キス釣り入門講座!ちょい投げ・遠投仕掛けをチェック!

2019/05/28 更新

投げ釣りの定番、キス釣り。近年はちょい投げならぬ“ライトキス”といった、ルアータックルを流用してキスを狙う方が増えているようです。今回はライトキスのタックルや定番の投げ釣り仕掛け、狙いの時期や釣り方、オススメの竿をご紹介します。


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キス釣りについて

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砂地に生息するシロギスは投げ釣りの対象魚として人気のターゲット。夜は砂にもぐって寝たり、外敵に襲われたら砂にもぐる習性をもっています。また、砂地の底付近を群れで回遊しており、ゴカイや小さいカニやエビを食べて生活しています。投げ釣りはもちろんの事堤防からのチョイ投げや船からも狙うことができるターゲットです。

もちろん食べても美味しく、キスの天ぷらは誰もが一度は舌鼓を打ったことがあるのではないでしょうか。


キス釣りの時期

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シロギスは釣り方を問わなければ、ほぼ一年中釣れる魚です。しかし秋から冬は深みに落ちてしまうため、岸からは狙うのは難しくなります。岸から狙うのであれば、春から夏にかけての高水温期。一般的には夏は数釣りができて楽しめるシーズンで、他のシーズンは型が出て面白いシーズンと言われています。

キス釣りのエサ

キス釣りのエサ
出典:DAIWA
一般的に、キス釣りではエサはアオイソメやジャリメ、ゴカイを使用して、針を隠すようにセットします。生餌が苦手な方は人工餌でも釣る事が出来ます。
ITEM
マルキュー パワーイソメ (細)

キスの引き釣りと冬場のカサゴ釣りに使いました。気になる釣果ですが普通に釣れます。餌釣りはしないので餌との比較はできませんが、キス釣りは夕まずめの満ちこみ時に釣行して2時間ほど、アタリが途切れませんでした。



キス釣りのちょい投げ

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出典:DAIWA
手軽にキス釣りを楽しめることで人気のちょい投げ。使用するオモリが軽いので、他の釣りで使っているタックルを代用して楽しめます。本格的な投げ釣りに比べると仕掛け絡みのトラブルが少なく、餌付けも簡単に出来るので初心者の方におすすめの釣り方です。

タックル

▼ロッド

ちょい投げ釣りでは万能竿や硬めの磯竿、ルアーロッド、エギングロッドなどが代用出来ます。長さは8~11フィート(2.4~3.3メートル)程度が使いやすく、それ以上の長さのものでも構いません。硬さに関しては投げられる重さが30~40グラムまでのものであれば大丈夫です。

ITEM
ダイワ モバイルパック 806TMS
全長:8.6ft
自重:120g
継数:2本
仕舞寸法:52cm
ルアー重量:7-35g
ナイロンライン適合:8-16lb


ITEM
シマノ ルアーマチック S86ML
全長:8.6ft
自重:145g
継数:2本
仕舞寸法:133.3cm
ルアー重量:6-28g
ナイロンライン適合:4-16lb
PEライン適合:0.6-1.5号

▼リール

リールはスピニングリールの2500~3000番程度がベスト。ちょい投げではそこまで遠投しないので、ナイロン3号が100~150メートル巻けるリールを選んでみてください。他の釣りで使っているものがあればそちらを代用して構いません。

ITEM
ダイワ レブロス 2500
ギア比:4.8:1
自重:250g
最大ドラグ力:4kg
巻取り長さ:72cm
ナイロン糸巻量(号-m):2-200/3-150


ITEM
シマノ セドナ 2500
ギア比:5:1
自重:245g
最大ドラグ力:4kg
巻取り長さ:73cm
ナイロン糸巻量(号-m):2-170/2.5-150/3-120
フロロ糸巻量(号-m):2-140/2.5-125/3-100
PE糸巻量(号-m):1-320/1.2-220/1.5-160

▼ライン

ちょい投げ釣りにはナイロンもしくはPEがおすすめ。初心者はトラブルが少ないナイロンがおすすめで、太さは2~3号を選んでみてください。PEは0.8~1号が基準で、ルアーやエギングでPEを使っている人はそのまま代用出来ます。リールには100~150メートル巻いておけば十分です。




仕掛け

▼天秤

ちょい投げ釣りでは、仕掛け絡みが少ない天秤オモリを使用します。重さは3~15号程度がおすすめです。基本は使用する竿によって重さを選び、釣り場の水深や潮の流れる速さに合わせて重さ違いを揃えておくと釣果を伸ばしやすくなります。根掛かりした時のために、天秤は複数準備しておきましょう。

ITEM
ハヤブサ ライトショット 立つ天秤 スマッシュ

▼仕掛け

ちょい投げ釣りの仕掛けは、針が2~3本付いているのが基本です。標準的な仕掛けの構成は、モトスの太さが3~5号、ハリスの太さが0.8~1号、針の大きさは袖針や流線形の6~8号となっています。また針の根元に蛍光ビーズを入れて集魚効果アップを図っているものや、ハリスにパイプを入れて仕掛け絡みを軽減してあるものもあります。仕掛けは自作も可能ですが、基本的には販売されている完成品の使用をおすすめします。



 

釣り方

キスの釣り方
出典:DAIWA
ちょい投げでは投げて仕掛けを底まで沈めたら、ゆっくりとリールを巻いて仕掛けを引っ張り誘うのが基本となります。この仕掛けを引っ張ることを釣り用語では『サビく』と言い、サビくことでキスが餌に興味を示しやすくなります。サビくスピードは5秒でリールのハンドルを1回転させることを基本とし、その日の魚のアタリ方を見て、遅くしたり速くしたり調整をしてみましょう。

