ワカサギ釣りの魅力
冬の風物詩であるワカサギ。氷上やドーム船の中で初心者でも手軽に楽しめるのが大きな魅力です。
さらに釣ったワカサギは、唐揚げや天ぷらで美味しく食べられることも魅力。その場で釣った魚を簡単調理で楽しめるのは、ワカサギ釣りならではの魅力です。
本記事ではそんなワカサギ釣りで使うワカサギ穂先について、元釣具屋のTSURI HACKライターが解説していきます。
ワカサギ穂先の選び方
ワカサギ穂先は電動リール等にセットして使用します。
いずれの製品も同じような見た目ですが、その選び方にはしっかりとしたポイントがあります。
以下でその選び方を詳しく見ていきましょう。
Point①:長さ
18~35センチ程度まで、様々な長さがあるワカサギ穂先。短ければ繊細な誘いが行いやすく、長ければ誘いのバリエーションが増やせます。
最初の1本は、21~28センチの間で選ぶことをおすすめします。
Point②:硬さ
ワカサギ穂先の硬さは、メーカーによって様々な表記がされているため、選ぶ際は錘負荷を見て選ぶのがコツ。基本は最大錘負荷が7~10グラムくらいのものを選んでみましょう。
さらに軽い錘で繊細に誘いたい場合は最大錘負荷2~3グラム、重たい錘で深場を狙うなら最大錘負荷10グラム以上のものを選んでみてください。
Point③:穂先の見やすさ
ワカサギはその小ささゆえ、アタリも非常に小さいです。そのため穂先の見やすさは必須条件。
多くのワカサギ穂先が、穂先を塗装したり、ガイドスレッドを目立つ色にしていたりします。その中で自分が見やすいと感じるものを選んでみてください。
おすすめのワカサギ穂先
ここからは各メーカーのワカサギ穂先をご紹介。初心者向けを中心に、ちょっと変わり種のものまでピックアップしました。
ぜひこの中から気になったワカサギ穂先を見つけて、釣りに出掛けてみてください。
ダイワ クリスティア ワカサギ 穂先 先調子 23 S
2段テーパー構造を採用し、アタリの取りやすさとアワセの効きやすさを両立させた製品です。使いやすい7:3先調子は、初心者・ベテランともに納得することでしょう。
中でも使いやすい23 Sを中心に、全12種類の中から状況や好みに合わせたモデルを見つけてみてください。
ダイワ クリスティアワカサギHG TYPE K SS 32.5 S
先にご紹介したクリスティアワカサギのハイグレード仕様。ガイドにサクサスメッキを施したことで水はけがよくなり、ガイドが凍りにくくなっているのが最大の特徴です。
TYPE K SS 32.5 Sは、30センチ越えの長さと最大10グラムまでの錘負荷があるモデル。誘いと使用錘の幅が広く、状況に合わせた対応がしやすくおすすめです。
ダイワ クリスティアワカサギHG TYPE K SS 32.5 S
自重:5g
継数:1本
仕舞寸法:32.5cm
錘負荷:1-10g
シマノ レイクマスター SH M02S
全16種類のラインナップで、刻一刻と変化するワカサギの状況に合わせた使い分けが出来るレイクマスター SHシリーズ。薄膜軽量塗装&イエローの穂先でアタリの取りやすさは抜群。
中でもオールラウンドに使えるM02Sをおすすめします。
シマノ レイクマスター エクスペック M00E
個性的なラインナップが特徴のレイクマスター エクスペックシリーズ。
M00Eは新形状「ハイブリッドエキサイトトップ」を採用しています。への字に曲がる特徴的な穂先は、小さなアタリも大きく表現してくれて、釣果アップに貢献してくれます。
シマノ レイクマスター エクスペック M00E
継数:1本
仕舞寸法:27cm
錘負荷:0-3g
PEライン適合:0.15-0.4号
プロックス 攻棚ワカサギ扁平スケルトン穂先 WHSH521SSS
購入費用を抑えたい方、比較的軽い錘を使う方におすすめの製品です。扁平タイプで視認性に優れた穂先は感度が高く、初心者の方も簡単にアタリを捉えられます。
全7種類のラインナップの中で、21センチの長さで最も柔らかいモデルが人気です。
プロックス 攻棚ワカサギスパイラル穂先 WSH528SS
ガイドが途中から下向きに変わる「スパイラルガイド」を採用した珍しいワカサギ穂先です。
ガイドとラインの干渉が少なく、スムーズに仕掛けを送り込むことが出来ます。価格が非常に安い点も魅力です。
おすすめのワカサギ穂先で釣果アップ!
シーズンになると多くの人が訪れるワカサギ釣り。釣り人が増えれば増えるほど、やはり釣果は伸ばしにくいです。
そんな時には穂先選びが釣果を左右することになるでしょう。
ぜひ本記事でご紹介した選び方とおすすめ製品を参考にしてみてください。