ゴールドワンについて
ゴールドワンは人気ソルトタックルメーカーのアピアが、人気釣具メーカーメガバス「ito Engineering」とコラボして発売しているソルト用ハードプラグです。ライトゲームを中心に、シーバスなどあらゆる魚種をターゲットとしています。ライトゲームのスペシャリスト金丸竜児さんがプロデュースした今までにない、新ジャンルのルアーです。
全長37ミリの重量5グラムというマイクロプラグサイズで設計されており、タイプはシンキングに設定されております。フックは#14を1フック搭載しています。
喰わせとリアクションを両立したライトゲームの新機軸
ルアーを大きく分類する1つの基準として“ナチュラルな喰わせアクション”と“本能を刺激するリアクションアクション”というものがあります。このアクションをそれぞれ得意とするルアーは通常、遠くかけ離れたルアーになるものですが、ゴールドワンはこの相反する2つのアクションを両立させた新しいライトゲームルアーです。
ゴールドワンの特徴
ゴールドワンはルアーアイがボディ上部についており、一見バイブレーションプラグのように思えるフォルムをしています。しかしアクションはバイブレーションのそれとは異なり、ただ巻きでウォブリングアクション、ジャークでダートアクションを発動する仕様になっています。
またメインのターゲットとなっているメバルなどのライトソルトゲームはもちろんこと、ある特定の状況下でのシーバス狙いにおいても効果を発揮するように設計されています。ここではゴールドワンが持つ特徴をご紹介致します。
マイクロベイトパターン攻略に適した食べごろサイズ
ゴールドワンは37ミリ、5グラムというマイクロサイズであるため、マイクロベイトがベイトになっている状況下において最も適したルアーです。特に早春から夏にかけての時期は、あらゆるフィールドでマイクロベイトが餌になっている事が多く、活躍の機会は増えるでしょう。最も難しいパターンのひとつ、シーバスのハクパターンにおいても口を使わせる事ができるルアーです。
メバル、シーバス、カマス、魚種を選ばないアクション
ゴールドワンの持つ、ウォブリングアクションやジャークアクションはメバルやシーバス、カマスなど魚種を問わずに有効です。シンキングであるため表層からボトムまで、タックルやリトリーブスピードを変えれば、あらゆるシチュエーションに対応します。アクションはもちろんのこと、浅いシャローエリアから水深の有るエリアまで攻めることが出来るのも対象魚が広い理由のひとつです。
ゴールドワンの使い方
ゴールドワンは相反する“ナチュラルな喰わせアクション”と“本能を刺激するリアクションアクション”を持ち合わせているため、アングラーの使用方法によって、使い所は非常に幅広くなると言えます。ここでは基本的な“ウォブリング”と“ダート”を演出出来る2種類のアクションをご紹介致します。
操作は非常に簡単で、誰でも狙ったアクションを発動することができるルアーですが、このアクションを状況によって織り交ぜながら使用するとより高い効果を発揮します。“喰わせアクション”からの“リアクションアクション”への変化はスレた魚にも口を使わせることが出来るでしょう。
ただ巻き
ゴールドワンをただ巻きすると、ナチュラルなウォブリングアクションを出しながらスイミングします。特に表層から中層付近での使用がお勧めです。ベイトを追っている魚に対して、自然な波動で口を使わせる事ができます。フィールドにおいて最初のキャストで試したいアクションです。
ジャーク
ゴールドワンにジャークを加えると、大きなダートアクションを見せます。リアクションで口を使わせたい時に特に有効で、表層からボトム付近まですべてのレンジで使えるアクションです。連続ジャークのダートアクションから、ただ巻き中に織り交ぜてダートの変化を与えたり、ジャーク後のフォールも効果があります。状況や魚種によって使い分けることをお勧めします。
ゴールドワンは1粒で2度美味しいルアー
ゴールドワンをプロデュースした金丸さんは公式HPにて“ライトゲームでは特に多発する「ウォブリング」と「ダート」、これらのアクションを、ルアーを取り換えずに奏でることができれば、更に釣果を引き出すことも夢ではない”と仰っています。
現場において釣り人は最善のアクションを探りながら釣りをするものですが、このルアーは1つで2種類以上のアクションを演出することができる正に現場の経験をフィードバックした作品です。器用なこのルアーをぜひ現場で泳がせてみてください!