スピニングリール……多すぎっ!!!
近年はモデルチェンジのサイクルも早まり、毎年毎年新たなリールが登場しています。
そんな中「どのリールを選べばいいんだよ!」というアングラーも多いはず。
そこで今回は、TSURI HACK随一のリールマニアが、独断と偏見でハイコスパリールを決定します!
辛口リールマニアが選ぶ!
佐藤稜真
某リールチューンメーカー在籍時、Facebook・Instagram運営を手がけながら全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。
中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。
厳しい目線でハイコスパリールを選びましたよ!
エントリークラス部門(実売価格1万円前後)
いまから釣りを始めたい方や、新しい釣りにチャレンジしたい方におすすめの価格帯です。
一昔前のリールに比べると格段に性能が向上していますよ!
レガリス(ダイワ)
フラッグシップモデルのイグジストにも取り入れられた「LTコンセプト」によって、2500番で210グラムと、クラス最軽量の軽さを誇ります。
しかしながらボディ剛性も十分で、ライトショアジギングといったタフな釣りにも十分な強度です。
また、ブラック×ゴールドのシックな外観は、価格帯をはるかに超えた完成度。釣具屋さんで回してみると、回転の滑らかさにビックリするはずですよ。
ダイワ レガリス LT2500S-XH
サハラ(シマノ)
ハイエンドモデルのステラと同じく、シマノが誇る冷間鍛造で作られた、高精度かつ高強度のHAGANEギアが搭載されています。
くわえて、ギアの配置や支持性能を最適化しており、巻き心地が滑らかで巻上力がピカイチ。
この価格帯からでも、シマノの“ものづくり精神”を十分に感じることができちゃいます。
シマノ サハラ 2500HGS
ミドルクラス部門(実売価格2万円前後)
ハイエンドモデルからの技術や性能を継承しているものが多く、そのポテンシャルは一世代前のハイエンドに匹敵するほどです。
エントリークラスからのステップアップに最適なリールが揃います。
セオリー(ダイワ)
2500番台で185グラムと、上位機種を超えるほどの軽さが魅力です。さらに、ハイエンドモデルのイグジストにも採用されていた、8,000円以上もするギアが搭載されています。
また、高密度カーボン素材をローターにも使用しており、“巻き始めの軽さ”が特徴的です。
自重の軽さと巻きの軽さから「リトルイグジスト」と言っても過言ではない、まさに価格破壊な1台でしょう。
ダイワ セオリー 2506H
ストラディックCI4+(シマノ)
2500番台で180グラムと、こちらも軽さが際立つモデルです。ヴァンキッシュと同等の超軽量ローターが用いられ、もはや上位機種と紙一重のクオリティー!
巻き始めは極めてクイックで、とくにライトソルトゲームやエギング、トラウトで強い人気を誇ります。
軽くて丈夫で巻き心地の良い、3拍子が揃ったスーパー優等生リールです。
シマノ ストラディックCI4+ 2500HGS
スピニングリールの進化は止まらない
一昔前までは、正直「安かろう悪かろう」感の強かったリール。
しかし、現在は低価格帯のリールの進化が著しく、10年前のハイエンドモデルに匹敵すると言っても過言ではありません。
独断と偏見で選んだ4台ですが、どんなアングラーも満足できるお値段以上のクオリティーですよ!