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年間で100本以上50オーバーを釣る男が力説。これをしていたらデカバスは釣れません!3つのNG行動とは?

デカバス釣る方法を真似してもなかなか結果が出ない…そんなアングラーの方はもしかすると、「デカバスを遠ざける行動」を知らない間にとってしまっているのかもしれません。今回はデカバスを釣りたいならやってはいけないNG行動を3つ紹介します!

目次

デカバスを釣るチャンスは誰にでも

デカバス
デカバス。すなわち“でかいバス”。バサーなら釣れるバスが大きいに越したことはありませんね。

ところが、デカバスを釣るのはそう簡単ではありません。大きく成長する個体は得てして頭が良いからこそ、長く生き伸びてこれたという証でもあります。

デカバスを遠ざけるNG行動をとっている?

ビックリマン高田
☝︎僭越ながら私(ビックリマン高田)、2020年はざっと100本以上の50オーバーを手にしています。感謝!

SNSやメディアなどで、まことしやかに語られている「デカバス釣る方法」をマネしても、なかなか結果が出ない……そんなアングラーの方はもしかすると、自ら“デカバスを遠ざける”行動をとってしまっているのかもしれません。

高田
今回はデカバスを釣りたいなら、やってはいけないNG行動をご紹介。可能性を少しでも上げるための準備運動とも言えるので、ぜひバサーのみなさんは参考にしてみてください。

対デカバスNG行動①:ポイントへのエントリーが雑になっている

ルアーを投げる前からデカバスを遠ざけてしまっている可能性があります。

オカッパリでもボートでも同じですが、釣りをするポイントにエントリーするところから釣りは始まっています。

オカッパリの場合:いきなり水際に立っている

おかっぱり
「何も考えず水際に立ってしまう」これはオカッパリで最もデカバスを遠ざけてしまう行為です。

デカバスのみならず、魚は足元や岸近くに潜んでいることが少なくありません。そして岸際に潜むデカバスはやる気があり、カバーに固執しているためか、比較的釣りやすい魚と言えます。

高田
まずは「遠い位置から足元を探る」「できる限り物陰からアプローチをする」これだけでチャンスを逃すことがありません。岸際に立つのはその後でも遅くはないでしょう。

ボートの場合:ボートポジションが近すぎる

ボートポジション
ボートの場合も同様。ポイントから近くても口を使うことはもちろんありますが、可能な限り遠くからアプローチをした方が、警戒心を煽らずに済みます

適材適所ですが、オカッパリ同様無意識に警戒心を煽らないためにも、用心しながらポイントに近づいていきましょう。

「影」にも要注意

かげ
オカッパリもボートも最も注意するべきは「影」です。どれだけ離れていても影が水面に落ちると、魚は一気に警戒してしまいます。

バスの天敵である鳥などの襲来は影で察知することが多いようです。そのため本能レベルで警戒心があげてしまいます。

太陽の向きと影の長さ、ポイントを意識しながら立ち位置を決めると良いでしょう。

対デカバスNG行動②:場所&ルアーをローテしない

確実にデカバスを釣る方法というのはありません。相手は自然なのでコントロールすることは不可能です。

しかし、“デカバスが釣れる確率”を最大限上げること、それがキーとなるのは間違いありません。

よくないポイントでだらだら投げ続けてしまう

ポイント移動
最もデカバスが釣れない確率を上げる行為。これはよくないポイントでダラダラと時間を消耗することでしょう。

しかし注意して欲しいのは、良くないポイント=アタリがないポイントではないということ。一例ですが、水が動いていない、ベイト(エサ)がいない、ストラクチャーが乏しいなど。

高田
良くないポイントは早めに見切ることで、よりよいポイントで時間を使うことができます。釣れない確率ではなく、釣れる確率を上げることができます。

▼良いポイントの見極め方はコチラの記事で紹介しています。

ルアーローテーションをしない

ルアーローテーション
ルアーに関しても同じことが言えるでしょう。雰囲気は良いポイントなのに、あまりにもバイトがないときはルアーが合っていない可能性があります。

状況に合っていないルアーを投げ続けるのではなく、当日のアタリルアーを探し当てるため、ローテーションを繰り返すのが定石です。

高田
数が釣れる「ストロングパターン」の先に、デカバスが待っているということも少なくありません。ルアーを色々試すことで確率を上げることができます。

対デカバスNG行動③:ラインやフックに無頓着

フックは針先が生きているか要確認!鈍っていたら即交換を

ライン交換
せっかくデカバスに口を使わせても、針を掛けることができなければデカバスは釣れません。

デカバスの口は想像以上に硬いため、その口を貫ける鋭さが必要です。

またデカバスともなると、ファイトも強烈。そのため錆びたフックや弱過ぎるフックを使っていると、いとも簡単に伸ばされたり折れたりします。

高田
フックは魚と最も近い接点。デカバスのバイトをしっかりと針がかりさせることも重要です。

ラインチェックはとにかくこまめに

ラインメンテナンス
ラインは傷ついていたら結び変える。痛んでいたら巻き替える。

とても基本的なことですがデカバスが釣るためには重要なこと。面倒臭がって痛んだラインをそのまま使い続けていたとすれば、それは自らデカバスを遠ざけていると言っても過言ではないでしょう。

高田
掛かっても、ファイト中に逃げられてしまってはデカバスを釣ることが出来ません。ラインはデカバスとあなたを繋ぐ命綱!

NG行動を知って、デカバスを引き寄せよう

ビックリマン高田
今回はデカバスNG行動を紹介してみました。基本的なことばかりなので、“なんだそんなことか”と思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、どんなことも基本が最も重要だったりします。基本を徹底するだけで、無意識にデカバスを釣るチャンスを逃してしまうことが無くなります。

高田
NG行動を徹底的に排除し、釣れる確率を上げる。あとはフィールドにしっかりと通いこむことで、きっとデカバスが釣れてくれるハズですよ!

 

撮影・文:ビックリマン高田

ライタープロフィール

ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。国内の釣行はバスがメインですが、GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。とくに琵琶湖の釣りが得意分野です。年間釣行日数は300日。

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