ひとりでいく?みんなでいく?

みなさんは釣りに出かけるときは、一人で行きますか?それとも友人(先輩、後輩、家族)を連れて行きますか?
実は仲間たちと行く釣りには、たくさんのメリット、そしてやるせないことにデメリットも……。それぞれをチェックしてみましょう。
友人(複数人)と行くメリット
まずは数多いメリットからご紹介します。
交通費が安く済む

複数人で行く大きなメリットが、交通費を割り勘できて1人あたりの負担が安くなること。
ガソリン代や高速代を1人で払うと結構な負担になってしまうので、出来るだけ多くの人数を集めて釣りに行ければ、その分交通費を安く抑えることができます。
道中退屈しない

釣り場までの道のりは結構時間が掛かってしまうものです。そんな長旅も友人と話しながらだとあっという間に過ぎてしまいます。
釣りはもちろん、仕事の話なんかもしながら釣り場へ向かうこの時間が好きな方も意外と多いでしょう。
当日の必釣パターンに近づきやすい

釣果を伸ばすためには当日のパターンをより早く把握することが大事です。複数人でいろんな釣り方を試していくことで、より効率的にゲームを進めることが出来ます。
パターンが分かれば、それを全員でやってみることで釣果を伸ばしていけるでしょう。
自分だけ釣れれば優越感を味わえる

周りが釣れていなくとも、自分だけ釣れれば優越感を味わえるのも複数人で行くときメリット。また競争心があると集中力も高まり、結果として釣果に結びついてくれることもあるでしょう。
釣れなくても退屈しない

もともと気の知れた仲間同士であれば、一緒に釣りをしているだけでも楽しいものです。
釣れないときには話をしたり、お互いが持っているタックルを交換して試したりしながら時間を過ごせることも、複数人で釣りをするメリットと言えるでしょう。
疲れが軽減する

複数人で行けば行き帰りの運転を交代してもらえたりなど、疲れを軽減させることも出来ます。釣り場までの距離が遠く、遠征になればなるほど複数人での釣行はメリットが大きくなると言えます。
友人(複数人)で行くデメリット
続いて、忘れちゃイケない!? 意外なデメリットをご紹介します。
一人当たりの釣れる魚が減る

複数人で釣りに行った場合、どうしても一人当たりの釣れる魚は減ってしまうのが現実です。
相当なストロングパターンで無い限り、その場に居る魚を人数で割ることになるので、必然的に一人当たりにヒットする魚は減ってしまいます。
釣れない人に対して気を遣う

メンバーの中の「誰かだけ」が釣れない状況も、複数人での釣行だと起こり得ます。その釣れない人が「先輩や上司」だったら……想像しただけでも恐れ多いですね。
こんなときは、普段と言葉の受け取られ方も変わってきたりするので、魚とのやり取り以上に“気を遣いながら”釣りを続ける必要があるでしょう。
比較対象がいることで凹む

先とは逆の状況。「自分だけが釣れない……」そんなことも決して珍しくありません。比較対象が居ることで、凹んでしまうこともあるでしょう。
こんな時は釣れている人を徹底的にマネすることで、状況を打開しやすいです。プライドを捨てることが、釣るための一番の近道だったりもします。
「楽しむ」の方向性が違うとややこしい

釣りはそれぞれ、人によって楽しみ方の方向性が違うこともしばしば。一匹の釣れ方に魅力を見出す人も居れば、たくさん釣れたらそれでいいというタイプなど様々です。
楽しみ方は十人十色、ときには方向性がまとまらなくなることもあります。いろんな楽しみ方を理解することも、複数人での釣りでは時に必要となるでしょう。
複数人で釣りをすれば新しい発見があるかも!?

複数人で釣りをすること。それはメリットもデメリットもあり、新しい発見があるものです。
経験上、みんなで行ったときこそ、“釣れる釣り方”に出会えることが多く、そしてそれが単独釣行の際に活きてくると感じています。
時には静かに一人で釣りを楽しむことも大事ですが、複数人で楽しみながら釣りをしてみるのも「また一興」というものではないでしょうか。
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