よりアジングを楽しむためにロッド購入!
昨年、アジングの面白さに目覚めた、TSURI HACKライターの小林です。
海のライトゲームは10年以上やってきているものの、アジングはアタリを取るのも難しいし、タナを探るのも難しい……どうしても苦手意識が先行していました。
そんな風に築き上げたイメージのせいで、積極的にはやってこなかった釣りでした。しかし、今更になってそのゲーム性の高さからくる魅力に気付きつつあるのです。
☝︎ここ最近はどこに行くにも鱒レンジャー。感度が大事とされるアジングもこの竿でやってのけてきました(笑)
鱒レンジャーは気に入っているものの、ハマればハマるほど専用ロッドが欲しくなるもの。
専用設計されたリーズナブルなロッドを試しに購入してみたので、レビューとともにご紹介してみたいと思います!
メジャークラフト ソルパラ(2代目) アジングモデル
今回ボクが選んだアジングロッドはメジャークラフト『ソルパラ』の アジングモデル。
ソルパラはアジングのみならず、ショアジギングやエギングなどの専用設計ロッドをリーズナブルに楽しめるシリーズとして、釣り初心者から中級者から支持されています。
昨年からアジングにハマりだした自分のレベルに対し、価格などのバランスが丁度良さそうだと思い購入してみました。
低価格でコスパに優れたロッド
先程も書きましたが、専用設計をリーズナブルに楽しめるロッドに仕上がっているため、コスパは非常に優れています。
実売7,000円ほどで購入できるため、釣りたい魚が決まっている場合、最初の一本には非常に最適なロッドです。
じつはメジャークラフトのソルパラシリーズには、ショアジギング用モデルでお世話になっていました。
ハマチ、サゴシ、シーバス、チヌ、時にはサビキ用に使ってアジなど、ほんとに様々な魚を釣ってきましたが、現在は折れてしまって休職中。要修理な状態で眠っています。
7.0フィート(チューブラーモデル)をチョイス
ソルパラのアジング用ロッドと言っても、ロッドの長さやティップの種類別に何種類か存在します。
今回はより感度の良さそうなチューブラーモデルの7.0フィートモデルをチョイス。(ちなみにティップにはソリッドとチューブラーがあります)
ソリッドはティップがしなやかで、軽いルアーの操作感を損なうことなく、魚が乗せることができます。反面、感度がやや劣ります。
チューブラーは先までしっかりとした張りがあり、感度が良く、“バイトを掛けていく”釣りに向いています。
テーパーはこんな感じに曲がります。ベリー辺りからスムーズに曲がるため、レギュラーテーパー寄りと言った所でしょうか。
アジング用はもっと柔らかいと思っていましたが、「想像よりもずっと硬いな」というのが率直な印象。ロッドパワーも見た目以上にありそうです。
ロッド表記によれば、0.6〜10gまでのルアーが扱える仕様。1gあたりのジグ単を基本に、シンキングミノーはもちろん、フロートリグもギリギリ扱えそう。
全体的に「安価な作り感」は否めない
価格が価格なため、全体的には安価な作りにみえます。とはいえ、リールシートはFUJI製。
購入してから数日間使ってみましたが、PEを使用してのガイドのライントラブルもなく快適に釣りができています。
夜釣りを中心に展開しますので、ライントラブルはなるべく避けたいですからね。
前モデルの初代ソルパラは、ロッド全体が青色だったため、モノトーン好きとしては少し気になるところでした(笑)
2代目からはロゴマークだけが青色に変更されています。ボディ全体は黒。今までカラーリングが気になっていた方、2代目ソルパラはオススメですよ。
ソルパラ、さっそく使ってきました
新しいロッドを購入した際は、釣りをするのが楽しみでなりませんよね。使い勝手などを調査するため、夜の漁港に行ってきました。
メバル釣れました
アジを探しながら釣っていると、メバルが釣れそうな雰囲気に。しばらく狙ってみると……釣れました。
コツーンとくる感度の良さはチューブラーならでは。アタリが出た瞬間に掛けていくのが楽しいですね。
また、アジング専用設計ではありますが、ライトゲーム全般楽しめそうなパワーを秘めています。
シーバスも釣れました
あちらこちらでシーバスのボイルが頻繁に起きていたため、狙ってみるとシーバスも釣れました。
50cmのシーバスでしたが、難なく寄せることができました。思った以上にパワーのあるロッドです。
このロッドでどれぐらいのサイズのシーバスまで獲れるか試してみたい所です。
こちらは30cmぐらいのヒラセイゴ。このロッドで最初に釣ったのがこいつでした。
堤防の際でベイトが来るのを待ち伏せしていたため、シンキングミノーのトゥイッチで喰わせました。
チューブラーロッドであればキビキビとトゥイッチできるため、ルアー操作という観点においても使っていて非常に楽しいロッドです。
基本はジグヘッドを軸にするつもりですが、こうした渓流用のシンキングミノーもタックルボックスに忍ばせておけば、よりロッドの性能を活かした釣りが楽しめそうです。
もちろんアジも釣れます
そして本命のアジも。1g前後のジグヘッドで流していると“コツン”と小さなアタリが。
また、今まで気が付かなかったような潮の変化や、なかなか乗らない小さなアタリまでも分かるようになり、中層の釣りが楽しめます。
とは言え、この手の釣りはまだまだ苦手分野。今年はこのロッドとともに沢山アジングに出かけ、鍛えようと思っています。
アジの場合は0.8〜1.5gのジグヘッドを中心に展開。
かすかなアタリから潮の流れまで、感度の良さから中層の釣りが劇的に楽しくなりました。
アジング寄りのオールマイティに使える湾内ロッド
というわけで、今回は『2代目ソルパラ アジングモデル』のファーストレビューをお届けしました。
総合的な印象としては、アジング専用設計ながらもロッドのパワーは申し分なし。湾内等でオールマイティに楽しめるライトゲームロッドとして重宝しそうです。
アジに特化した釣りを展開したい場合には、繊細さに少しかけるかもしれませんね。その点、物足りないロッドではありますが、アジングの最初の一本としてはかなり楽しめそうな一本です。
ライタープロフィール
小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。
海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。
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