ロッドを安全に運びたい!
電車釣行やフェリーでの離島遠征など、車以外でロッドを運搬する事が増えたのを機に、ロッドケースを購入してみました。
それがこちら……
アブガルシアのロッドケース(セミハードロッドケース2)
アブガルシアのセミハードロッドケース2。その魅力は、なんといってもそのリーズナブルな価格設定。
メーカー希望価格は¥2,800〜¥3,800。店舗によっては更なる値引きがされている事もあります。
さらに、ECサイトAmazonの「釣り用ロッドケース」カテゴリーではベストセラーを記録。
私自身、離島に向かうフェリーの中で、このケースを抱えた方をよく見かけており、“人気の高い商品”という認識を持っていました。
全6サイズ展開
サイズは、パックロッドモデル/6.6ft/7.6ft/8.6ft/9.6ft/10.6ftの6サイズ。
カラーはブラック・カモの2色展開で、今回購入したモデルは9.6ftのカモです。
【収縮モデル】セミハードロッドケース120-210もある
また、アブガルシアにはロッドの長さに合わせケースの長さを調節が可能なモデル“セミハードロッドケース120-210”もあります。
同TSURI HACK編集者のK氏はセミハードロッドケース120-210の愛用者で、「遠征釣行では非常に重宝している」との事。写真は離島(三宅島)遠征での一コマ。
セミハードロッドケース2のディテール
セミハードと聞いて「どの程の硬さなんだろう?」と思われる方もいるかもしれませんが、※かなり硬質な芯材が入っています。
※よく透明なプラケースに入って売られているロッドがありますが、材質的には、そのプラケース以上の硬さがあるなという印象。
ケースを構成する要素としては【表地>硬質な芯材>クッション性のる芯材>裏地】といった並び。
ただ、硬質な芯材が全体を覆っている訳ではなく、開閉部分はソフトな素材でできています。
ソフトな面もあるので“セミハード”という事なのでしょう。
サイドから強い力を加えると曲がるので、踏みつけたり、荷重をかけるのはよろしくなさそうです。
表地の上部にはアブ・ガルシアのロゴ。
下部には収納できるロッドの長さがプリントされています。
ショルダーベルトの裁縫。正直、耐久性は気になるところではあります。
内側にはマジックテープ(面ファスナー)のベルトが2本ありロッドを内側で固定できます。
ケース下部には、ロッドエンドを守る硬質板が入っています。
容量は※3本程度
公式HPには“サイズを3本収納のワイドタイプに統一”とあります。
試しに手持ちのロッドを入れてみると……
なんとか4本のロッドが入りはしましたが、ソフトな面がこんもりしてしまいました……。
他のユーザーのレビューを見る限りも、3本が上限と考えてよいでしょう。
ショアジギロッドなど、※ガイドが大きいもの、グリップが太いものは2本を目安に考えると良いかも知れません。
アブガルシアのロッドケースのファーストインプレ
現状、長期使用した場合のケース自体の耐久性や、実際にショックを与えた際のロッドへのダメージの検証などは出来ていませんが、
手にした印象としては非常に良い買い物が出来たと感じでいます。
“セミハード”という性質上、荷重・衝撃に対しての防御力は、ハードケースには劣るでしょう。
ですが、ロッドティップ・ロッド表面の保護といった点においてはソフトケースとは段違いの安心感があります。
数千円の投資で、ロッド運搬の安心度・快適性が上がる。少しでもソフトケースでの運搬に不安を覚えている方であれば、迷わず買いな商品かと思います。
少しでも「怖いな」と思った経験がおありの方は、大事なロッドの為に、検討してみてはいかがでしょうか。
アブガルシア セミハードロッドケース2 9.6ft
アブガルシア セミハードロッドケース2 9.6ft
アブ セミハードロッドケース120-210
アブガルシア セミハードロッドケース120-210