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ゲーリーヤマモト ハートテールをインプレ

こんにちは、ikahimeです。
今回はゲーリーヤマモトから発売されているシャッドテールワーム、ハートテールをインプレします。

ハートテールといえば、オリジナルサイズ5inが有名。
6:4の黄金比ウォブロールアクションでデカバスへの訴求力がハンパ無い名作です。
今回インプレするのは3.5in。名作のダウンサイズ版という事で、使用前から期待が高まります。
試したフィールドは、千葉県栄市を流れる長門・将監川の支流。やや濁り気味のマッディーシャローフィールドです。
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5inとどう違うのか?また、5inの釣れっぷりは継承されているのか。そのあたりをチェックしました
SPEC

サイズ | 入り数 | 全長 | 自重 | 推奨フックサイズ | 価格 |
3.5”ハートテイル | 5 | 約8.9cm | 約12g | 3/0~4/0 | ¥1,375(税込) |
5”ハートテイル | 5 | 約12.7cm | 約19g | 5/0 | ¥1,375(税込) |
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3.5inという事で、コンパクトで扱いやすいサイズ感。私がよく訪れる、関東のフィールド(房総リザーバーなど)でもマッチすると思います
ボディ形状

これにより小さくても抜群のアピール力を誇ります。マディシャローな長門・将監川でも、濁りに負けないアピールでバスを連れてきてくれました。

名前の由来にもなっている「ハート型テール」。5inと比べて、かなり小さくなっていることが特徴です。
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レスポンスがとても良いので、引く距離が短くてもキビキビ動きます
ゲーリーヤマモト ハートテール3.5inのここがすごい
水に浸かっている間は全てバイトチャンス

最大の相違点はテールの大きさ。ハートテールのキモでもあるそのテール部分を、ダウンサイズをすることはメーカーとしても葛藤があったと想像します。
とはいえ、テール小型化によってハイピッチなレスポンスを手に入れたハートテール3.5inは、もはや水に浸かっている間は全てバイトチャンス。といえるレスポンスの良さを発揮。

例えばシャローカバー撃ちをした際には、フォールで誘いつつ回収時にも泳ぎ続けるので、さらなるバイトチャンスにつながります。
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タテとヨコ、全て誘えるのがハートテール3.5inの凄みです
撃ち7、巻き3!

小さいテールは動き出しのレスポンスが良いため、シャローカバー撃ちでフォールさせたときなど距離が短い場合でもしっかり誘えます。
一方で、ただ巻きしたり、ジグストのように中層を泳がせてきてもOK。
小さいテールなので、アクションの質は5inよりも弱い傾向です。しかしぶっとい扁平ボディを持っているため、弱すぎることがありません。
広い範囲へのアピールや、デカバスに訴求力のある強いアクションはオリジナルの5inですが、様々なリグに使える汎用性の高さは3.5inですね。
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一番の基本は「ノーシンカーで表層直下をテロテロ巻き」なのですが、個人的には撃ちモノ7、巻きモノ3ぐらいの割合で使えるぐらい撃ちモノ適正が高い仕上がりです
様々なリグに応用可能

今回は、ノーシンカー、テキサスリグ、フットボールヘッド、ジグトレーラーなどに使いました。どのリグも適正が高くマルチな印象です。

また、ノーシンカーでフォールさせた際に、水平姿勢を保ったままフォールするの特徴の一つ。(水平姿勢フォールはバスが好むアクションです)
頭から沈んでしまうシャッドテールワームが多い中で、大きな強みと言えるでしょう。※ただしフォール時にはテールはアクションしません。
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例えばチェイスしてきて食わない。というときに、あえてフォールさせることで食わせるキッカケを与えることが可能です
キャストアキュラシーは確保

オリジナル(5in)よりも小さなボディですが、ソルトぎっしりのゲーリーマテリアルで12gのしっかりとした自重があります。そのためベイトタックルでのキャストアキュラシーも確保されています。
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ちなみにオリジナルの5inは約19gです
ハートテール3.5inの弱み
針持ち

針持ちはさほど良い訳ではありません。上側ノンソルティ、下側ソルティのボディなのですが、1匹釣れるとフックのクランク部分が裂けてしまいます。
個人的なハートテール長持ち方法のコツですが、少しでも壊れたらすぐに新しいモノと交換するのがおすすめ。
そうすることで、ワーム1つ1つのダメージを最小にしつつ、帰ったら補修することができるからです。
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もったいぶらずにどんどん新しいワームを使うことで、結果としては長持ちします
ハートテール3.5in使用時のおすすめアイテム
フック

フックはRYUGI LTオフセット3/0を使用しています。長めに設計されたシャンク部がワームの頭部分をしっかりホールドしてくれるため、ずれにくい仕上がり。
とくにシャッドテール系のワームはスキッピングなど多用した際にずれやすいですが、LTオフセットを使うことでかなり抑えることができます。
もちろん、ワームのフックずれ対策については、他の対応方法も試しました。ワームの頭にコイルを入れたり、スクリュー系のフックなどですね。これらは使っている間はいいのですが、フックを外した際のワームへのダメージが大きいのです。
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LTオフセットならワームへのダメージが少なく済みます。
マルチな攻め方ができるハートテール3.5in

以上、ゲーリーヤマモト ハートテール3.5inについてでした。様々なリグに対応した使い勝手の良いシャッドテールワームです。
また、多くのフィールドでちょうど良いと感じるサイズ感にまとまっており、臆せず使っていけるのもポイント高いですね。
オリジナルの5inですとちょっと大きすぎるかな? と感じることもありますよね。そんな時は3.5inを選んでみてはいかがでしょうか。
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その釣れっぷりは、オリジナルの5inと遜色ない仕上がりです。
ライタープロフィール

「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
アングラー取材の動画をブログ記事でもご紹介。
取材を始めた理由などを語りました👌
取材させていただけるアングラーさん「ゆる募」しています〜😆
相模湖 アングラー取材 自作ロッド&フルカスタムリールで巻き物を楽しむアングラー https://t.co/fmRNVzyXYR @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) November 10, 2020
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