バケットマウスについて
こんにちは、ikahimeです。今回はMEIHO(メイホウ)のバケットマウスについて解説します。
バケットマウスの種類
BM-5000
・容量20L
・本体サイズ:440×293×293mm
・VS-3020ND・VW-ES2052サイズを立てて5個、VS-3010NDサイズを立てて最大10個システム収納可能
・トレイ付き。トレイにはSFC-Lサイズ・ランガンケースWシリーズが2個システム収納可能
・パーツケースBM-100・ロッドスタンドBM-230・BM-280・BM-350・ハードドリンクホルダーBM・FグリップBMを多目的ホルダーに装着可能
ややコンパクトサイズのBM-5000。
写真は左側のオレンジ色がBM-7000で、真ん中の黒色がBM-5000です。サイズ感が結構違うのが伝わるでしょうか。BM-5000はかなりコンパクトな仕上がりです。
可搬性に優れているため、オフショアアングラーだけでなく、ショアアングラーのランガン用ボックスとして使用されることもあります。
ボート用としては、メインというよりサブのボックスとして使用する場合が多いですね。とはいえ荷物が少ないアングラーであればBM-5000だけで装備をコンパクトにするのもアリです。
BM-7000
・容量28L
・本体サイズ:475×335×320mm
・VS-3020NDサイズを立てて8個システム収納可能。
・トレイ付き。トレイにはSFC-HDサイズが2個システム収納可能。
・FグリップBM・ロッドスタンドBM-230・BM-280・BM-350・パーツケースBM-100を多目的ホルダーに装着可能。
・ワンタッチ開閉バックル・滑り止めゴム装備。
・蓋はストレスフリーの両開き。開けた状態で邪魔にならない90度で蓋が止まる新機構。
3種類あるバケットマウスの中でもっともシェア率が高いのが、BM-7000です。
・ルアーを収納するのに収納量がちょうど良い
・ボート上で邪魔にならない
・車にも積みやすい
・パンパンに中身を入れても重くなりすぎない
もっとも「ちょうど良い」サイズ感が支持されているように思います。迷ったらBM-7000がおすすめですね。
私はルアーボックスのほか、BM-7000をリチウムイオンバッテリー入れとして使用しています。(ボート最後部に置いてあります。)
BM-9000
・容量:35L
・本体サイズ:540×340×350mm
・本体にはVS−3043NDサイズが5個、VS−3043NDDサイズが3個、VS−3043NDDが1個+VS−3043NDが3個、もしくはアタッシェ24、VS−3020シリーズが両サイドに収納可能。
・ベルト通しがついており、VSショルダーベルトやクーラーベルトが装着可能。
・本体両サイドにプライヤーホルダー兼アタッチメントが装備されており、別売りでリリース予定のロッドホルダー等が装着可能。無限の可能性を秘めています。
・中皿にはプライヤーホルダー・巻き替えスプールホルダーが挿せるホール付き。
・本体の奥行きを抑えることにより、できるだけ体とボックスが当りにくく、持ち運びしやすい設計。
最大サイズのBM-9000。取り回しはやや大変ですが、大容量が魅力です。
車や自宅に常備してルアーなどを入れておき、釣りに行くときに必要なものだけ取りだす「旗艦ボックス」として使うのも良いですね。
じつは、12ftボートの後ろの浮力体の隙間にぴったり収まるサイズ感です。ですので、バッテリーを収納するケースとしても活用できます。
椅子として使える
私はBM-7000をレンタルボートのハイデッキ上に置いて、椅子兼ルアーボックスとして使用しています。
耐荷重が516kgf(質量が516kgまでの物体であれば載せても耐える)とめちゃくちゃ頑丈なので、座った程度ではビクともしません。
システム収納可能
↑レンタルボートの収納記事でもご紹介していますが、MEIHOのルアーケースがぴったり収まる寸法になっており、ぴったり気持ちよく「システム収納」をすることが可能です。
写真は、BM-7000にメイホウ(MEIHO) 明邦 クリアケース C-1200NDやメイホー タックルボックス 明邦化学 ツールケース VS-3020NDをシステム収納している例です。
フタ止め機能が付いている
バケットマウスはフタ止め機能が付いており、フタを開けた際にこの角度で止まります。
一方でライバルであるリングスター ドカットはフタ止め機能がないため、開けた時に反対側までフタが開きすぎてしまうのです。
さらに、両開き仕様で向きを問わないし、ワンタッチバックルで開閉がとても楽な作りです。
サイドの収納機構が便利
ボックスのサイドには収納機構が付いています。ハサミやプライヤーなど使用頻度の高いアイテムを格納しています。
また、収納機構の部分にオプション品を装備してさらに便利に。このボックスはVS-7070ですが、バケットマウスも同様の構造になっており、互換性があります。
写真はオプション品のハードドリンクホルダーです。フタのないジュースなどを収納するのに重宝しています。
その他メジャーなものとしてはロッドホルダーがあります。ボートアングラーはあまり使うことはないですが、ソルトの岸釣りなどではロッドホルダーがあると重宝しますよね。
おしゃれなカラーリングが揃う
私が使用しているバケットマウスは、限定カラーのミリタリーブラウン。アウトドアテイストのオシャレなカラーリングで非常に気に入っています。
たまにこういった限定カラーがリリースされていますので、差をつけたいアングラーは要チェックですね。ただし通常のカラーより割高な価格であることが多いです。
リングスター ドカットとの選び分け
バケットマウスとドカットの違い
私は以前、リングスター ドカット D-4700を使用しており、バケットマウスに買い換えました。両者ほぼ同等の使用感で、どちらを選んでも劣ることはありません。
決め手としてはカラーリングでした。また、フタ止め機能やボディサイドの小物入れもバケットマウスのみの装備です。
とはいえ、最近ではドカットにもおしゃれなカラーリングの製品がラインナップされています。ドカット も非常に良くできているのでどちらを購入しても失敗はないですね。
サイズに互換性あり
バケットマウスとドカットはほぼ大きさが同じで互換性があります。
それぞれ、
ドカット D-5000≒バケットマウス BM-9000
ドカット D-4700≒バケットマウス BM-7000
ドカット D-4500≒バケットマウス BM-5000
となります。
ですので、私が買い換えた際も、ドカットに収納していたバーサスのボックスを、ほぼそのままバケットマウスに引っ越せました。
釣り具整理の必須アイテム、バケットマウス。
以上、MEIHOのバケットマウスについてでした。業界標準とも言えるバケットマウスは、アングラーであれば一つは欲しいタックルボックスに仕上がっています。ぜひその利便性の高さを体験してみてください。