ボトムアップ ハリーシュリンプをインプレ

こんにちは、ikahimeです。今回は川村光太郎氏がプロデュースするボトムアップのエビ系ワーム、ハリーシュリンプのインプレです。
名前の由来にもなっている”慌て急ぐエビ”をコンセプトに、本物のエビさながらのリアルさで話題を集めました。
ラインナップ
| サイズ | 自重 | 入り数 | 価格 |
| 3in | 約3.6g | 8本 | 858円(税込) |
| 4in | 約8g | 7本 | 858円(税込) |
ハリーシュリンプのここがすごい
4回使える尻尾

尻尾がポイントでして、バックスライドなどいわゆる「逆差しセッティング」の際に、水をあおいでバスを誘うギミックです。
個人的には、直リグやテキサス、ラバージグのトレーラーなどで使う場合は、尻尾を切った状態がフックとワームの収まりが良くて好みです。(公式でも切って使って良い、と記載があります)

とはいえ尻尾有りの状態でも問題ないため、まずは尻尾のついた状態で使います。
尻尾のウラオモテ、尻尾切った状態のウラオモテで4回新品の刺し心地が味わえるのでとてもお得感の強いワームなんですよね。
水平姿勢を保ってくれる

カバーに直リグで使うことが多いのですが、浮力が絶妙で水平姿勢を保ってくれるんですよね。
垂直に垂れてしまうより、明らかにイキイキとしたアクションをします。これがよく釣れる秘密の一つだと思います。
エビ喰いじゃなくても食う

エビ喰いじゃなくてもバイトを得られます。必ずしもマッチザベイトである必要はありません。とくに3inはカバーで根こそぎ喰わせるチカラがあります。
そしてバイトが深いので、フッキングもしっかりキマります。ひったくられるようなバイトが多いですね。バスがワームをくわえたあと、しっかりと反転するので上顎の横部分、バレにくいいいところに掛かります。
これは疑念なく餌だと思って喰ってきているためです。
カバーで引っかからないスッキリデザイン

カバーに引っかからないスッキリとしたデザインも良いですね。極端に大きく目立つパーツがないので、ブルーギルや小バスにパーツを取られることも少ないので長持ちします。
サイズの使い分け

3inはアベレージサイズが小さかったり、スレたフィールドで多用します。
とくに、亀山ダムみたいに人的プレッシャーが強いフィールドでは、ワームのサイズをきめ細かく調整することで釣果に雲泥の差が出ることがあります。
3inでしか釣れない。ということは少ないですが、より多くの反応を得るためには必要な使い分けです。
ハリーシュリンプの弱み
フックポイントが露出しやすい
フックポイントを隠す仕組みはボディにリブがあるのですが、ボディ自体が薄いため、複雑なカバー内ではフックポイントが少し出やすいのが弱点です。
とはいえ、一方でフッキング時にはボディが邪魔をすることなくしっかりキマります。
ハリーシュリンプのタックル
撃ちモノタックルで

4inはM〜MHクラスのベイトタックル。3inはベイトフィネスタックルで扱うことが多いですね。
個人的によくやるのは、3inに7gぐらいの少し重ためなシンカーを合わせて、M〜MHクラスの少し強めなタックルで投げています。
ややこしいカバーへスルッと入ってくれて、なおかつ小さな3inで喰わせ能力が高い。そしてやりとりも余裕を持てます。
ハリーシュリンプ 使用時のおすすめアイテム
オフセットフック

フックは、ハヤブサのLLDオフセット ヘビーデューティを使用しました。お好みのオモリをつけることですぐに直リグとして使用できるフックですね。フックサイズは4inは3/0、3inは1/0です。
ノガレス Nogales TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
シンカーは、メーカーミックスではありますがノガレスのTGグレネードシンカー クイックチェンジャーを使っています。
クイックチェンジャーは正直単価はかなり高めなのですが、スプリットリングプライヤーを使わずにワンタッチで取り外しができるので一度使うと病み付きです。
ハリーシュリンプでスレバスも反転バイト。

以上、ボトムアップ ハリーシュリンプのインプレでした。
「弱めの微波動」で誘う系のクロー系ワームの中では、エースといってよい仕上がりです。
アピール力が欲しい時はO.S.Pのドライブビーバー、一方でやや弱めのアピールにしたいときはハリーシュリンプの出番です。
この2種でかなり多くのシチュエーションをカバーできるので、持っておいて損はありません。
あとできれば、3in、4in共に用意しておくとより釣果を伸ばすことが可能です。プレッシャーの高いフィールドに行く際はぜひタックルボックスに忍ばせておきたいですね。
ボトムアップ ハリーシュリンプ 3in
ボトムアップ ハリーシュリンプ 4in
ライタープロフィール

ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
アングラー取材の動画をブログ記事でもご紹介。
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— ikahime (@ikahime_net) November 10, 2020





