やっかいなフックのサビが取れると聞いて

ソルトルアーアングラーなら一度は悩むフックのサビ。
どうやら意外なカー用品でサビを落とせるらしいのです。
フック交換はお財布事情が……
こちらは編集部Iからお届けします。
使ったルアーは必ず洗いましょう! と声を大にして言いたいところですが、ガサツな私は釣行後でも車に積みっぱなし……なんてこともしばしば。
サビ過ぎたフックの交換は行うのですが、頻繁に換装するのはお財布事情が許しません。
いざ、実験
できるだけ安く対処できないかと悩んでいた際、耳にした“700円前後の車用洗剤でサビが落ちる”という噂。
その真偽を確かめるべく実験してまいりました!
実際にやってみた
サビ具合を確認

大小さまざまなフックをチョイス。仕上がりが楽しみです。
散布開始

プラ容器にフックを入れ、洗剤を散布。すでに変化が見られますね。
20分放置

濃度の高いグレープジュースのような色に変わったところで、フックを取り出し水洗いを行います。
気になる仕上がりは?

フックのサビは落ちたように思えます。
接合部や浸かりきっていない箇所はサビが残る結果となり、浸す時間の調整で仕上がりが変わりそうです。
しつこいサビなら30分以上放置してみても良いかもしれませんね。
フックポイントは?

刺さりが悪いということもなく、鋭さは維持されているように思えます。
気になる点も

フックの軸に黒ずみが見られた点。
フックコーティングがはがれている可能性もあるため、強度・寿命に不安を覚えます。
ルアーごと漬け込むとどうなるのか?

5か月ほどルアーボックスで熟成された3つのルアーを対象に、そのまま漬け込んでみました。
仕上がり

同様に20分放置。フックのサビはもちろん、ボディが見違えるほど綺麗になっています
実践する際は“ニオイ”に注意
ヘアカラー剤のような鼻に「ツン」とくる臭いが充満しますので、必ず換気を行うか屋外で実践しましょう。
ルアーボディを浸す場合は本体からもほんのりと臭います。釣果に関わる要素であるかは定かではありませんがご注意ください。
結論:サビないための手入れがすべて

釣りにとってフックは釣果に直結する大切な要素です。
私が言えたことではありませんが、サビが及ばないような小まめな手入れ・フック交換に勝るものはありませんよ!
▼今回使用したものはこちら
ブレーキダストクリーナー・マグナショット 500ml
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