デコイ ショアヘッドの登場だ!
近年話題を呼んでいる、ワームでもエサでも使用できるハイブリッド型ジグヘッド。
そこにフックブランドとして有名なデコイから新商品が登場しました。
その名も“ショアヘッド”。
はたしてこの商品どんな性能を持っているのでしょうか。実釣を交えながら検証してみました!
デコイ ショアヘッドの特徴
ショアヘッドのサイズ展開は3.5・5・7・9gの4サイズ。
フックサイズは3.5・5gでは#6、7・9gでは#4が使用されています。
メーカー希望小売価格は400円。
パッケージ裏面には、商品の説明や使用方法が記載されています。
使用方法には「通常は底をズル引き、足元の壁沿いも狙い目!」とあり、ボトム付近での使用を推奨しています。
エサはイソメタイプからエビ系まで幅広く使えるようですね。
ジグヘッド本体はこのような感じ。
一見、細そうに見える針も触ってみるとかなり丈夫で、大物にも対応できそうです。
そして梱包された状態では気付きにくいですが、ジグヘッドのヘッド形状は樽型になっています。
バス釣りルアーのフットボールジグにとても似ていますよね。
この形状の効果により、ボトムに着いた時、針先が立ちやすく(横倒れし難く)、底に引っかかりにくいようになっています。
エサが上を向くのでアピール力の増加も期待できそうです!
そして針の部分には“ボディロックキーパー”が搭載されており、ワームやエサがズレる事を防いでくれます。
ジグヘッドのキーパーは金属素材が多い印象ですが、
このショアヘッドのキーパーはビニールのような素材で、少し柔らかさのあるものになっています。
実際に使ってみた
それでは実際にショアヘッドを使って、早速釣りにチャレンジしてみましょう!
今回は夜釣りで、餌は青イソメを使用します。
パッケージに書かれていた通り、ボトムや壁沿いを探りつつ、ワームと同じような動きを繰り返していると……
クロソイだ!
岩場を住処にしているようなロックフィッシュが食いついてくれました!
その後もクロソイが連続でヒット!
根掛かりも少なく、岩場をガンガン攻めることができました!
今度は場所を変えて探ってみると……
今度はエゾメバル! ガヤとも呼ばれる魚ですね!
これら魚は水中で上を向いてエサを待っていることが多く、軽くてフワフワ落ちてくるような今回の仕掛けには相性抜群の魚です!
そして最後には……
ハゼだーー!
エサならではの魚も釣れてくれました。まさにハイブリッド型が活きましたね!
「ショアヘッド」の使用感まとめ
刺さりが良い
今回実感した最大のメリットは針の刺さりが良いという事でした。
ソイからハゼまでアタリの大きさは様々でしたが、どれも逃さず掛けてくれたのは流石デコイと感じる性能でした!
根掛かりが少ない
針が立ちやすい形状のため、根掛かりが少ないように感じました。
強度もあるので、何かに引っかかっても安易に針が曲がることはありませんし、ボトム付近を強気に探ることができるのではないかと思います。
キーパーがズレる時アリ!
一方で少し気になった点として、針に付いているボディロックキーパーがズレることがありました。
キーパーがなくても使えるのですが、ズレを直していると手返しが悪くなるので注意が必要です!
他の“ハイブリッド型ジグヘッド”との使い分けは?
今回のショアヘッド以外にも、私たちはいくつかの“ハイブリッド型ジグヘッド”を使用してきました。
私たちなりの使い分けとしては“ショアヘッド”は少し根のあるボトム付近を攻めつつ、針の刺さりを重視したい時。
根が荒い場所では“チョイ投げヘッド”、オールラウンダーにいくなら針が丈夫な“虫ヘッド”、といったイメージですかね。
記事末の関連記事にもまとめていますのでぜひチェックしてみてくださいね!
みんなも使ってみてね!
エサ用のジグヘッドも、今は釣り人が好みに合わせて選べる時代がやってきました。
ぜひ皆さんも、色々試してみて自分の“推し”ジグヘッド見つけてみてくださいね!
それではまた!