バス釣りのテクニック
バス釣りの一番大切なテクニックにルアーをポイントまで送り込む「キャスティング」がありますが、今回はルアーを投じた後の「アクション(誘い)」についてご紹介します。
ただ巻き
文字通りリールを回し、ルアーを引いてくるだけのアクションですが、ただ巻きはルアー釣り全般において最も基本的な動作の1つです。ただ巻きは「ステディリトリーブ」といって一定の速さでリトリーブする(ルアーを引いてくる)事が基本ですが、時にはファーストリトリーブ(早巻き)、ミディアムリトリーブ(中間的な速さ)、スローリトリーブ(遅巻き)とリトリーブ速度に変化をつけることで、その日のバスに適した速さを探っていきます。
トイッチ・トイッチング
リールを巻きながらロッドを小刻みにシャクリ、ルアーに不規則なアクションを加えます。小魚が逃げ惑う際の動きや、小魚の反射の様子を演出したアクションで、ミノー・シャッド・スティックタイプのワーム等で使用します。
ジャーク・ジャーキング
トイッチの延長線上にあるアクションで、トイッチとの違いは、竿の振りを大きく・強くし、ルアーをより早く・大きく移動させ、アピール強める方法です。
ストップ&ゴー(ポーズ)
ただ巻きやトウィッチといったアクションの最中に、ルアーを全く動かさないストップの時間を(ポーズ)数秒を作った後、アクションを再開。それを一定の間隔で繰り返します。
アクション中にルアーを追走してきたバスが、ポーズの間でルアーに追いつき、再び動き出すルアー(餌)を思わず食べてしまうといったような効果を狙った動きで、魚が特に低活性の時はポーズの間を多くとりルアーに食らいつく間を多くとってやります。
ボトムバンピング
ワームやラバージグを用いる際のテクニックで、ルアーを一旦そこまで沈め、湖底をルアーがぴょんぴょんと跳ねるようにロッドを動かすテクニックです。バスが湖底の餌(ザリガニ・ヨシノボリ)を食べている時などに有効なテクニックです。
一点シェイク
ルアーを湖底の一箇所で動かすテクニックです。コツは水の抵抗が大きいワームやリグを用い、ラインを適度に貼りつつも、ルアーが自分側に寄ってこないように、ロッドの先端を小刻みに震わせます。ワームが一箇所でウネウネと動きながら誘いを続ける為、積極的にルアーを追う気のない、食い渋ったバスに対して有効です。
バス釣りのフィールド
主な生息地は自然湖・人造湖(ダム湖)・河川・野池などがあり、代表的な釣りのフィールドには、茨城県の霞ヶ浦水系、滋賀県の琵琶湖、山梨県の河口湖などがあります。
※釣行前は確認を
日本ではバス釣り自体は禁止されていませんが、バスのリリース(釣り上げた生体を再び湖に逃がす行為)については、各都道府県の条例・漁業調整規則等で禁止をしている県があります。バス釣りをする際は、各県の規則を確認の後、規則を守って釣りをしましょう。
霞水系
関東エリア
近畿エリア
バス釣りに魅了されて
バス釣りのルアー(Lure)という言葉には「 誘惑する・魅了する」という意味が込められています。自分で選んだ場所、選んだルアーでバスを釣り上げる。その感動を一度味わってしまえば、皆さんもきっとバス釣りに「魅了されて」しまう事でしょう。