キス釣りの投げ釣り・遠投釣り

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出典:Point
キス釣りの醍醐味を味わうなら投げ釣り・遠投釣りに挑戦してみましょう。投げ釣りでは専用の竿やリール、仕掛けを使用し、大遠投してキスを狙います。仕掛けに付いている針が多いので、ちょい投げ釣りよりも多くのキスを狙えます。タックルの詳細は以下でチェックしていきましょう。

タックル

▼ロッド

投げ竿の長さは4メートル前後が基準。錘負荷は20~30号となっているものを選んでみてください。また投げ竿には伸び縮みする「振出式」と、数本のピースを継いで1本にして使う「並継ぎ」のモデルがあります。最初の1本に選ぶなら持ち運びがしやすい振出式、飛距離など性能を重視したい人は並継ぎのモデルがおすすめです。

ITEM
ダイワ プライムサーフ T 25号-405・W
全長:4.05m
自重:370g
継数:4本
仕舞寸法:112cm
錘負荷:20-30号


ITEM
シマノ ホリデースピン〈振出〉 405EXT
全長:4.05m
自重:390g
継数:4本
仕舞寸法:114cm
錘負荷:20-30号

▼リール

投げ釣りでは投げ専用のスピニングリールがおすすめ。投げ専用のリールはスプールが長かったり、逆テーパーとなっていたりして遠投性を高める工夫がしてあります。またドラグが出ないようにして、投げる時の安全面に配慮したものが多いです。一般的なスピニングリールのようにドラグが付いていると、投げる時の負荷でラインが滑ってしまい、指を切って怪我をしてしまうことがあるので注意が必要です。

ITEM
ダイワ ファインサーフ35 細糸
ギア比:4.1:1
自重:595g
実用耐力:8kg
巻取り長さ:87cm
ナイロン糸巻量(号-m):1.5-200
PE糸巻量(号-m):0.8-250/1-200


ITEM
シマノ アクティブサーフ 標準
ギア比:3.8:1
自重:600g
許容耐力:20kg
巻取り長さ:82cm
ナイロン糸巻量(号-m):2-300/3-200/4-150
PE糸巻量(号-m):1.5-250/2-200/3-130

▼ライン

投げ釣りではナイロン2~4号、もしくはPE0.8~2号程度を使用します。投げ釣りに慣れていない方はナイロン、中級者以上で飛距離や感度を重視したい場合はPEがおすすめです。リールには最低でも150メートル、出来れば200メートル以上巻いておきましょう。また投げ釣りではメインラインの先に太い「力糸」を付けるのが基本です。力糸があることでキャスト時の衝撃でラインが切れることを防いだり、底を擦ってメインラインが弱ってしまうことを防ぐことが出来ます。




仕掛け

▼天秤

遠投を目的として、15~30号のオモリを使用する投げ釣り。投げ釣りで主に使用されるのはジェット天秤と呼ばれるタイプで、巻くと浮き上がる特徴があります。浮き上がることによって、仕掛けを回収する際に海底の岩や海藻に引っ掛かりにくくなり、巻き取りの負荷も軽減してくれます。


▼仕掛け

キスの投げ釣り仕掛けは、針が3~10本程度と多い特徴があります。標準的な構成はモトス2~3号、ハリスは0.6~1.5号、針は袖針や流線形の5~10号となっています。初めのうちは3~5本程度の針で餌付けや投げ方に慣れて、慣れてくるにしたがって7~10本程度の針が付いた仕掛けを使ってみるのがおすすめです。


釣り方

投げ釣りでサビく キスの投げ釣りでは餌をなるべく小さめに付け、遠投して海底を探っていきます。ちょい投げと同じくサビきながら誘うのが基本で、仕掛けを引っ張ってくる中で引き感が重くなる場所を意識して見つけるのがコツ。引き感が重くなる場所は海底の起伏やかけあがりがあり地形が変化している場所なので、キスが居る可能性が高い場所です。引き感が重くなる場所ではサビくのを一旦止めて、キスのアタリを待ちましょう。またアタリがあってもすぐに回収せず、ゆっくりとサビくことで複数の針にキスが掛かることを狙えます。


キス釣りに持っていくと便利なアイテム

■投げる時の指の保護に!ないと指が切れちゃいます!
ITEM
プロックス フィンガープロテクター

■堤防では必需品のバケツ!ホルダー付きでロッドも立てられます!

■砂浜で使う竿立て!タックルが汚れません!

■エサが掴みやすくなるパウダー!手返しが良くなります!
ITEM
マルキュー 投げ釣りパウダー

イソメや石ゴカイが滑らなくてイライラしません。お勧めです



■魚の針外し!早く外して次早く釣りましょう!

入り口は広く、でも奥が深いシロギス釣り

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出典:PIXTA
初心者でも簡単にチャレンジできて、かつ簡単に釣ることのできるシロギス釣り、夏のファミリーフィッシングにもおすすめの釣りです。しかし、極めようと思うと奥が深く、道具も10万円オーバーの竿があったりと、非常に趣味としても長く続けることのできる釣りです。まずは、堤防や砂浜から1匹釣ってみましょう!

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SETTU
SETTU

釣り大好き!でも下手くそなSETTUです!僕の釣り人生は下手の横好きのど真ん中です!下手くそだって一生楽しむことのできる「釣り」の素晴らしさを頑張って伝えていきたいと思います!

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