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SenseS“インパクトバー”

SenseS“インパクトバー”をインプレ!シーバス用バイブレーションならコレがやばい

シーバス用に販売している「SenseS インパクトバー」という鉄板バイブレーション。一見、ほかとわからない鉄板バイブレーションに見えますが……。チタンプレート搭載のキレキレの動きに加え、不意に出る千鳥アクションが凄まじいこのルアー。今回はインプレとよく釣れる使い方をまとめていきたいと思います。

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目次

記事内画像・文:ちゃったTV なおと

千鳥アクションがやばい!“インパクトバー”をインプレ

SenseS“インパクトバー”

今回紹介したいのは「SenseS インパクトバー」というシーバス用鉄板バイブレーション。

サイズ展開は、72mm(25g)と61mm(15g)の2種類。

チタンプレート搭載のキレキレの動きに加え、不意に出る千鳥アクションが凄まじいこのルアー。

めちゃくちゃ釣れるので、このインプレを参考にぜひ使って見てください。

チタンプレート搭載

チタンプレート搭載

大まかに分けるとプレート部分(青色)がチタン素材。ボディー前方下部にあるウェイト部分(赤色)が鉛素材を用いています。

通常の鉄板バイブレーションは、プレート部分が鉄、ウェイト部分が鉛ですよね。

この違いが様々な要素の影響をもたらします。

鉄板とチタンの差

鉄板とチタンの差

鉛(比重11.3)や鉄(比重7.8)と比較すると、チタン素材(比重4.5)の方が軽いのです。

つまり、プレート部分とウェイト部分の比重差が大きくなるため、重心が腹側になります。

これにより様々な恩恵が得られるのです。

重心の位置によるメリット

キャスタビリティ

キャスタビリティ

ルアーがラインを引っ張るようにして、飛んでいきます。

腹側に重心があることで、キャスト時に回転せず、安定して飛距離を出すことが可能です。

安定して投げられるということは、橋脚の際のようなピンスポットを狙ったキャストも非常にやりやすくなります。

フック絡み

フック絡み

鉄板バイブならでは、フックがらみなどのトラブルも少ないのもメリット。

遠くまで飛ばしていたときに、これが起きた時は発狂もの……。こういう些細なトラブルが起きにくいことは、非常に重要です。

これで一瞬の時合を逃すことなく、キャストをし続けることが可能になるはず。

千鳥アクションが神ってる

一瞬の食わせの間を与えてくれるようなアクションが、自発的に出てくれることも大切な要素だと思っています。

これを出しやすいのが、インパクトバーの良さなのです。

なおと
千鳥アクションとは、ルアーが一定で泳いでいる最中にフラッと姿勢を崩し、左右や上下に不規則な動きをすることです。

リトリーブ時

リトリーブ

ただ巻きしていると、たまに動きが一瞬だけ破綻するのがわかります。

左右に水流を逃しながら泳ぐバイブレーションは、そのリズムが狂うと一瞬泳がなくなるのです。

この抜けるような動きが、シーバスのスイッチを入れ、食わせの間となるのです。

ただ巻きで使える

ただ巻き

自動的に千鳥アクションが出てくれるので、基本はただ巻きだけで十分です。

もちろん意図的にリーリングを止めたり、アクションを入れてみても良いアクションが発動でますので、色々と試してみてください。

テーリングをしない程度に、軽くロッドを煽るぐらいがちょうど良いです。

サイズごとの使い分け

インパクトバーの釣果

今回は各ウェイトによるレンジコントロール性能を重視して解説していきます。

中流下流域、港湾攻略に72H

中流下流域、港湾攻略に72H

72Hはウエイトもそこそこあるので、しっかりとボトムをトレースできます。

中流下流域で多い3〜5mほどのエリアでは、非常にマッチする印象。得意の安定した飛距離を活かして、飛ばして巻いて、一瞬の間で食わせたいですね。

中上流域、マイクロベイトの61H

中上流域、マイクロベイトの61H

水深が1〜2m前後といった上流域のオープンエリアでは良く使う61Hです。

使い方は、着底してからとにかく巻く、もしくは着水後すぐに巻くだけ。

ハクやサッパなど比較的小さいベイトを捕食しているときには、非常にオススメです。

なおと
リーリングを止めるのと同時にロッドを上にゆっくり煽ってみてください。

あえて泳がさずにレンジキープさせるようなイメージです。

2個アイの使い分け

2個アイの使い分け

どちらのラインアイでもよく釣れます!

ただし状況やフィールドに合わせて選ぶのが重要なので、この点について解説したいと思います。

フロントアイ

頭側のアイの動きは控えめで、波動も小さくなります。

後方のアイに比べてアピール力は落ちますが、日中の食い渋っている状況でバッチリです。

また独特の千鳥アクションが出やすいのもフロントアイだと思います。

後方のアイはしっかり系

後ろ側のアイを使うと、波動がとても強くなります。

アピール力やフラッシングなど、魚にルアーの存在を気づかせる要素は格段に上がるので、フロントアイとうまく使い分けましょう。

オススメは、朝夕のローライト時や濁りが出ているとき。ただし、流れの中にダウンクロスで入れるとバタつき過ぎるので、フロントアイが良いですよ。

使いたいシチュエーション

インパクトバーの使い方

ではそんなインパクトバーが有効になるケースはどんな場合があるのでしょうか。

いくつか紹介していきましょう。

渋いタイミング

渋いタイミング

流れがあまり無いタイミングや時合が終わったタイミングなど、少しタフったりスレたりした場合には重宝しています。

活性が下がるとバイブレーションを追い掛けてくるが、見切るケースが非常に多いですね。

足場が高い場所などからサイトで釣っていると、チェイスはあるものの見切ってしまうケースがあります。

そんなときには、インパクトバー独特の千鳥アクションで攻略してしまいましょう。

飛距離を生かしてデイゲームでの流心を撃つ

デイゲーム

デイゲームでは沖の流心など、流れが効く深場に落ちていることもしばしば。

水が綺麗でベイトも少ない筆者の地元では、そういった沖にシーバスが溜まります。

インパクトバーなら安定した飛距離が出せるので、確実にシーバスが定位している向こう側からしっかりとトレースできます。

鉄板と上手く使い分けよう

インパクトバーの釣果

インパクトバーは本当に実釣性能が高いので、初心者の方から玄人の方まで一度使ってみてほしいです。

関西のお店に置いてあることが多いですが、もし見つからない場合は、ネットショップでも購入が可能。

手に入れて、鉄板バイブレーションで食わない時に投入してみましょう。

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