアンプレート”が最強】名作鉄板バイブIPシリーズをインプレ

『コアマン アイアンプレートSC』。「巻くだけで釣れる」とよく言いますが、“その言葉がここまで当てはまるルアー”はそうありません。
今回は筆者のインプレッションを紹介。なぜそこまで釣れるのか、その秘密に迫ります。

目次

記事内画像・文:ちゃったTV なおと

デイゲーム最強の鉄板バイブ

『コアマン アイアンプレートSC』。

「巻くだけで釣れる」とよく言いますが、“その言葉がここまで当てはまるルアー”はそうありません。

本当に巻くだけで、当たり前のようにシーバスを連れてきてくれます。

なおと
デイゲームで圧倒的な釣果を叩き出してくれるアイアンプレートSC。

今回はなぜそこまで釣れるのか、その秘密に迫ります。

ラインナップ

製品名全長(mm)自重(g)フックサイズ本体価格(円)
IP-13 IRONPLATE SC6013フックラボ シルバークロー #41,400
IP-18 IRONPLATE RAREMETAL SC7518フックラボ シルバークロー #21,400
IP-26 IRONPLATE SC7526フックラボ シルバークロー #21,400

全3種類。IP-18とIP-26は同じ全長ですが、自重が異なります。

また過去のアイアンプレートシリーズでは、トレブルフックを採用していましたが、シングルフックに仕様が変わりました。これにより空気抵抗が減り、飛行姿勢が安定。さらにバラし率も格段に下がったようです。

他に「IP-25 IRONPLATE HIGH&LOW SC」というテールにフェザーフックを搭載したモデルもあります。

寄せて食わせる「アピール力」の秘密

他の鉄板バイブレーションで釣れないけど、アイアンプレートは釣れる。

今までそんな体験を何度もしてきました。その秘密は「アピール力」にあるのではないかと思っています。

強波動

ABSや樹脂バイブレーションの細かい波動とは異なり、アイアンプレートは強めの波動を出せるルアーです。

ルアー周辺の水を撹拌し、周囲のシーバスへ強烈にアピール。半強制的にシーバスの捕食スイッチを入れてくれそうな印象ですね。

なおと
フラついているシーバスの近くに投げて巻くだけで、いきなり襲いかかってくるが何度もありました!

強烈なフラッシング

強い波動に加え、強烈なフラッシングも魅力のひとつ。

ワイドなボディを左右に振り、光を反射させます。少し遠いところにいるシーバスにも気づかせることが可能でしょう。

使い勝手も良い

軽快な巻心地

鉄板バイブレーションの巻き抵抗は、強すぎると巻きづらいですし、弱すぎると情報が少なくなってしまいます。

アイアンプレートシリーズの巻き抵抗は、重すぎず軽すぎない程度で、まさにちょうど良いです。

流の変化を捉えやすく、巻いていてまったく疲れません。

圧倒的飛距離

同じ重さ程度のルアーと比較しても、安定して遠くに飛ばすことができます。

プレートが鉄で、ウエイト部分(腹部)が鉛のルアーの中では、トップクラスの飛距離ではないでしょうか。

なおと
最大飛距離が出せることよりも、安定して飛ぶところが気に入っています。

何度もキャストして広範囲に探るデイゲームの釣り。安定した飛距離を出し続けられるか否かが、釣果を左右するためです。

シングルフックでバレづらい

初期の頃はトリプルフックでしたが、現在はシングルフックが純正で搭載されているアイアンプレート。

自重が重い鉄板バイブレーションは、魚が掛かった後のエラ洗いの際に、慣性力が働いてフックが外れやすくなります。

シングルフックは、フッキング時にしっかりと刺さるため、1度掛かってしまえばバレにくいのです。

なおと
「シングルフック=フックアップ率が下がる」というイメージも。

しかしながら、実際に使用している限りフックアップ率が下がった印象はありませんでした。

むしろキャッチ率は、格段に上がった印象です。

コレを意識するとさらに釣れる!

アイアンプレートは「投げて巻く」だけでも、十分な実釣性能を発揮してくれます。

ただし投げて巻くだけでは、なかなか釣れないシチュエーションも少なからずあるはず。

最後にそんな時に試してほしい使い方をいくつかご紹介していきますね。

「スロー巻き」から「高速巻き」

巻き速度の変化で食わせる手法です。

スロー巻きで気づかせて、高速巻きでリアクションバイトを拾う釣り方です。ぜひ試してみてください。

渋い日に有効です。普通に巻いても口を使ってくれない時には、このように速度変化を与えると反応してくれることがあります。

「高速巻き」から「スロー巻き」

先ほどとは反対のパターンです。

高速巻きで強烈な波動と強いフラッシングを発生させ、周囲のシーバスを気づかせます。

そこから、捕食しやすいスピードに落としていくイメージです。

リーリング中にジャーク

リーリング中にジャークを入れるのも効果的。

一瞬抜ける動きが出せるので、食わせの間を作ることができます。

強いジャークを入れるとフックと絡むことがあるので、少しロッドを煽る程度が良いですね。

細めのリーダーを使う

出典:Amazon

アイアンプレートを使う場合、リーダーはフロロを使用して、細めにするのがベストです。

理想は14lb前後のリーダーを使いましょう。20lbや30lbで釣れる時は釣れますが、ルアーの動きをより良くするなら20lb以内で抑えるようにしています。

小さめのワイドスナップ

スナップも大切です。

よりルアーの自由度を高めるために、ルアー側がワイドになっているものが良いです。

筆者はエバーグリーンのワイドスナップを使用しています。

鉄板で迷ったらアイアンプレート

アイアンプレートは。必ず一個は持っておきたいと断言できるほど、実釣性能を秘めたルアーです。

「どの鉄板バイブレーションを使えば良いのだろう」と迷った時は、ぜひアイアンプレートを使ってみてください。

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