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渓流釣りを始めよう!【ミャク釣り・テンカラ・フライ・ルアー】釣り方を解説(2ページ目)

渓流での釣り方

出典:PIXTA

渓流での釣り方は、その河川毎に継承、発展してきた地域色豊かなスタイルもありますが、近年では、『ミャク釣り』、『毛鉤』(テンカラ、フライ)、『ルアーフィッシング』がポピュラーな釣法と言えます。それぞれの釣り方についてご紹介いたします。

ミャク釣り

出典:PIXTA

ミャク釣りは数ある釣りの中でも最もシンプルな構成の釣具を使った古くからある釣法です。糸の動きや竿先の変化でアタリをとることから腕の差が大きく出る釣りではありますが、トラブルも少ないため初心者の方でも楽しめます。

また、アタリの取り方など多くの釣りに通ずる感覚を身に着けられるため、釣り好きであれば一度はやっておきたい釣法です。

・釣り方
魚がいそうな場所を仕掛けが通過するように、流れていくエサを竿でコントロールします。アタリは糸の動きや竿先の変化で捕らえるために、糸は張り過ぎず緩め過ぎずといった状態を維持しておくことが重要です。

・仕掛け・タックル
4.3~6.5メートル程度の渓流竿を使用します。川幅や周囲の木々の高さなどを考慮して竿を選択しますが、概ね源流に向かって登っていくほど短い竿の方が釣り易いといえます。

仕掛けにウキは使用せず、代わりに糸の動きを把握しやすくするための目印を付け、軽めのオモリと針だけのシンプルな構成となっています。

・餌
釣り具で購入できる渓流釣りのエサとしてはイクラ、ブドウ虫、ミミズがあります。水辺の石の裏などにいるカワムシ(ヒラタ、オニチョロ、クロカワ虫、ピンチョロ虫等)なども優秀なエサとなるため、現地で採取し使用することもできます。

テンカラ

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テンカラは、毛鉤を使った釣りとしては最も有名な釣法であり、タックルや仕掛けのシンプルさはミャク釣りと同等です。3.5~4メートルほどのテンカラ専用の竿に、竿と同じ長さの道糸+ハリスを付け、先端に毛鉤を付けただけの非常にシンプルなタックルを用います。

手返し良くキャストを繰り返しながら魚を狙っていくため、竿は専用の軽いものがおすすめです。

▼テンカラ釣りの詳しい解説はこちら

フライ

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様々な形をした毛鉤『フライ』を使用する釣法がフライフィッシング。漁法として発展してきたテンカラ釣りに対して、フライはスポーツ的な側面を持ち世界各地で発展してきた釣法です。

専用のロッドとライン、リールを組み合わせたタックルを使用します。日本のフィールドでは4~6番前後のタックルが使用しやすいサイズと言えます。

▼フライの基本解説はこちら

ルアー

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渓流でのルアーフィッシングでは、スプーンやスピナー、小型のミノーを使用します。

渓流では木々などによってロッドを振りかぶれない場所も多いため、タックルは5~5.6フィートの渓流用のロッドに小型のスピニングリールを合わせたものがおすすめです。流れとルアー二つの動きを把握することがキモになります。

▼渓流ルアー釣りの解説はこちら

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