ダツをゲット
初夏になり、小型の青物釣りが楽しい季節になってきました。
そんなある日、いつも通りサーフに行ってみると、この季節には珍しい大型の魚を釣っている人を発見!
「おっ? サワラが釣れている!」と思い、近くに寄って話しかけてみると、なんとサワラではなくダツではないか。
そそくさとリリースしようとする釣り人さん。
ということで、知らない釣り人さんからダツをいただいてきました。いやー、話しかけてみるもんですね。
サワラが釣れればリリースする人は滅多にいないと思いますが、ダツは一般的に美味しくないと言われている魚。
TSURI HACK調べの、『不味い魚ランキング』にも7位に堂々ランクイン。持ち帰る人は滅多にいないはずです。
骨がエメラルドグリーンの魚
因みに数年前に一度食べておりまして、その時は50cmないほどの小さなダツでした。
そのときは干物で食べてみたしたが、味はいたって普通。可もなく不可もなくな味で、完食したことを覚えています。
味は決して悪くはありませんが、捌いてみてビックリしたのが骨の色。
魚の骨としては珍しいエメラルドグリーン。これがなんとも食欲を減退させるような色なのです。
ひょっとしたら“骨が緑”という背景もあり、「ダツは美味しくないという情報が一人歩き。一般的に食べられることが無くなってしまったのではないでしょうか。