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意外と知らない!?フックの素早く安全な交換方法【動画解説アリ】

確実に魚をキャッチするためにも、フック交換はマメにおこなっておきたいものです。今回はプロガイドである私、ビックリマン高田が安全でスムーズなフックの交換方法を解説します。

目次

アイキャッチ画像提供:Chilloutfishing

誰も教えてくれないルアーフックの交換方法

古くなったフックを新しくしたり、大物に備えてフックのサイズを上げる場合などにはフック交換が必要です。

フックは人に刺さると危険なもの。そのため安全な交換方法を選択する必要があるんです。

今回は安全で素早いフック交換の手順を、写真や動画でも解説しちゃいます。

用意するもの

・新品のフックとスプリットリング(フックサイズや素材は釣りやルアーにあうものを用意しよう)

・スプリットリングオープナー付きプライヤー(先端に突起がついたもの)

ルアーから古いフックを外す

手順①

まずはスプリットリングオープナーの先端を、スプリットリングの隙間に対して真っすぐに差し込みます。

真っすぐ刺せばリングの空くスペースも広くなって作業がしやすいです。

上の写真のように、ルアーから針だけ外そうとすると怪我の恐れあり。

フックを外すときには着脱のしやすいルアーアイから、スプリットリングを先に外すということが重要です。

フックをリングから先に外そうとするとルアーアイが邪魔になったり、手を滑らせてケガをする恐れがあります。

手順②

隙間にルアーアイを差し込みます。ほとんどの場合力は要らず、リングにアイを移動させてプライヤーを離せば、カチッと挟まります。

挟まったらそのまま回転させていけばルアーからスプリットリングとフックが外れます。

ルアーアイの線型太い場合は机に置いて力を少し加えながらリングの隙間に差し込めばOK。

これにてルアーからフックが外れました。もう一方のフック同じ手順で。この手順を守っていただければ簡単に外れると思います。

新しいフックをつける

手順①

プライヤーの先をスプリットリングの隙間に差し込みます。外すとき同様に平行に差し込むことが重要です。

新しいフックを付ける時は、線型の太いフックアイにスプリットリングを装着した後にルアーにとりつけます

手順②

フックアイの側面が上を向いた状態で、2本のフックを机にきっちり指で押さえ、スプリットリングを真上から垂直に押し込みます。

「カチッ」という音と共にリングがフックに挟まるはずです。

こんな状態になればOK。

そのままリングを90度倒して、グリグリとリングを回してやればフックとスプリットリングが接続されます。

手順③

あとは簡単。スプリットリングにプライヤーを差し込み、広がったその隙間にルアーアイに挟み込みます。その後、グリグリ回していけばフックの取り付けが完了します。

ルアーアイは細いので力も必要ありません。フロントフックが装着出来たら、リアも同じ要領でつけていきましょう。

フック交換が完成。慣れると素早くできますよ。

フックの向きに注意

フックには正しい向きがあります。トレブルフックは三方向が対称になっているわけではなく1本の針だけがフックアイと平行になっています。

その1本の針がフロントフックは前側に、リアフックは後ろ側にくるように装着します。わかりにくい人は写真を見ていただければ理解していただけるかと思います。

魚がルアーに食いついたときにフックの方向が逆だと刺さらないことも多々あります。

またメーカーもフックはこの向きで泳がせることを前提としているので、逆にルアーを付けると泳がなくなることもあります。フックの向きには注意しましょう。

フック交換は安全に素早く行おう

上記の手順で行えばフック交換は安全に、なおかつ素早く行うことが出できます。

わかりにくかった人はぜひ動画で詳しい解説をご覧ください。正しいフック交換方法を覚えて安心で楽しいフィッシングライフを!

by TSURIHACK TV

この記事を書いた人

ビックリマン高田

海外釣行旅行会社ChillTrip所属のプロガイド。狙う魚が大きいことが多いのでフックも、交換しづらい大きなものが大半。

さらには年間300日ほど釣行するためフック交換の機会も多くあります。そんな筆者が交換しづらい大きなフックでも簡単に素早く交換できる術(もちろん小さなフックも)を皆様にご説明します。

じつはこの交換方法は海外の友人から教えてもらいました。

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