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【2020年版】元釣具屋が厳選するおすすめシーバスロッド“予算別12選”

ソルトルアーの代表ターゲット・シーバスを狙ってみたいという方は多いでしょう。その際、多くの人が最も悩むのが、釣りの要となるシーバスロッド選び。そんな方に向けて、元釣具屋のTSURI HACKライターが、予算別におすすめシーバスロッドを厳選しました。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

シーバスロッドって「価格」でどのくらい違うもの?

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撮影:TSURI HACK編集部

多種多様な釣り方、フィールドで楽しむことができるシーバスゲーム。

ロッドもそれに合わせて、様々なスペックのモデルに分かれています。

シーバスロッドのを選ぶ際、さらに頭を抱えてしまう要素の一つが価格帯による違い。スペックなどとは異なり、理論で絞り込みづらい要素の一つです。

では、具体的に価格によってどんな違いがあるのか。元釣具屋のTSURI HACKライターが考察していきたいと思います。

なんといっても“感度”が違う

価格で一番違いが出ると言われているのが『感度』。

一概に言えませんが、価格の高いシーバスロッドは感度を高めるために、各メーカーが持つ「高性能なロッド素材」や「製造テクノロジー」が多く使われていることが多いのが特徴です。

感度が高いロッドはシーバス狙いにおいて、小さなアタリを判別するほかに、流れの変化を察知しやすくなることなど、様々なメリットがあります。

潮汐や地形によって強弱が変わる潮流の変化はもちろん、ルアーの後ろにシーバスが着いた、ルアーを食う直前で見切られたなどといった巻き抵抗の違和感が読み取れると、釣果も大きく変わってくるでしょう。

“軽さ”が大きく違ってくる

価格の違いは、ロッドの自重にも大きな違いを生みます。価格の高いロッドのほうが、自重が軽い傾向があります。

一例を上げると、汎用シーバスロッドとハイエンドシーバスロッドでは、同じ長さで30グラム以上の差があるほどです。

長時間のキャスティングでも疲れにくかったり、自重が軽いと感度も同時に上がるなど、様々な恩恵が得られるでしょう。

意外と差が出る“ガイド”

価格の高いシーバスロッドには、チタンフレームSiCガイドをはじめ、ダイワではカーボンフレームのAGSといったオリジナルガイド等が採用されています。

これらのガイドは軽くて強いことがメリットです。実釣ではティップのブレ収束の速さが、メリットとして大きく感じられます。

ティップのブレ収束が速いと、ルアーの飛行姿勢が乱れにくくなったり、ティップにラインが絡みついたりしにくくなるので、結果として飛距離アップやトラブル抑制に貢献します。

ハイエンド6万円以上でおすすめシーバスロッド

各社のハイエンドシーバスロッドともなれば、その価格は実売価格6万円以上にもなります。

しかし、最高クラスの感度や軽さは一度手にすれば、下位の機種には戻れなくなってしまうほどです。

釣果第一主義で行きたいなら、ハイエンドシーバスロッドを手にするべきではないでしょうか?

