渓流釣りに必要な装備

渓流周辺は人工的な整備のされていない自然のエリアで釣ることがほとんどです。各釣りスタイル用の釣竿、エサ、ルアーなどに加え、ウエアなどの基本装備をしっかりとして安全にも十分気を配ることが重要です。
レインウェアや入水するならウェーダー、虫刺されや日焼け対策の長袖、帽子、偏光グラスは基本装備と考えておきましょう。
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渓流で気をつけたいマナーや注意点

渓流釣りを楽しむ上では、守るべきことや注意すべきことがいくつかあります。
ゴミを捨てないなどは渓流釣りに限らず当然なこととして、自然への感謝と畏敬を持ち続け行動することこそが釣りを楽しむうえで一番重要なことと言えるでしょう。
禁漁期間

渓流釣りを楽しむことができるフィールドの多くでは、禁漁期間が設定されています。
渓流釣りの対象魚の多くは、秋から早春にかけて婚姻~産卵時期を迎えるため、禁漁期間もそれらの営みに合わせて設定されています。
渓流釣りを末永く楽しむためにも禁漁期間は絶対的に守らなければなりません。
遊漁券
多くの渓流には漁業権が設定されており、それらの渓流で釣りを楽しむためには、漁業権を持っている漁協へ遊漁券などの形で遊漁料を収めることになります。
漁協では集めた遊漁料で渓流魚の人工孵化や稚魚の飼育、放流を行なってくれています。水産資源を守るためにも遊漁料は必ず収めるようにしなければなりません。
マナー

渓流でのポイント移動は下流から上流に向かっていくのが基本です。先行者がいる場合は、上流のポイントにはいってよいかや、十分な距離をとるなどの挨拶・配慮も必要です。
また濁りなどの影響が下流に行くのを最小限にするため不要に水底や周辺の木々を荒らさないように気を遣うことも大切です。
注意点

渓流釣りでは、山など自然の多い場所特有の危険にさらされてしまうことも考えられます。
携帯電話が繋がりにくいエリアも多くあるため、一人で釣りに行く際には釣行予定を周囲に伝えておくことも準備の一つと考えておきましょう。
・危険生物(ブヨ、ヒル、クマ)
自然豊かな山で出会う様々な生き物の中には危険なものもいます。
ブヨ・ヒル・ハチなどの虫や、クマやイノシシなどの中~大型動物との遭遇は特に注意が必要です。
入るポイントや季節などを考慮し、先にご紹介した基本装備をしっかりした上で十分注意を払うようにしましょう。
・急な天候変化(鉄砲水)
山中で最も危険なのが急激な天候の変化です。上流や山肌への大雨は鉄砲水を発生させることがあるため、釣りの現場だけでなく周辺の天候にも気を配るようにしましょう。
釣行をする場合には事前にWebなどで周辺の天気予報を確認し、休憩時などにもこまめに確認をするように心がけましょう。
初心者は渓流釣り堀からエントリーもあり!

渓流釣りとは何か?ついてご紹介いたしました。これから始めてみようと思われている方は、渓流釣り堀などから始めてみるのも良いでしょう。
釣り堀といっても本格的な場所も多くあります。以前の記事で渓流釣り堀を紹介しているものがありますので参考にしてみてください。
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