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ほどほどサイズがいいんですよ。“大きくなると美味しくない”魚たちを特集

釣って嬉しいのは大きな魚ですが、食べて美味しいのは……。今回は、そんな大きくなりすぎると美味しくない魚たちを特集します!

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

“大きい=美味しい”とは限らない!

ヒラマサの画像

撮影:TSURI HACK編集部

魚は一般的に、小さな個体よりも大きな個体の方が「脂が乗って美味しい」と言われます。

しかし、そうではない魚も存在するのです。全ての魚が、大きければ大きいほど良いというわけではありません。

今回は、大きすぎると美味しくない身近な魚をご紹介しましょう!

マダイ

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出典:PIXTA

魚の王様ともいわれるマダイ。大きくなると、ヒット直後の強烈なファーストランと、ゴンゴンとロッドを叩く重厚な引きを楽しめる魚です。

タイラバやフカセ釣りの細仕掛けで大型をヒットさせると、とてもスリリングなファイトを楽しめます。

2キロ程度までが目安

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マダイのおいしいサイズの目安は、1~2キロ程度です。大きさだと、40~50センチほど。

これ以上大きくなると、身が硬くなったり旨味が少なくなったりする傾向があります。見た目も黒ずんできて、美味しくなさそう……。

マアジ

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出典:PIXTA

岸釣りでは30センチもあれば十分良型と言えるマアジ。しかし、実は50センチを超える魚なのです。

一部の地域で岸からも狙え、アジとは思えない強い引きが魅力。40センチで「ギガアジ」、50センチで「テラアジ」と呼ばれます。

30センチまでの黄アジが美味

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マアジは瀬に居付く黄アジ系と、回遊型の鬼アジ系に分かれます。名前の通り、黄アジは黄色っぽくて体高が高く、鬼アジは背中が真っ黒で細長いのが特徴です。

巨大になるのは鬼アジですが、脂が乗って旨味が強いのは黄アジ。食べるなら、20~30センチ程度の黄アジが最高です。

アオリイカ

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アオリイカの中でも、「レッドモンスター」と呼ばれる南方系の個体が注目を浴びています。

一般的には1キロもあれば十分大型ですが、レッドモンスターはなんと5キロを超えることも。ショアエギングのほかに、ティップランエギングやエジングで狙えます。

大きくなると身が硬くなる

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アオリイカは大きくなっても味はあまり変わりません。しかし、身が硬くなってしまうため、刺身よりも火を通す調理方法がおすすめです。

刺身で食べるなら、秋に釣れるトンカツサイズが美味しいですよ。

シマアジ

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寿司ネタとしてもおなじみのシマアジ。10キロを超す個体は、その顔つきから「オオカミ」と呼ばれます。

とてつもないトルクとスピードで走るうえに、口が柔らかくて身切れを起こすため、大型をキャッチするのは至難の業です。

オオカミは憧れだが……

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マダイと同じく、実はシマアジも大きくなると身質が落ちる魚です。刺身や寿司ネタとして重宝されるのは3キロあたりまで。

オオカミクラスは市場に出回ることも非常に稀で、口にする機会はめったにないはずです。

ほどほどがGOOD

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釣って楽しいのは大きな魚ですが、食べて美味しいのは“ほどほどサイズ”な魚種も意外と多いのです。

そのため、食べることが主目的の釣り人の中には、あえてサイズを捨てる方もいるほど。

サイズ別に食べ比べてみるのも面白いですよ!

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