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ゲーリーヤマモトのおすすめワーム15選!【名作ぞろい】釣れる秘密はマテリアルにあり?

ゲーリーヤマモトワームのおすすめワームについて。ゲーリーグラブをはじめ、カットテールワームやヤマセンコーなどの名作を数多くリリースしてきたメーカーです。実際にフィールドで使い込み厳選したアイテムをインプレを交えながら交えてご紹介します。(ikahime)

目次

ゲーリーヤマモトとは?

ゲーリーヤマモト

撮影:TSURI HACK編集部

ワーム製品において世界的なシェアを誇るブランド「ゲーリーヤマモト」。その創設者であるゲーリー・ヤマモト氏は、アメリカでバスプロをしながら商品開発を進め、1980年代に同社のゲーリーグラブを日本に輸出しました。

ゲーリーグラブはその圧倒的な実力から、瞬く間に日本のスタンダードとなり、現在まで多くのアングラーに愛用されています。

ikahime
こんにちは。バス釣りブロガーであり、TSRUI HACKライターとしても活動をしているikahimeです。自らも大ファンである、ゲーリーヤマモトのワームについて紹介したいと思います。

ゲーリー氏はバスフィッシング界の殿堂入りを果たす

タックルボックス

ゲーリー氏の釣りの腕前は、USオープンでの優勝経験もあるほど。トーナメンターとしての実力も広く認知されています。

ゲーリー氏が世界の釣り業界に与えた影響は数知れず、2016年にはアメリカバスフィッシング界で最も権威のある「Bass Fishing Hall of Fame」を受賞し、バスフィッシング界の殿堂入りを果たしました。

ゲーリーヤマモト愛用のプロは実力者揃い

ゲーリーヤマモトを愛用しているバスプロには青木 大介プロ、小森 嗣彦プロ、河辺 裕和プロ、川口 直人プロなど……。

JB TOP50に名を連ねる実力者達が使用しており、バスプロから一般アングラーまで幅広い層の支持を得ています。

ゲーリーワームの特徴(ゲーリーマテリアル)

ゲーリーマテリアル

撮影:TSURI HACK編集部

ゲーリーワーム最大の特徴にゲーリーマテリアル(素材)があります。塩入りワームはゲーリー製品以外でも数多く存在しますが、その中でも特にゲーリー製品はよく釣れると、多くのアングラーから支持されています。

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釣れる理由には塩の含有量によるアクションの変化など様々な説がありますが、ゲーリーマテリアルにしかない要素がバス達を強く惹きつけている可能性は否定できません。

タックルボックス

ゲーリーヤマモトのワームは種類、サイズ共に豊富に展開されています。以下では初めてゲーリー製品を手にする方にオススメしたい代表的な商品をご紹介します。

ikahime
実際に自分が使ってみて「釣れる!」と感じた名品ぞろい。みなさんにも使って欲しい、ゲーリーワームたちをピックアップしました。

4インチカットテールワーム

カットテールワーム
小魚のようなシルエットと、その泳ぐ姿勢をイミテートする水平姿勢が釣れるキモのストレートワーム。

細身ながら自重があり、ワーム単体でも十分な飛距離を出すことが可能です。ノーシンカーリグやワッキーリグ、ネコリグ、スプリットショットリグなど様々なリグに高次元で対応します。

ゲーリーヤマモト 4インチ カットテールワーム

入数:10本

3.5インチも釣れます

カットテールワーム
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より食わせ能力を高めたい時には弟分の3.5インチの出番です。バスの居る場所が特定出来ていたり、サイトフィッシングなどで使います。

ゲーリーヤマモト カットテール 3.5インチ

入数:10本

4インチグラブ

ゲーリーグラブ
発売以降、一般アングラーからトッププロまで多くのバスアングラーに愛され続けている定番中の定番グラブ。

使用するリグもシチュエーションも選ばない汎用性の高さで、どんなフィールドにおいても信頼してキャストができるワームです。

テールを切ってから逆付けする「イモグラブ」での使用も、威力バツグンです。

トレーラー

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ラバージグのトレーラーとしても、昔から多くのアングラーが好んで使っています。思わず口を使ってしまう、適度なコンパクトさも釣れる理由かも。

スーパーグラブ

スーパーグラブ

スーパーグラブは、ゲーリーマテリアルの威力を世に知らしめた代表作。

リグやシチュエーションを選ばず使用可能な汎用性はそのままに、ボリューム感でアピールしてバスを誘うことができます。

先に紹介した4インチグラブよりも一回り大きいサイズ感で、自重がもたらす飛距離やキャスタビリティにも優れています。

スーパーグラブ

ikahime
特に試してほしいのがノーシンカーリグで水面を泳がせる「グラビンバズ」。グラビンバズでの使用は小型のバズベイト並みのアピール力を生み出し、トップウォーターの釣りを満喫することが可能です。

