釣りの合間にジェットボイル

ジェットボイルは釣りに超便利!?編集部インプレッション!

アウトドアマンの中では最早常識となっているジェットボイル。同じアウトドアと言えど、果たして釣りで使える場面はあるのでしょうか?今回は編集部によるジェットボイルのファーストインプレッションをお届け!

目次

提供:モンベル
アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

ジェットボイルが釣りにイイらしい

みなさんはジェットボイルというものをご存知でしょうか?圧倒的な速さで水が沸騰する小型バーナーとして、キャンパーや登山者にとても人気のあるアイテムなんです。

ですが、アングラーの皆様は、「名前は知っているれど、実際にどんなものなのか良くわからない」という方もいるのではないでしょうか。

実際に釣り場で使ってみた

そこで編集部は、ジェットボイルが一体どんなモノなのか人気たる所以はどこか釣り場で活躍してくれるシーンはどこか、をテーマに釣り場で検証してみました。

まとめて収納「オール・イン・ワン設計」

※撮影:TSURI HACK編集部 今回検証した「ジェットボイル PCS FLASH

ジェットボイルはクッカー(クッキングカップ)の中に、ガスカートリッジ、スタビライザー(ガスカートリッジ用三脚)、ゴトク、バーナーといったパーツが全て収納できるオール・イン・ワン設計になっており、持ち運びにはかなり便利。

わずか〇秒!?驚異的なスピードで沸騰

撮影:TSURI HACK編集部

ブランドの発表によると、500mlの水が2分30秒で沸騰するとのこと。水を素早く沸騰させる秘密は、ジェットボイルクッカーの底面についている「フラックスリング」。

ジェットボイルの利用書

出典 : モンベル

この蛇腹状の「フラックスリング」とは、クッカーと一体化し、抜群の熱効率を生み出してクッカーに届けてくれるそう。ちなみに一般的なクッカーは熱が周囲に拡散してしまうため、強い火力と多くの燃料が必要でした。

実際に沸かしてみた

撮影:TSURI HACK編集部

着火は火力調整つまみを開き、着火装置(イグナイター)をカチッと、ライターのように押すだけ。常温の500mlの水が沸騰するまでの時間は、2分30~35秒程度でした。※沸騰までの時間は、当日の気温や風によっても異なります。

撮影:TSURI HACK編集部

このPCS FLASHは沸騰を知らせるオレンジのインジケーターつき。沸騰のタイミングが分かりやすく、視界の限られる夜釣りなどにも良さそうです。

釣り場でも温かい飲み物でリラックス

撮影:TSURI HACK編集部

「午後の釣りの前に一息入れたいけど、釣りを中断して遠いコンビニまで行くのは億劫だ」そんな時にこのジェットボイルがあれば、釣り場でも温かいコーヒーや食事でリラックスできそう。

「早くコーヒーが飲みたい!」そんな、せっかちなアングラーにとっても、ジェットボイルの沸騰スピードは非常に魅力的です。

汎用クッカーも使える

撮影:TSURI HACK編集部

ジェットボイルと言えば、専用のクッカーしか使えないイメージがありますが、付属のゴトクを取り付ければ、他のクッカーやフライパンでの調理も可能。

この事を初めて知った編集Tも「え!こうやって使えるんだぁ!!めっちゃ便利!」とテレビショッピングさながらのリアクションを見せてくれました。

ジェットボイル PCS FLASH

・容量:1.0L(調理容量は0.5L)
・重量:470g
・収納時の大きさ:φ104mm×高さ180mm(
・ガス消費量:約100g/h

新たにマイティーモ発売!その性能とは?

撮影:TSURI HACK編集部(マイティーモ)

撮影:TSURI HACK編集部(使用時はこのように足を広げる)

マイティ―モは低温下でも安定した火力を誇るサーモレギュレーターを搭載したコンパクトなシングルバーナー。

シリーズ最速の沸騰到達時間

撮影:TSURI HACK編集部(1.5Lクッキングポット)

ジェットボイルシリーズ最高出力を誇るマイティーモは、1.5Lクッキングポット(別売り)との併用で1Lの水を約3分で沸騰させることが可能との事。

撮影:TSURI HACK編集部

クッキングポットの裏面はジェットボイルと同様の「フラックスリング」構造。マイティ―モの足が底面にジャストフィットするよう作られており、安定性も良さそう。

実際にラーメンを作ってみた

撮影:TSURI HACK編集部

この日はインスタント麺を調理。水が1リットルなかったのもあり、3分を待たずに沸騰しました。この鍋口の広さなら、袋入りのリゾットを温めたり、様々な料理が出来そうです。

食料等と一緒に収納・持ち運び

撮影:TSURI HACK編集部

1.5Lクッキングポットには、調理に必要なシングルバーナー・スタビライザー(ガスカートリッジ用三脚)・ガスカートリッジがスッポリ入ります。これならスペースの限られる二人乗りのボート釣行時などにも持っていけそうです。

ジェットボイル マイティーモ

・重量:約95g
・収納時の大きさ:φ109mm×高さ95mm(使用時) φ51mm×高さ76mm(収納時)
・ガス消費量:約約215g/h

ジェットボイル 1.5Lクッキングポット

・容量:1.5L
・重量:340g
・収納時の大きさ:φ175×高さ110mm(収納時)

こんなシチュエーションにも良さそう

コンビニまで30分

出典:pixabay

堤防の先端、磯、渓流、山間部のダム湖など、陸っぱりでも食事処やコンビニまで30分以上かかるという釣り場は珍しくありません。そんな時の食事と言えば、朝にコンビニで買っておいたパンであったり、お弁当であったりと、冷たく味気ないものになってしまう事も多いですよね。

船釣り・沖堤防・レンタルボート

出典:pixabay

船釣りや沖堤防は、一度フィールドに出てしまえば、コーヒーが飲みたいと自分の都合で引き返す事は出来ませんし、レンタルボートでも、桟橋まで戻る時間が勿体ない時もありますよね。また、食堂併設のボート屋も限られてきますので、温かい食事やリラックスタイムが、すべて現地で完結出来るというのは非常に魅力的です。

朝マズメ・夕マズメ・夜釣り

出典:pixabay

朝日を眺めながら飲む熱々のコーヒー。肌寒い時間帯に体を温めてくれるスープ。夜釣りで、もうひと頑張りする為の大盛りカップ麺。「釣りでキャンプのような豪華な食事は必要ないよ!」というアングラーの方でも、ジェットボイル一つで、いつもとは違う食の楽しみが増えるかもしれません。

釣り場・ボートでほっと一息

撮影:TSURI HACK編集部

今回は、どこにでもあるインスタント麺、インスタントコーヒーを頂きましたが、釣行取材帰りで疲れた編集部の心と胃袋を十分に満たしてくれるものでした。

釣り場でリラックスしたい時、午後の釣りをもうひと頑張りしたい時、素早くお湯が沸くジェットボイルが一つあると、とても重宝しそうです。

ジェットボイル 公式ブランドサイト