2021年シーバス向けビッグベイト5選
昨今ブームとなりつつある『ビッグベイトシーバス』。
通常のシーバスプラグでは考えられないような大きさのルアーを、巧みに操作して掛けていく釣り。本当にエキサイティングで面白い釣りです。
今回は数多くのビッグベイトの中でも、筆者がシーバスフィッシングで実績のあるおすすめアイテムを厳選してみました。
今回は150mm以上のルアーを「ビッグベイト」と定義づけ、ルアーをピックアップしています。
【babyface JAPAN】BB-180SF / 180MSS
【BB-180SF:180mm/80g、BB-180MSS:180mm/85g】
筆者が90cmクラスのシーバスをキャッチした超実績ルアーです。
美しいS字が魅力的。さらに“SFタイプ”であれば絶妙なスピードで浮き上がり、“MSSタイプ”は扱いやすいフォール速度が絶妙です!
値段が安いうえ、世界の怪魚にも対応できる強度も兼ね備えています。
絶妙な平打ち
ワイドに描くS字、スラックを出して抜いたアクションがキモです。
平打ちも絶妙で、超釣れそうですね。
オススメの使い方
ざっくり分けると「しっかり巻いて使うなら“MSSタイプ”」「ねっとり浮かせて使うなら“SFタイプ”」というイメージで使い分けてみてください。
“SFタイプ”は浮上アクションやアクション後の一瞬のステイ時にバイトが出やすいです。落鮎パターンやシャロー帯、ストラクチャー周りなど。移動距離を抑えじっくり魅せたいときに使ってみてください。
“MSSタイプ”は高速巻きでもしっかり泳ぎ、“SFタイプ”より下層の一定のレンジをトレースできます。オープンの巻く釣り、デイのコノシロパターン、高速巻きなどがオススメです。
【霞デザイン】AYU CLONE 180
【AYU CLONE 180:180mm/56g】
BlueBlueから発売されているボラコンは有名でしょう。
そのボラコンを作っているメーカーのNEWビッグベイトです。
独特のソフトマテリアルを採用し、よりリアルで柔らかい波動を出します。そのためスレきった魚にも、絶大な効果をもたらすことが可能です。
ソフトマテリアルのナチュラルさ
ナチュラルかつ、ハードベイトらしさも残した泳ぎですね。
具体的に言うと、基本は綺麗なS字で、クイックな動きも可能。動かし始め、終わりの余韻はワームのナチュラルさがあるイメージです。
また、デジ巻やトゥイッチ、ステイなどを織り交ぜてみてください。さらに生命感を演出することができるはずです。
カスミデザイン アユクローン 180
【KAESU】KRK 165 / 205
【KRK165:165mm/49~57g、KRK205:205mm/86~98g】
逸脱なルアーやワームが多いKAESU。このメーカーから新しくビッグベイトが誕生しました。
装填式可変ウェイトという独自システムを搭載。アングラー次第で好きなレンジ、数多くの泳ぎを出せるカスタム性に富んだルアーです。
購入時に付属してくるウェイトとプラボール。ウェイトは4つ入る設計。
ウェイトとプラボールを組み合わせて、動きを調整することが可能です。
重さはもちろんのこと、重心の位置を変えることで、表層からボトム、アクションまで自在にコントロールできます。
S字からドッグウォークまで
S字、クイックな泳ぎはもちろんのこと、ウェイトの調整でドッグウォークまで対応できます。
頭をチョンっと出した瞬間にダイブさせる“ダイビングドッグウォーク”的な動かし方が、筆者一番のお気に入りアクションです。
カエス KRK 165
カエス KRK 205
【ガンクラフト】ジョインテッドクロー ZEPRO 178
【ZEPRO 178:180mm/54g】
通常のジョインテッドクローとは異なる“ZEPRO 178”。
表層で水を一枚噛ませ、自然な引波を立てながらS字を描けるタイプです。
絶妙なレンジコントロール性能と扱いやすさは、表層を意識しているランカーシーバスの本能をくすぐってくれるはず。
しっかり巻くこと
筆者はジョイクロを扱う際、スローにただ巻きだけを意識しています。
もちろんアクションさせたり、止めたりするのも有効ですが、そちらのほうが大型シーバスの実績が高いです。
ちなみに筆者は、頭の下部に1g、フロントフックの後方に1gのウェイトを貼って使っています。
足場の高さや塩分濃度、水温などによって微調整が必要です。“ZEPRO 178”の良さを引き出してみてください。
ガンクラフト ジョインテッドクロー 178 ZEPRO
【Biwaa】Sトラウト 7.5
【Sトラウト 7.5:190mm/70g】
驚異の8連結のウネウネ系ルアー。
昨今のS字ビッグベイトブームとは相反した、直進系ウネウネアクション。
一度使ったら病みつきになると思います。
幻惑のクネックネ
他のルアーでは出せない、8連結ルアーならではの動き。
海外発祥のルアーですが、SMITHから発売されています。通常ジョイントルアーとは異なり、特殊織布で各パーツを連結しています。
強度も強く、18kgまでの負荷に耐えられる設計となっているそうです。
ポーズの際、慣性の力が働き、“ニョローン”とゆったり動いた後に停止します。水中でテーブルターンするようなイメージです。
直進性能が非常に高いので、護岸沿いやストラクチャー周りなど、障害物をタイトに攻めたい時にも有効です。
今年は期待大
2021年は発売間近、発売直後のシーバス向けビッグベイトが目白押し!
バス用のビッグベイトも各社開発を進めているので、そちらも是非チェックしてみてください。