ヤマセンコー

ヤマセンコー

逃げ惑う小魚を演出する「エスケープダートアクション」と、ボディを震わせながらの「水平フォール」で日本のフィールドに一大ムーブメントを巻き起こしたワーム。

ただのスティック(棒)状のシンプル極まりない形状ですが、バスの食性に対して本能的に刺激する何かを持っています。

ノーシンカーでのフィネスアプローチから、すり抜けの良いボディ形状を生かした大胆なカバー攻略まで使える万能ワームです。

ヤマセンコー

おすすめセッティングはノーシンカー。オフセットフックは1/0〜2/0サイズを合わせます。使用するフックの重さがキモで、ヤマセンコーの水平フォールを出せる製品を合わせる事が大切です。

ikahime
最近試した中では、RYUGIのダブルエッジ2/0がベストマッチと感じました。細軸で自重が控えめなため、ヤマセンコーが本来持っているアクションを活かす事ができます。

ヤマセンコー

アクションは、放置プレイでも十分釣れますが、着底してから「チョン、チョン」と、たまにトゥイッチしてあげるのもオススメ。驚くほどイージーにバスをキャッチできます。

ヤマセンコー 3インチ
こちらはヤマセンコー3インチ。マス針でワッキー掛けします。サイトフィッシングに使用する事が多いですね。こちらも水平姿勢でのフォールがバスに効きます。

ヤマセンコー 2インチ

ヤマセンコー2インチ。ダウンショットリグで威力を発揮します。スモールマウスバスにも◎。

ゲーリーヤマモト 4インチ ヤマセンコー

入り数:10本

ファットイカ

ファットイカ

自分からワームが離れていく方向にフォールする「バックスライド」の元祖。

ワーム単体でも約12グラムの重さがあり、ベイトタックルで楽々キャストできます。バックスライドする特徴を活かして、カバー下やエグレの奥へと滑り込ませしつこく誘ってみてください。

ikahime
じつはバックスライド系ワームの中ではスライド量は控えめ、且つフォールスピードは速めのファットイカ。しかし、何かバスを魅了する要素を持っているワームで、本当にバイト率が高いワームです。

イモグラブ40

イモグラブ

グラブのテールをカットしたイモグラブの製品版。ただテールをカットしただけでなく、ボディ中央から後方にかけて膨らみを持たせた特徴的なシェイプをしています。

使用するリグはノーシンカーリグがおすすめ。コンパクトながら飛距離が出せ、そのままボトムで放置したり、リフト&フォールなど簡単な操作でバイトを誘うことができます。

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裏技として早巻きで表層をダートさせたり、トゥイッチしてベイトフィッシュライクな動きを出したり、マルチな使い方ができるワームです。

スモラバ

適度な長さにカットしてパワーフィネス用ラバージグのトレーラーとして使用することもあります。

亀山ダム発祥の「パワーフィネスムーブメント」において、定番的なトレーラーが「イモグラブ」なのです。カバーに対するすり抜けが良く、カットする場所次第で自重をすぐに調整する事ができるのも、重宝している理由です。

シュリンプ

シュリンプ

2008年のJB TOP50・旧吉野川戦において、優勝~4位までゲーリーファミリーが表彰台に上がる原動力となったホッグ系ワーム。エビが多いエリア攻略で特に活躍してくれます。リグを選ばない汎用性の高さもおすすめのポイントです。

シュリンプ

主にテキサスリグや、ラバージグのトレーラーとして使用しています。細身で抵抗の少ないボディは、リアクション要素も期待できるワームです。

 

>>Next Page:まだまだぞくぞく。ゲーリーのおすすめワーム。

フラッピンホッグ

フラッピンホッグ

フラッピンホッグは、ゲーリーハードマテリアル仕様で耐久性を持たせた、カバー攻略やフリッピングに最適なワーム。ワームのずれを気にせず効率よく攻略していけるのが特徴です。

ハードマテリアルと言えど、1匹釣れると壊れてしまうこともありますが、他の通常マテリアルのゲーリーワームより針持ちが良いのは間違いないですね。

ジグ

基本的にはテキサスリグやラバージグのトレーラーとしての使用がおすすめ。4対の異なる形状をした各パーツが複雑な水流とアクションを起こし、バスの捕食スイッチをONに。

ikahime
パーツを適度に間引いてカスタマイズしてもできたりと、状況に応じてフォールスピードやアピール力を調整する事ができるのもいいですね。

モコリークロー

モコリークロー

国内トップカテゴリートーナメントで活躍している小森嗣彦プロがプロデュースしたクロー系ワーム。フィネスながらも小粒な中にあるボリューム感でバスを誘います。

パワーフィネス

人的プレッシャーや低活性によってバスが口を使いにくくなっている状況でぜひ使ってみてください。個人的にかなりお世話になっている1軍ワームでして、特にティムコ ベイトフィネスジグとの組み合わせは最強です。

ikahime
多くのゲーリーワームが1軍ですが、プレッシャーの高いフィールドにマッチしたサイズ感なので特に多用しています。爪が取れやすいという弱点がありますが、取れていても普通に釣れます。