ダイワ モアザン ブランジーノ AGS 87MLM・J

ダイワのハイエンドシーバスロッド・モアザン ブランジーノは、SVFコンパイルXナノプラスやAGS等のダイワ最高峰の製造テクノロジーを搭載。

中でも注目なのは、ハイエンドロッドにしか採用されない感性領域設計システム『ESS』といったシステム。

エキスパートの感性をロッドに反映させたこのシステムは、使うだけで自分のレベルが何段も上がったような感覚が得られるでしょう。

ダイワ モアザン ブランジーノ AGS 87MLM・J

全長:2.62m
自重:138g
継数:2本
仕舞寸法:135cm
ルアー重量:7-35g
ナイロンライン適合:6-16lb
PEライン適合:0.6-1.5号

シマノ エクスセンス インフィニティ S906ML/RF

シマノの持つ製造テクノロジーを存分に駆使して作られたエクスセンス インフィニティ。

スパイラルX コアとハイパワーXを採用した強靱なブランクス、逆三角形型のカーボンモノコックグリップの採用等により、手にしただけで強さと軽さが分かるはずです。

シマノ エクスセンス インフィニティ S906ML/RF

全長:2.90m
自重:128g
継数:2本
仕舞寸法:148.7cm
ルアー重量:5-32g
PEライン適合:0.5-1.2号

エバーグリーン ポセイドン ゼファー・アバンギャルド ZAGS-96

感度が良く、シャープな使用感が特徴的なロッドです。

バットに4軸クワトロクロスを採用していて、流れの中でヒットした大型シーバスも安心して引き寄せられるパワーを秘めています。

比較的流速の速い河川での釣りや、ナイトゲームにおすすめの1本です。

エバーグリーン ポセイドン ゼファー・アバンギャルド ZAGS-96 ストリームキング96

全長:2.89m
自重:154g
継数:2本
ルアー重量:8-30g
ナイロンライン適合:8-16lb

4~6万円以上でおすすめシーバスロッド

実売価格4~6万円のシーバスロッドは、予算面でハイエンドモデルに手が出ない方におすすめ。

価格はワンランク下がりますが、実釣において十分すぎる性能を持ったシーバスロッドであることに変わりはないでしょう。

天龍 スワット SW972S-ML

天龍のスワットは、C・N・T(カーボンナノチューブ素材)を使用した強靱なブランクスを採用。

カーボンと樹脂の間にC・N・Tが入り込むことで繊維間の結びつきを強め、力強いパワーのあるブランクスを実現しています。

フォアグリップとリールシート部に採用された西陣織仕様のカーボンパイプデザインは、他のメーカーでは見られない特徴です。

天龍 SW972S-ML

全長:2.92m
自重:171g
継数:2本
仕舞寸法:150cm
ルアー重量:MAX40g
PEライン適合:MAX1.5号

Gクラフト セブンセンスSR MMS-982-SR 新生 MIDNIGHT MONSTER 98 「 SR 」

コアなシーバスアングラーに人気のセブンセンスシリーズ。

感度は高いけれども、シーバスを掛けると大きく曲がる独特な調子が人気の理由です。

セブンセンスSRは、シリーズの中でも使いやすさ・扱いやすさを重視しています。

ベイトモデルもラインナップされているので、ベイトシーバスを楽しんでいる方はぜひチェックしてみてください。

Gクラフト セブンセンスSR MMS-982-SR 新生 MIDNIGHT MONSTER 98 「 SR 」

全長:9.8ft
継数:2本
ルアー重量:MAX 45g
PEライン適合:MAX2号

オリムピック アルジェント プロトタイプ GLAPS-1003M

アルジェント プロトタイプは、最新のトレカ素材をオリムピックの製造テクノロジーでブラッシュアップしたロッドです。

クワトログラファイトクロスやG-MAPSが採用されたブランクスは、高弾性で感度が高く、粘り強さも兼ね備えています。

アルジェント=イタリア語で銀を意味するこのロッドで、銀色に輝くシーバスを手にしてみてはいかがでしょうか。

オリムピック アルジェント プロトタイプ GLAPS-1003M

全長:3.05m
自重:197g
継数:3本
仕舞寸法:134cm
ルアー重量:MAX45g
PEライン適合:MAX2号

2~4万円でおすすめのシーバスロッド

実売価格2~4万円のシーバスロッドは、実釣に十分な性能と比較的手にしやすい価格のバランスが両立されています。

元釣具屋の立場からしても、迷った時にはこの価格帯から選べば間違いないといったところです。

ダイワ ラブラックス AGS 106M

ダイワのミドルクラスシーバスロッドであるラブラックス AGSは、ハイエンドモデルでも採用されているAGS(エアガイドシステム)の搭載が一番の魅力。

遠くのポイントに正確にキャストしやすいロッドで、障害物の際スレスレへのキャストや、単発のナブラ撃ち等、ここぞという場面で性能の違いを感じられる1本です。

ダイワ ラブラックス AGS 106M

全長:3.20m
自重:175g
継数:2本
仕舞寸法:165cm
ルアー重量:10-50g
ナイロンライン適合:10-20lb
PEライン適合:0.8-2号

