「イカの塩辛」はコンビニで手に入る最強の釣り餌!?
お酒のおつまみでおなじみの「イカの塩辛」。実は人間のみならず魚にとっても格好のおつまみであることを知っていましたか?
今回は釣り餌としての「イカの塩辛」の魅力について解説していきたいと思います!
そもそも塩辛(しおから)とは
塩辛とは、魚介類の身や内臓などを加熱すること無く塩漬けにし
素材自体の持つ酵素及び微生物によって発酵させ、高濃度の食塩により保存性を高めた酵素食品です。
我々が普段食べているものはこれに調味料が加わりますが、主成分は魚介類の身+内臓+塩だけなんですね!
しかも生の状態ですので匂いがあり、釣りエサとして使うには十分理にかなっています。
「イカの塩辛」で釣れる魚
基本的に「イカの塩辛」で釣れる魚は肉食性の魚(魚や甲殻類を捕食している魚)です。
筆者が住んでいる三陸地域ですと、アイナメ・ソイ・ドンコ・アナゴなどがよく釣れます!
地域によって釣れる魚は異なりますが、特にソイやカサゴなどの根魚にはかなりの効果があるので根魚狙いの方には特にオススメです!
中にはこんな大物も……
こちらのアナゴもイカの塩辛で釣りました!(セブンイレブンの塩辛ですw)
イカの塩辛はとにかく針持ちが良く、身切れしないのでどんな仕掛けでも相性抜群です!
匂いも強烈ですので、投げてほっとくだけで釣れます。
ちなみに筆者オススメの仕掛けはブラクリとブラーです!
ライトロックフィッシュのタックルにこの仕掛けで堤防のキワやテトラの穴を探って使用しています。
ボトムに置いておくだけで釣れますが、匂いを拡散させる為にたまに動かしてあげるいいでしょう。
イカは柔らかく、色も白くて目立つので、ジグヘッドに付けてワームのように扱うこともできます!
付いているのはイカですが、感覚としては究極の匂い付きワームと言ったところでしょうか?(笑)
足元に落とすもよし、キャストしてスイミングするもよし、最終的には放置しててもOK。
ワーム感覚で釣りをしたい方にはジグヘッドにチョン掛けはオススメです!
筆者達が塩辛で釣っている動画はこちら
「イカの塩辛」を使うメリット・デメリット
それでは釣りエサとしての「イカの塩辛」についての良いところと悪いところをいくつか紹介します。
メリット①:集魚効果
イカの身と内臓を和えたものなので、匂いによる魚へのアピールは大です!
同系統のサンマやサバの切り身にも引けを取らないぐらい強烈です。
メリット②:針持ちが良い
とにかく針持ちがいいです!
アオイソメ・オキアミ・サバ・サンマなどと比較しても桁違いにエサが取れません。
エサ取りが多い場所はもちろんのこと、遠投してもエサが取れる心配がないので、投げ釣りでアナゴを狙ったりするのには最適なエサですね!
メリット③:どこでも買える
「イカの塩辛」はコンビニやスーパーなどで買えるため非常に入手しやすいのがいいところ。
しかも保存ができるので、あらかじめ買っておいて冷蔵庫にいれておけば急な釣りにも対応できます。
デメリット:手が汚れる
強いて言うならこれです(笑)
釣れるエサの宿命でしょう。匂いが気になる方は薄手のビニール手袋などで対策してみて下さい。
ちなみに筆者は諦めて素手で触ってます(涙)
「イカの塩辛」を使ってみよう!
身近に買えて釣りエサとしても優秀な「イカの塩辛」。
普段アオイソメやオキアミだけ使ってる方にはぜひ試してもらいたいエサの一つです。
今まで釣ったことのない新しい魚に出会えるかもしれませんよ?
それではまた!バイバイ!