ジャッカルのスイムベイト「ダンクル」
こんにちは。TSURI HACKライターのむっちんです。
ハードルアーのようなサーチ性能と、ソフトマテリアルによる喰わせ能力で、いまや定番として多くのアングラーに使われているスイムベイト。
その中でも今回は、ジャッカルのプロスタッフ・秦拓馬さんが作ったスイムベイト『ダンクル』をインプレしたいと思います。
ダンクルのラインナップ
ダンクル(7インチ)
ダンクルシリーズの中でも最初に発売されたサイズです。特徴は7インチ、62gのサイズ感。いかにもスイムベイトって感じですね。
フィールドは選んでしまうかもしれませんが、マックスサイズを選んで連れてきてくれるのは間違いないでしょう。少々、投げ倒すには根気が必要です……笑
ダンクル(5インチ)
フィールドを選ばず使いやすいと個人的に感じているサイズ。
おかっぱりではタックルが制限されるので、MHクラスのロッドで扱える、この5インチが活躍します。
スイムベイト初心者の方は、このサイズからエントリーするのがおすすめです。
メガロダンクル(9インチ)
“デカい”を通り越して、デカすぎますね。笑
ダンクル7インチでもボリューム満点なのですが、ボリューム感がさらに増しての9インチ、128gの大迫力でアピール力抜群です!
日本では使用するフィールドが限られてくるサイズですが、琵琶湖ではデカバスがキャッチされているようなので、使う場所次第では大きな武器になりそうです。
ダンクルのココが素敵!
ダンクル3兄弟の中でも、野池、小規模川などのフィールドでも違和感なく使える『ダンクル5インチ』のインプレを語りたいと思います。
ゆっくり巻ける
テールが艶かしく、テロテロとしっかりとした波動を出しながら、浅いレンジをよりゆっくりと巻けます。
目視で確認できるオダやブッシュから、魚をひっぱりだしてバイトさせるイメージです。ダンクルが吸い込まれて消える瞬間がたまりません!笑
安定した飛距離
ダンクル5インチは28gという自重で、遠投性にもすぐれています。状況やタックルにもよりますが、飛距離は平均して約30~35m前後といったところ。
ショートレンジや強風下でもキャストが決まりやすいため、より確実なアプローチができると感じました。
状況に応じてカスタマイズ!
ダンクルはフィールドのシチュエーション、ストラクチャーに応じて、フックの位置やレンジコントロールをカスタマイズできる仕様です。
実際に筆者が使っているカスタマイズ例を紹介します。
腹針セッティング
パッケージから出した時のセッティングです。水面付近~1m前後の浅いレンジを巻きたい時はこのままのセッテイングがおすすめ。
浅いレンジを通すときは、バスが下から突き上げてバイトしてくることが大半を占めます。そのため、腹針セッティングの方がフッキングに優れているというわけです。
背針セッティング(前方重心)
背中にフック、顎下にシンカーを配置したこのセッティング(前方重心)は、ダンクル自体が水中で頭下がりの姿勢となります。
ボトム付近を巻いたり、コンタクトさせながら使う時におすすめです。とくにバスがボトムに対して強く執着している場合は、迷わずこのセッティングをチョイスします。
使用するシンカーは1.3g~。ご自身のフィールドに合わせて選ぶと良いでしょう。
背+腹針セッティング(後方重心)
水平にスローフォールしてくれる、後方重心セッティング。ミドルレンジ~ディープレンジを安定してゆっくり巻けます。
例えば、水面からウィードトップまで(2~3m)の場所などで投入することが多いです。
シンカーを刺す位置は、上の写真と同様の位置で。狙いたいレンジが2~3mの場合、ダンクル5インチなら5g、7インチなら7g、9インチなら10gのシンカーが基準です。
ダンクルの欠点
テールにクセがつくと、斜めに泳ぎ出してしまいます。そのまま使うと、本来通したいコースから逸れてしまうことも。
写真のように使わないときはパッケージに入れ、キチンと保管しておきましょう。
ついうっかりテールにクセがついてしまったら、沸騰したお湯に1分付けると元に戻ります。(茹で過ぎ注意。くれぐれも自己責任でお願いします。笑)
テールにクセがついてしまった場合は、ぜひ試してみてくださいね。
ダンクルを使いこもう!
一種類のルアーを使い込むことで、使うシチュエーション、タイミング、新しい発見があるのがルアーフィッシングの楽しさですね。
ダンクルも使い込むことで、“釣れるタイミング”を掴めるようになってきます。
そのサイズ感に最初は躊躇してしまうかもしれませんが、みなさんにもぜひ、水面下で突然起こるビックバイトを体感してほしいと思います。
紹介したアイテム
ジャッカル ダンクル 5インチ
ジャッカル ダンクル 7インチ
ジャッカル メガロダンクル 9インチ
この記事を書いた人
むっちん
九州熊本県在住。毎日ウキウキしながらフィールドへ足を運びバス釣りしています。フィールドへ足を運ぶからこそ、感じること・学べることがあると思っています。
僕なりにバスフィッシングの楽しさ、魅力、素晴らしさをお伝えできればと思っています。モットーは『明日はもっと釣れる』。
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