ヤマガブランクス アーリープラス 92XML

ヤマガブランクスのアーリープラスは、バットパワーの強いロッドが欲しい方におすすめ。

曲げれば曲げるほど、シーバスにパワーでプレッシャーを与えられ、どんどんリフトしてくることが可能です。

ロックナット付きダブルナット仕様のリールシートは、釣行中のリールシートの緩みを軽減。

リールシートが緩みリールが外れて、バットガイドに当たるという最悪のトラブルを抑制してくれます。

ヤマガブランクス アーリープラス 92XML

全長:2.78m又はft
自重:147g
継数:2本
仕舞寸法:142.5cm
ルアー重量:7-32g
PEライン適合:0.8-2号

シマノ ディアルーナ S96ML

ディアルーナは前作よりも大幅に軽量化され、ハイエンドモデルに迫る軽さを手に入れたシーバスロッド。

軽さとは裏腹に曲げると、スパイラルXとハイパワーX、マッスルカーボンの採用による強度の高さが感じられます。

シマノ ディアルーナ S96ML

全長:2.90m
自重:135g
継数:2本
仕舞寸法:148.6cm
ルアー重量:6-32g
PEライン適合:0.6-1.5号

~2万円でおすすめのシーバスロッド

初心者がいきなり数万円のシーバスロッドを買うとなれば、リールと合わせて高額な出費となってしまうことも事実。

そんな方には、実売2万円以下のシーバスロッドをおすすめします。

この価格帯になるとシーバスロッドのラインナップもかなり多くなりますが、有名メーカーの製品を選んでおくのが安心です。

メジャークラフト トリプルクロス シーバス TCX-862ML

トリプルクロスは低価格帯でありながら、バットに4軸カーボンの採用、ガイドには最新のSiC-SリングKガイドを搭載しています。

価格からするとかなりコストパフォーマンスの高いシーバスロッドです。

メジャークラフト トリプルクロス シーバス TCX-862ML

全長:8.6ft
継数:2本
ルアー重量:10-30g
PEライン適合:0.8-2号

シマノ ソルティーアドバンス シーバス S106M

ソルティーアドバンスは、全10魚種のソルトルアーターゲットに対応するシリーズ。

シーバスのカテゴリーでは全4機種をラインナップしています。

低価格でもシマノ品質で安心のシーバスロッドです。

シマノ ソルティーアドバンス シーバス S106M

全長:3.20m
自重:180g
継数:2本
仕舞寸法:164.0cm
ルアー重量:8-45g
PEライン適合:0.8-2号

ダイワ リバティクラブ シーバス 96M

リバティクラブ シーバスは、ダイワの低価格シーバスロッド。

ダイワオリジナルリールシートやセパレートグリップの採用で、低価格には感じられないデザインをしています。

港湾部からライトショアジギングにも使えるようなモデルまでラインナップされている、初心者におすすめのシーバスロッドです。

ダイワ リバティクラブ シーバス 96M

全長:2.90m
自重:190g
継数:2本
仕舞寸法:150cm
ルアー重量:10-40g
ナイロンライン適合:10-20lb

シーバス以外にも使いたい!そんな方に選び方のポイントを紹介!

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撮影:TSURI HACK編集部

シーバスロッドは汎用性が高く、他の釣りでも代用できます。

ここでは基本的なシーバスロッドの選び方と、他の釣りでも使いたい場合の選び方のポイントをご紹介します。

長さ

シーバスロッドは、8~11フィートまでを場所によって選ぶのがポイント。

例えば港湾部であれば8~9フィート、磯やサーフであれば10~11フィートといったところです。

またエギングでも使いたければ8~9フィート、ライトショアジギングで使いたければ10~11フィートを選んでおくとよいでしょう。

硬さ

硬さはL~MHくらいまでの幅があります。

港湾部や河川ではL~ML、磯やサーフではM~MHを基本に選んでみてください。

代用を考えるのであれば、エギングではL~ML、ライトショアジギングではM~MHを選んでおくと良いです。

ロッドタイプ

シーバスロッドはスピニングロッドが多く、一部ベイトロッドもラインナップされています。

基本的にはスピニングロッドが代用もしやすくおすすめです。

キャスト精度を高めたい場合や、ロックフィッシュで代用したい場合はベイトロッドをおすすめします。

でもやっぱり高いロッドが結果的にいいかも?!

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撮影:TSURI HACK編集部

シーバスは近場で大物を狙えるので、最初は軽い気持ちで始めてみたもののハマってしまう人が多いです。

エントリーモデルで始めても、数ヶ月経ったらさらに上の機種が気になってしまうもの。

結果的にはちょっと高いロッドを買っておいたほうが、釣果を得られる確率も高められ、上達も早くなるかもしれません。

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