ディッシュワーム

ディッシュワーム

青木大介プロがプロデュースした「I字系」の釣りに適したピンテールワーム。塩入りが多いゲーリーヤマモトにおいて、ノンソルティ(塩無し)モデルまでラインナップされている点には、強いこだわりが感じられます。

ディッシュワーム

ノーシンカーリグでキャストし真っ直ぐ引いて使ってみれば、バスがワラワラと湧いてくる圧巻の光景を目にできるはずです。

特にバスが上ずっており、小さなベイトを捕食するために頻繁にボイルしている時に多様します。

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ボイル打ちをするなえら、リトリーブスピードがキモ。少し水面から飛び出すぐらいのスピードで早巻きすると、反応が激変する事があります。ハマれば数釣りを楽しむ事ができるワームです。

ゲーリーヤマモト 3インチ ディッシュワーム

入数:8本

レッグワーム

レッグワーム

微弱な波動が特徴のレッグワームは、タフな状況下のバスにも口を使わせることが可能なワーム。

主に冬場のディープダウンショットゲームに使用します。ディープで実績が高いカラーが「ソリッドブラック」。光が届きにくく、暗いディープエリアでもシルエットをはっきりと際立たせる事でバスに気づいてもらう事が出来ます。

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ワカサギなどの小魚がベイトになっているシチュエーションで食わせメインで使う他、5グラム以上のシンカーを使ったショートリーダーダウンショットリグでリアクション的に使うのも効果的です。

ゲーリーヤマモト 2.5インチ レッグワーム

入り数:10本

ディトレーター

ディトレーター
ディトレーターはスモラバトレーラーとして専用に設計されたワーム。シェイクすることで触角とアームが異なる波動を出し、バスの興味を引いて口を使わせることができる設計です。

ikahime
スモラバを多用している人にも、これから使ってみようと思っている人にもぜひチェックしてほしいワーム。他にも、マスバリちょん掛けのダウンショットとしても使えて、小型の甲殻類を捕食しているフィールドで効果を発揮します。

ハートテール

ハートテール

ハート型のテールが特徴的な、スイミングでの使用に適したワームです。ボディ上部をノンソルティ、下部をソルティ素材とすることで、ツートンカラーの鮮やかさとアクション時の安定性を向上しています。

ボディにスリットが入れてあるため、フッキング性能もばっちり。デカバス率が圧倒的に高いのも魅力で、バイトがあればほぼ40UP確定と思ってよいでしょう。

ゲーリーヤマモト ハートテール 5インチ

入り数:5本

ザコワーム

ザコワーム

ノンソルトマテリアルを採用したゲーリーワーム。主にチャターベイトのトレーラーとして使用します。

ゲーリーといえば高比重な塩入りマテリアルありきと思っていましたが、「塩無しも釣れる」という事実を教えてくれたワームでもあります。

トレーラーを付けっ放しにしといても錆びないという、細かなメリットもあります。

ジャックハンマー

蛇腹形状のボディがチャターベイトの振動に合わせ、ブルブルと艶めかしいアクションを発揮。

特にエバーグリーンのジャックハンマーとの組み合わせは黄金タッグ。

ikahime
FLWプロ、ブレットハイト(アメリカ最強のチャター使い)の「マネーベイト」として活躍した組み合わせです。もちろん、日本のフィールドでも良く釣れてくれます。

エバーグリーン ジャックハンマー

ウェイト:3/8oz・1/2oz

クリーチャー

クリーチャー

個人的に非常に好きなゲーリーワームが「クリーチャー」です。グラブのテール×2、クローワームのような爪、そしてフラスカートというゲーリーヤマモトの特徴的なディティールが「全部載せ」された贅沢なワームです。

ライトテキサスでゆっくりと落とし、ふわふわさせる事でビッグバスを魅了します。

ikahime
国内では長く廃盤でしたが、最近復刻されて普通に買えるようになり、嬉しい限りです。

ゲーリーヤマモト 4インチ クリーチャー

入数:7本

まとめ)ゲーリーワームはバスの主食!?

カットテール バス

ゲーリーヤマモトのワームは置いていない釣具屋を探すほうが大変なくらい、バスフィッシングでは定番のブランドです。

いつでも、どんな釣具屋でも手に入るというのもゲーリー製品の魅力の一つかもしれませんね。

一部のアングラーの間では「バスの主食」とも称されるゲーリー製品。あなたもこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

 

撮影・文:ikahime

ライタープロフィール

ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。

 

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