バリソンミノーってどんなルアー?
バリソンミノーは、デプスが設計販売しているジャークベイト。キレのあるジャークアクションは、琵琶湖の広大なウィードエリアでもしっかりとバスに存在感を示してくれます。
また、サスペンドモデルはフロロカーボンラインを使うことによってどのレンジも探ることができ、特に低水温期に効果的なメソッドとして知られています。
バリソンミノーのフローティングモデル
サーチベイトとして優秀なバリソンミノーのフローティングモデルは、2サイズがラインナップされています。小さいモデルは100ミリ・1/2オンス、大きなモデルは130ミリ・3/4オンスとなっています。カラーラインナップは全24色で、どんな水質にも合わせていくことができます。
デプス バリソンミノー 100F
デプス バリソンミノー 130F
特徴①:ただ巻きでもアピール力抜群
バリソンミノーのフローティングモデルは、ただ巻きだけでもアピール力十分。横倒れ寸前のローリングは、強いフラッシングを放ち、かつオートマチックに蛇行することで、逃げ惑うベイトフィッシュを忠実に再現してくれます。
特徴②:ジャークで魅せるトリックアクション
静と動のメリハリによって、バスのリアクションバイトを引き出せるトリックアクションも魅力! 予測不可能な動きは、スレたハイプレッシャー下におけるバスも思わず口を使ってしまいます。
クリアウォーターはもちろんのこと、フローティングならではの強い水押しにより、マッディーウォーターにおいても効果的でしょう。
特徴③:浮き姿勢が変わり、バイトを誘発
バリソンミノーのフローティングモデルは、浮き上がるときに姿勢が変わってバイトを誘発してくれるのも大きな魅力です。ポーズを入れると内部ウェイトが後方に移動し、水面に浮き上がっていく小魚を演出します。同時に独特の「バンピーサウンド」を発生させバスのバイトを誘います。
バリソンミノーのサスペンドモデル
低水温やタフコンディションにおいて真価を発揮するのがサスペンドモデル。100ミリ・5/8オンス、130ミリ・7/8オンスの2つのサイズラインナップがあり、ベイトの大きさやアピールの強さで使い分けが可能です。
カラーは全24色で、100ミリサイズには、海外向けのソルト用カラーもラインナップがあります。
デプス バリソンミノー 100SP
デプス バリソンミノー 130SP
特徴①:ハイピッチなロールアクション
フローティングモデル同様、横倒れするようなロールアクションは健在。サスペンドモデルは、フローティングモデルと比べ若干タイトアクションとなっていて、よりハイピッチな動きとフラッシングでバスにアピールできます。
特徴②:絶妙なステイ姿勢
バリソンミノーのサスペンドモデルは、ポーズを入れるとナチュラルな前傾姿勢で留まるのが特徴的。アクション時の余韻でブルブルと震えたあとに止まるので、バイトのきっかけを意図的に作りやすいモデルです。また前傾姿勢であることで、根掛かりの可能性を低くすることができることも魅力ですね。
特徴③:抜群の飛距離とダートアクション
内部に大型ムービングウェイトが搭載されているサスペンドモデルは、抜群の飛距離で広範囲をチェックすることができます。さらにジャーク時にウェイトが大きく移動することで、変則的なダートアクションを生み出してくれます。
バリソンミノーのロングビルモデル
ミドルからディープレンジを攻略するために開発されたロングビルモデル。サイズは130ミリ、自重26.5グラムとなっていて飛距離が出しやすく、ただ巻きでは最大3メートル、ポンプリトリーブでは3.8メートルレンジまで探ることができます。
カラーは全24色のラインナップ。ショートビルのジャークベイトでは攻略できないレンジにバスがいる場合や、クランクベイトではアピールが強すぎるといったときに使ってみてください。
デプス バリソンミノー ロングビル
特徴①:障害物にコンタクトさせても優秀
ロングビルモデルはバランスを崩しにくいのが特徴で、障害物周りをタイトにトレースすることに役立ってくれます。特に低水温期でバスが障害物に着いていて、セレクティブな状況になっているときほど強い武器となってくれそうですね。
特徴②:ラインで調整できるスローフローティングモデル
スローフローティング仕様となっているロングビルモデル。低水温期にはフロロカーボンラインと組み合わせて使用することでサスペンド状態となり、より深いレンジを攻めることも。
アングラーの思いのままのレンジを通せるので、状況によって使い分けていきましょう。
特徴③:ムービングウェイトによる飛距離
ロングビルモデルの内部構造にも、ムービングウェイトシステムが搭載されています。ウェイトはメインの6.5ミリタングステンと、サブウェイトに分かれていて、抜群の飛距離を出しつつ、アクションの安定性も図られているとても素晴らしいシステムとなっています。
バリソンミノーの使い方
高い性能を持っており、多彩な使い方が可能なバリソンミノー。3つのモデルとアクションを使いこなすことでより多くのバスをキャッチすることが出来るでしょう。ここではバリソンミノーの使い方をご紹介します。
ジャーク&ポーズ
バリソンミノーが得意とするジャーク&ポーズ。季節やシチュエーションによって少しずつアクションやポーズの時間を変えるのが使いこなすためのコツです。
早春でバスの追いがまた遅い場合は、移動距離を抑えてポーズを3~5秒程度にし、夏になれば動きを大きくしつつポーズは1~2秒と短めにして使ってみるとよいでしょう。
ただ巻き
広範囲をスピーディーにチェックしていく時に、効果的なのがただ巻きです。バリソンミノーはスローリトリーブから早巻きまで対応してくれて、大きなローリングアクションでバスを誘ってきてくれます。
フローティングとサスペンドモデルによるアクションの質の違いを使い分けたり、ロングビルモデルで深いレンジを探ったりしてみてください。
低水温期のジャークテクニック
バリソンミノーで特筆すべきは低水温期の攻略メソッド。使い方のコツは、サスペンドモデルとフロロカーボンラインを使うことで、ラインの重さによって深いレンジを攻めることができます。キャストしたらラインの表面張力を切って、狙いのレンジまで沈めてからアクションさせてみてください。
バリソンミノーを使いこなそう!
フローティング・サスペンド・ロングビルのモデル違いに、幅広いカラーラインナップのあるバリソンミノーは、全国各地のさまざまなフィールドで活躍してくれること間違いなしです。本記事でご紹介した内容をもとに、ぜひご自身でバリソンミノーを使いこなしてビッグバスをキャッチしてみてください。