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不朽の名作ミノー【サイレントアサシン】最新ラインナップとサイズ別の使い分けは?

シマノ・サイレントアサシンはARCシステムを搭載し、抜群の飛距離を誇る名作ミノー。そんなサイレントアサシンの現行最新ラインナップと使い分けを、インプレと合わせて解説します。

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目次

アイキャッチ画像提供:六畳一間の狼 SUU

サイレントアサシンとは?

サイレントアサシン129の画像

提供:六畳一間の狼 SUU

サイレントアサシンとは、シマノのエクスセンスシリーズから発売されているシーバス用ミノーです。初代の発売は2009年で、その歴史は10年以上にも渡ります。

サイレントアサシン 釣果

出典:シマノ

サイレントアサシンの特徴は、なんといっても他のミノーを凌駕する“圧倒的な飛距離”です。これまで届かなかったポイントや、逆風であっても十分な飛距離が出せて、シーバスをヒットに持ち込むことができます。

☟サイレントアサシン他、代表的なミノーの飛距離を検証した記事はこちら。

最新モデルには「狂鱗」や「フラッシュブースト」が採用

エクスセンス サイレントアサシン

「狂鱗」が新たに採用されたサイレントアサシン(撮影:TSRUI HACK編集部)

本物の魚の模様をリアルに再現した「狂鱗」や、超デッドスローリトリーブや止めているだけでもシーバスを誘い続ける「フラッシュブースト」など、シマノの最新技術を搭載したモデルも仲間に加わりました。

圧倒的な飛距離にこれらの要素がプラスされることで、各地で高い実績を誇っています。

☟狂鱗」と「フラッシュブースト」についての詳しい解説はこちらから。

サイレントアサシンのラインナップ

サイレントアサシン99F

サイズラインナップが豊富な「サイレントアサシン」シリーズ。ここでは現行品、全モデルをチェックしていきましょう。

エクスセンス サイレントアサシン 120F

サイレントアサシンシリーズの原点。現行モデルは2フック仕様で、フックをサイズアップ。ランカーサイズとのやり取り時に安心感を高めています。

サイズ感やレンジ設定などが絶妙で、発売以来、多くのアングラーに愛されている不朽の名作。

エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト

最新のフラッシュブーストを搭載した「120」のサイレントアサシン。ここぞというポイントでリトリーブスピードを落としたり止めたりしても、内部のミラープレートが反射を続けてシーバスにアピールします。

エクスセンス サイレントアサシン 99F

フィールド・状況を問わずに使えるサーチベイトとして人気の高いサイズ。

旧モデルでは「リップの弱さ」を指摘する声もありましたが、現行モデルではリップを強化することで、よりタフネスな仕様に変更されています。

エクスセンス サイレントアサシン 99S

先にご紹介した「99F」のシンキングモデル。自重が増したことで、フローティングタイプでは届かなかったポイントや、ボイル撃ちにも対応します。

また、フローティングタイプよりもより深いレンジを通すこいともできるので、明確な使い分け可能です。

99Fとローテーションして使うのが鉄板です。

エクスセンス サイレントアサシン 99SP

シーバスミノーとしては珍しいサスペンドタイプ。シリーズで最も強いウォブロールアクションに設定することで、水が濁っているシチュエーションや、ベイトが多い中でルアーを目立たせたい時に出番となるモデル。

エクスセンス サイレントアサシン 80S

サイレントアサシンシリーズで最も小さな「80S」は、ベイトフィッシュが小さな時に出番。例えば小さなイナッコやイワシが追われている状況で、ファーストチョイスとなるサイズでしょう。

種類としてはミノーですが、小粒なため、バイブレーションのような感覚で扱うことができます。

エクスセンス サイレントアサシン 160F

「160F」はシリーズ最大モデル。ボラやコノシロ、落ち鮎といった大型ベイトフィッシュをシーバスが捕食している時が出番です。

3フックを搭載し、ランカーサイズの強烈なエラ洗いであってもフックが外れにくいなど、大型魚と対峙するためのギミックも搭載。

エクスセンス サイレントアサシン 160F ウィンターエディション

北陸エリアの冬に起こる「ハタハタパターン」。そんな、偏食したシーバスの視覚に訴えかける限定カラーをラインナップしたのが、「ウィンターエディション」です。

冬の強風吹き荒れる海でも、サイレントアサシンならではの飛距離がパターン攻略に役立ってくれるでしょう。

エクスセンス サイレントアサシン 129F / 129S

シーバス定番である13センチクラス。タイプはフローティング・シンキングと、2種をラインナップ。

フローティングはシリーズ最高となる、無風下平均飛距離66mをマーク。シンキングもワンサイズ大きな「140S」に匹敵する、無風下平均飛距離70mを叩き出しています。

広範囲をサーチする時に最初にキャストしてみたいモデルです。

エクスセンス サイレントアサシン 140F / 140S

これまで飛距離が出にくいことを理由に、ミノーが使えなかったシーンでも活躍するモデル。

遠くで起きたシーバスのボイルに届かせるため、メタルバイブやジグミノーを使っていたようなシーンが「140」の出番。レンジやシルエットの違いで、これまで反応させられなかったシーバスをターゲットにできます。

サイレントアサシンの使い方

ただ巻き
撮影:TSURI HACK編集部

サイレントアサシンはシンプルなただ巻きでOK。

水が澄んでいる時やシーバスの活性が高いと感じた時は「速め」に、水が濁っている時や低活性な時は「遅め」にリトリーブすることを意識してみましょう。フラッシュブースト搭載モデルなら「ここぞ」というポイントで止め、喰わせの間を演出するのもいいでしょう。

☟「ただ巻き」のコツについて紹介している記事はこちら。

場所を選ばず使えるミノー

シーバスがベイトフィッシュを捕食している状況であれば、河川・港湾・サーフ・磯と場所を問いません

状況によってベイトフィッシュのサイズが変わるので、ライナップされているモデルを数種類持っておくのがおすすめです。

水中の“静かな刺客”

サイレントアサシン129F AR-Cの画像

提供:六畳一間の狼 SUU

タックルハウスのK-TENシリーズや、アイマのサスケシリーズなど……シーバスミノーには長きに渡りアングラーに使い続けられる名作が多いもの。どちらかと言えば、サイレントアサシンシリーズはその中では後発。しかし、その圧倒的な実釣力でその存在感を示しています。

最新技術の「狂鱗」や「フラッシュブースト」が搭載されたことで、ますます目が離せない存在へと進化していくことでしょう。

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