パブロシャッドについて
パブロシャッドはシマノ バンタムブランド発のシャッドプラグ。全長59ミリ、6グラムのシンプルなシャッドプラグながら、高速巻き、ダートアクション、ジャークなどのさまざまなアクションでアプローチできる万能型シャッド。
潜行深度の異なる2タイプがリリースされているため、使えるシチュエーションも幅広くそれぞれのアングラーのスタイルやテクニックに合わせてルアーを操るバスフィッシングの醍醐味を味わえるルアーといっても過言ではありません。今回はそんなパブロシャッドについて紹介します。
早巻きもジャークもこなす万能型シャッド
パブロシャッドの最大の特徴は、早巻きからジャークまで高次元でこなす汎用性の高さ。ジャークアシストバランサーと呼ばれるシマノ独自の機構が搭載されており、リーリング時には低重心をキープしますが、ロッドアクションによってバランサーが移動し、重心が高くなります。巻きの安定感とジャーク時のレスポンシブなダートアクションを両立させているのです。
パブロシャッドのラインナップ
パブロシャッドは最大潜行深度の異なる2種類をラインナップ。使うフィールドの水深はもちろん、バスやベイトフィッシュのついている層に合わせた使い分けをすることでより釣果を高めることが可能です。
サイズやウエイトが変わらないため、使うタックルを変えずに扱える点もオカッパリアングラーには嬉しいです。ここではそんなパブロシャッドのラインナップやスペックを見ていきます。
バンタム パブロシャッド59SP
パブロシャッドのノーマルモデル。最大深度が1.7メートルに設定されているため、水深の浅いポイントでも安心して使用できます。カラーはベイトフィッシュを意識した20種類が用意されているため、ローテーションさせることで全国のフィールドで対応可能。
水深のあるエリアでは表層付近を逃げ惑うベイトフィッシュを演出できるため、使うフィールドを選ばず使える定番アイテムです。
バンタム パブロシャッド59SPMR
最大深度が2.7メートルのミッドランナーモデル。水深の深いポイントはもちろんボトム付近を探る際にもおすすめ。長めのリップとジャークアシストバランサーによって障害物の回避性能も高いため、ボトムにコンタクトさせるようなシチュエーションにも対応します。カラーはノーマルモデルと同じ20種類が用意されています。
パブロシャッドの使い方
パブロシャッドはアングラーのアクションやリトリーブによってさまざまな使い方が可能な万能選手。その汎用性の高さから、はじめて買った方を戸惑わせてしまうこともあると思います。ここではそんな方におすすめのパブロシャッドの使い方を3種類紹介します。ただ巻きはもちろん、さまざまなアクションを織り交ぜることでパブロシャッドの魅力を最大限に引き出せますよ。
クランキング
パブロシャッドはボトムの障害物にコンタクトした際に舐めるようなアクションで引いてくることができるため、クランクベイトのようなクランキングも可能。クランキングをする場合はボトムに近いレンジを引いてくることができるMRモデルがおすすめです。
ポーズやジャークを組み合わせることで、バスのリアクションバイトを誘発することもできます。
早巻き
パブロシャッドの十八番的なテクニック。早巻きをした際にも泳ぎがブレにくく、巻き抵抗も少ないためロッドやリールを選びにくいメリットもあります。59ミリの小さなボディが高速移動することで、魚に見切られる前にリアクションバイトさせることができます。フィールドの全体を素早く探るサーチにまずは試してみましょう。
ジャーキング
ロッドアクションを積極的に取り入れたい方にはジャーキングがおすすめ。ジャークアシストバランサーによる不規則ながら正確なジャークアクションは、早巻きやクランキングと組み合わせることでその効果が倍増します。ベイトフィッシュが逃げ惑うようなシチュエーションでは釣果にも直結する使い方の一つです。
どんな局面でも対応する初心者にもおすすめの万能シャッド!
パブロシャッドは非常に汎用性の高いシャッドプラグ。プラグを引いている際にタックルやルアーを変えず、瞬時にロッドアクションを加えてしっかりとアピールができるという点はアングラーにとっても心強いでしょう。
また使い方次第でクランキングやサーチベイトとしても使用できるため、バスフィッシングの初心者がアクションやロッドワークを学ぶという意味でもおすすめのルアー。シャッドといえばこれ、という定番ルアーになっていきそうですね!