釣りに使えそうなウェアを探しに『ワークマン』へ
いつでも快適に釣りができるように、服装には気を使っています。TSURI HACKライターの小林です。
いまや釣り人だけでなく、さまざまなユーザーにその存在感を示しているワークマン。『安くて使える』というイメージは、多くのアウトドアユーザーの共通認識と言ってもいいでしょう。
僕自身もご多分に漏れず、レインウェアをすでに気に入って愛用しているほどの、“ワークマンフリーク”。
今回は普段着として、そして春夏の釣りに使えそうなウェアをワークマンに探しに行ってきました。製品レビューとともにご紹介してみたいと思います。
FieldCore MINOTECH+ 耐久撥水 アーバンシェルジャケット
先ずは薄手のアウターから。現在ワークマンは、アウトドアには『FieldCore』、スポーツには『Find-Out』など、アクティビティに合わせたレーベル展開をしています。
今回、購入したのはFieldCoreの『MINOTECH+(ミノテック)耐久撥水アーバンシェルジャケット』なる一着。お値段は2,900円。アウトドア向けのアウターで釣りにもおそらく最適でしょう。
試着してみると、薄手のライトアウターと言った感じ。春の防寒としても良さそうですし、夏のラッシュガードや虫除けとしても期待ができます。
そして、こちらのアウターの目の引く特徴はと言えば……
特徴①:耐久撥水が施されている
なんと言っても耐久撥水でしょう。
生地を触っても分かるほどですが、特殊な加工が施されており、水滴を見事なまでに弾いてくれるのです。
試しに水を容赦無くバーっと。思いっきりかけてみました。
ご覧のとおり、水を弾いてくれます。生地も染みていませんね。うん。これはスゴい!
正直、値段からして「どうなんだろう?」なんて思っていました。これなら軽い雨ぐらいだったら問題なさそうです。夜釣りでの夜露対策としても良いんじゃないでしょうか。
特徴② 通気性が抜群!
またこちら、通気性も抜群に優れていて汗によるムレの心配がありません。
背面にしっかりとメッシュが施されているので、ムレを感じることも少ない仕様です。
適所に通気口が設けられているので、耐水撥水加工によるデメリットを上手くカバーしています。
特徴③:普段着としてもOK
そしてデザインもまずまず。これくらいクセのないデザインならば普段着としても◎。「これは釣り用の服」などと分けずに、日常の延長で釣りを楽しむことだってできるでしょう。
ポケットは大きめのスマホもすっぽり入るサイズ。バッグを持ち歩かない男子にとっては嬉しい限りですよね。
腰回りにはドローコードも。フードも付いていますので、実用的なアウトドアウェアとして、機能性も申し分なし。
Find-Out シアサッカーストレッチ アンクルパンツ
そしてもう一着はパンツ。スポーツ向けに展開されている、Find-Outから『シアサッカーストレッチ アンクルパンツ』。
お値段は1,500円。シンプルな見た目と軽さ、ストレッチもしっかりと効いていたので、「これは履きやすそうだ」と直感でチョイス。
庭先で試着してみました。これも良いですねぇ。
とにかくめちゃめちゃ軽い。ストレッチも効いて動きやすいし、履き心地はバツグン。アンクルパンツという名前なだけあって、足首ぐらいで履くことができます。丈が絶妙ですね。
ウェストはバックルで調整可能。あくまでアウトドアに照準を合わせた仕様です。
特徴① :ストレッチ素材でサラリとした凸凹生地
先ず特徴的なのは生地でしょう。さらっとして、凸凹した表面をしています。
この生地が風通しを良くしてくれ、履いていて爽快な気分にさせるのです。なんというか“普段履きできるネオ・ステテコ”と行った感じ。おしゃれな甚平とも表現できそうな雰囲気です。
スリムなシルエットですが、ストレッチがバッチリ効いています。履き心地が良く、無理な体制もラクラク。あらゆる運動や釣りに最適ですね。
特徴②:通気性が良好
アウターと同じくこちらも通気性¥bに優れています。アウトドアやスポーツ向けのウェアには必須ですね。
ポケットなど蒸れる場所にはメッシュ生地を採用。風通しに優れています。表の生地と相まって、とにかくムレずに快適なのです。
アンンクル丈であることも、ムレない要因の一つかもしれませんね。
夏になればハーフパンツをよく履きますが、肌の露出が気になるところ。これからはコイツが活躍してくれる気がしています。
※ただし防水ではありません
多少の撥水性能があるのかなと思い、アウターと同じように水をかけたら……この通り。撥水力はほぼありませんのでご注意を。
ただこちら、通気性が良いので乾燥も非常に早い。ものの数分で乾いてしまうので、軽い雨で濡れたくらいでは水着のような感覚でいられそうです。
釣りしてみたらなかなかの快適っぷり
これらのアイテムを着て釣りへ。これがなかなかの快適っぷりです。この日は少し肌寒かったので、アウターの中にはフリースを着て釣りをしてみました。
そうした使い方をあらかじめ想定していあたので、サイズはアウターはL、パンツはMをチョイス。
因みに僕の身長と体重は173cmの60kg。参考までに。
ウエーダー釣りにも最適!
季節は春。青物やヒラスズキが絶好調の時期。なので連日早朝からサーフでブリとヒラスズキを狙っているこの頃ですが、「このウェアたち、ウエーダーとの相性も良さそうだな」と思い、使ってみました。
案の定、最高の相性を発揮しました。
アウターは風で舞う潮から濡れを守ってくれますし、パンツはウエーダー特有の、ムレからくる気持ち悪さを履いているだけで軽減してくれました。
程よい暖かさ、そしてウエーダーからのムレをダブルで守ってくれる。そんな印象でした。
お陰でこのとおり。ブリとまではいかないまでも70cmのメジロがヒット。
ありがたいことに冷蔵庫一杯で、あれから每日美味しくいただいております。
まとめ
高機能で低価格。そんなワークマンで春夏の釣り用ウェアを購入してみました。
合計なんと4,400円でこれほどのアイテムが購入できると思うと、やっぱりまだまだワークマンプラスから目が離せませんね。
とくに今回のようにウエーダーを着て釣りをした後でも、そのままどこにでも行けるのは理想的なスタイルと言えるでしょう。
これから青物や渓流にも通う予定なので、こうした低価格で実用的なアイテムがますます手放せなくなりそうな予感です。
ライタープロフィール
小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。
海に川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。