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スタッガリングスイマー

廃盤から復刻を迎えた超実績シーバスルアー!スタッガリングスイマーの実力とは?

シマノ・エクスセンスを代表とするシンペン【スタッガリングスイマー】は、ファンの熱望から復刻したルアー。多くのファンを引き付ける、人気ルアーの使い方、スペックを紹介します。

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目次

アイキャッチ画像出典:釣り助 facebook

スタッガリングスイマーとは?

スタッガリングスイマー

出典:シマノ

スタッガリングスイマー、通称:スタスイはシマノから発売されているS字スラロームアクションが得意なシンキングペンシル。以前から強い人気を誇っていたルアーですが、廃版になってしまい入手困難な状況でした。しかし、2017年熱いファンの声に答えて復刻。

人気があるのは実績がある証拠で、メーカーも復刻を決意するという事は実力は本物。今回はスタスイの実力について解説していきます。

実力の秘密は?

スタッガリングスイマー 実力

出典:シマノ

スタスイの特徴はオールシーズン使用可能な汎用性の広さと、ただ巻きで演出できるナチュラルな水平S字スラローム。空気抵抗の少ない形状は飛距離にも秀ており、AR-Cシステムとの相性はバツグン。一般的な遠投系のプラグはウエイトが重く、沈降速度も速めですが、スタスイはナチュラルなフォールとアクション・浮き上がりやすさが強み。

他のシンペンでは真似ができない、唯一無二の要素といってよいでしょう。

復刻モデルと旧モデルの違い

スタスイは2012年に一度廃版になりましたが、現在では当時のまま復刻しています。旧モデルでは80~140サイズまで展開されており、かつてはヘビーシンキングタイプもラインナップがありました。復刻版では人気の高かった100と125サイズの2サイズのみラインナップのみ。

よって80サイズをはじめとしたサイズは、中古で探す以外の入手方法はありません。見かけた時はぜひ手に取ってみてください。

注意点

スタスイは浮き上がりやすさを重視するために、若干ですが内部構造が衝撃に弱いつくりになっています。穴撃ちや、磯などのハードな場所での使用は注意が必要です。

スタンダードで扱いやすい100Sモデル

スタッガリングスイマー 100S

100サイズモデルはシーバスゲームの中では一番使いやすいモデルです。遠投性もバッチリなので、オープンエリアでの使用も可能。あらゆるベイトにも合わせやすいため、1つ持っておくだけでオールシーズン対応ができるスタンダードタイプです。

スペック

スタッガリングスイマー100S スペック

出典:シマノ

スペックは画像の通りですが、特筆すべきはスイムフォームが12度とほぼ水平にルアーを引ける事。また沈降速度も30センチ/秒とゆっくりで、シーバスに違和感を与えずに弱ったベイトを演出できます。

シマノ エクスセンス スタッガリングスイマー 100S AR-C

全長:100mm 自重:14.5g

3フック搭載でバチ抜けにも最適な125モデル

スタッガリングスイマー125S

125サイズモデルは3フック仕様。フッキングをしづらいバチ抜けシーズンにも活躍が期待でき、風が強いような状況でも遠距離戦をナチュラルなアクションで攻略出来ます。広大なフィールドやランカーを狙う場合はこちらのモデルがお勧めです。

スペック

スタッガリングスイマー125S スペック

出典:シマノ
特筆すべきは重量のわりにスローフォールが可能な点。21グラムの自重ながら、35センチ/秒のスローフォールはアングラーの引き出しを増やしてくれることでしょう。

シマノ エクスセンス スタッガリングスイマー 125S AR-C

全長:125mm 自重:21g

シーズナルパターンに合わせた使い方

スタッガリングスイマー パターン使い分け

出典:シマノ
スタッガリングスイマーの使い方は非常にシンプルです。潮の流れている場所を見つけてただ巻きするだけで、流れを受けながら艶やかにS字軌道を描きます。時折ストップやトゥイッチを入れてあげればアクセントになりリアクションでバイトさせる事も可能。このシンプルな操作方法も人気ルアーの要因となっています。

バチ抜け

スタッガリングスイマー バチ抜け

出典:PIXTA
バチ抜けパターンは爆釣が期待できる一方で、釣り方が合わないと全く釣れない差の激しいパターンです。このバチパターンとスタスイは相性が良く、水面直下をゆっくりとアピールする事が出来き、ナチュラルなスラロームはバチのニョロニョロと動く様子をイミテート出来ます。ルアーのサイズ感も丁度よく125ミリなら大バチにも対応可能。
上流にキャストして流されるように移動させながらスローリトリーブさせて下さい。

イナッコパターン

スタッガリングスイマー イナッコ

出典:PIXTA
河川で釣果を上げるにはイナッコパターンの攻略がカギになります。スタスイはイナッコパターンにも実績があり、フラフラ泳ぐスラロームは、弱ったイナッコが群れから外れた動きを演出できます。ある程度固まっている群れの付近をスローリトリーブで引いてアピールしてみましょう。

イワシパターン

 

イワシパターンもスタスイの出番。群れの際や真下をミディアム~ファストリトリーブを使い分けて攻略しましょう。群れが巨大で無数のイワシが居る場合は、125ミリサイズの方がシーバスにルアーをアピールできるのでおすすめです。弱ったイワシのフラッシングを入れるつもりで、少しだけトゥイッチを入れるとよりアピール度が高まります。

ヒラスズキ

スタッガリングスイマー ヒラスズキ

出典:シマノ

磯でシャローが絡んでいればヒラスズキゲームでも使用可能。ワイドでキレのあるS字スラロームで反応が無ければスタスイの出番です。ナチュラルアピールで反応の良くないヒラスズキの捕食スイッチをONにしてしまいましょう。磯の使用は破損のリスクが高いので、ここぞという時に使用してみて下さい。

ヒラメ

スタッガリングスイマー ヒラメ

出典:シマノ
ヒラメゲームでも流用は可能。遠浅のサーフはスタスイの実力を発揮しやすい場所です。逆に急深サーフなどではスローフォールが仇となり、手返しはよくありません。タフコンディションでの使用が良いでしょう。

実力に間違いなし!シンペンの優等生は使いどころ満載

スタッガリングスイマー 実力

出典:シマノ
新作ルアーは色々なメーカーから毎年発売されますが、一度廃版になったルアーが大手メーカーよりそのまま復活する事は非常に稀であると言えます。その意味を考えると、メーカー側も本当に釣れるスタスイの実力を改めて認めた事になり、釣れるルアーである事の何よりの証明です。釣り場は選ばないルアーなので、皆さんも色々な状況に対応できるよう、ルアーケースに入れてみてはいかがでしょうか!