海上釣り堀について
海上釣り堀は釣りが初めての人でも手軽に釣りを楽しめる場所です。釣り竿やリールのレンタル、餌の販売を行っているところも多いので道具を持っていなくても釣りに挑戦できるのが最大の魅力!
釣り場は揺れの少ない筏で楽しめるので、船酔いのように気分が悪くなったりといった心配はありません。平均的な料金は大人1人1万円前後、釣った魚は持ち帰ることもできる一石二鳥の釣りスポットです。
海上釣り堀の仕掛けは使い分けがキモ
海上釣り堀には真鯛や青物、底物とさまざまな種類の魚が放流されています。そのため、狙う魚にあわせて仕掛けを使い分けるのが釣果を上げるためのポイントになります。特に青物は引きが強いので専用の仕掛けが必要となります。
早速、ターゲット別のタックルと仕掛けの基準をチェックしてみましょう。
青物用の海上釣り堀仕掛け
青物を狙うときには、引きの強さに対応できるよう仕掛けはもちろん、釣り竿やリール、使用するラインもパワーを持ったものを使う必要があります。竿の硬さは4号程度、道糸は7~8号でそれを巻くことができる中型スピニングリールを使うのが基準です。
青物用の仕掛けの基準
青物用の仕掛けは、魚の大きさや活性にあわせて6~8号を基準に、大型の放流がある場所では10号ほどまで用意しておいた方がよいでしょう。
海上釣り堀では青物がヒットしたら、周りの人は仕掛けの絡み防止のため釣り上げるまで待つことがマナー。理由としては、バラしてしまうと青物の食いが極端に悪くなるからです。
そのためスムーズに釣り上げるために、少し太いくらいの仕掛けを使っておくのがちょうどいいでしょう。
真鯛やシマアジ用の海上釣り堀用の仕掛け
真鯛やシマアジ、イサキなど多魚種が放流されている場所では、食わせや扱いやすさを重視したタックルセッティングが必要です。竿は3号程度の硬さ、道糸はナイロン5号程度を使ってみてください。
鯛やシマアジ用の仕掛けの基準
鯛やシマアジ用の仕掛けに関しては、3~5号程度のハリスの太さが基準となります。鯛やシマアジは、ハリスの太さによって食いが変わることが多いので、複数の太さを持っておくのが釣果アップのポイントです。
使い方の例を挙げると、5号の太さの仕掛けからはじめて、食いが悪ければ4号や3号と徐々に仕掛けを細くしていくと釣りやすいので試してみてください。
お手軽!海上釣り堀向けの仕掛けセット
海上釣り堀向けには、ウキから細かな仕掛けまでがすべてセットになった、便利な商品がリリースされています。仕掛けのセットの方法もわかりやすく、とても使いやすいのが魅力です。ここでは初心者の方におすすめの海上釣り堀向けの仕掛けセットをご紹介します。
食い渋った真鯛やシマアジを狙うときにはこのセット
餌に食い付いた青物を確実に針掛かりさせる
ウキ2個入りで餌の大きさによって適切なサイズが選べる
小さな真鯛のアタリも見やすいウキが魅力
クッションゴム付きで大物に針を切られにくい
▼釣り糸の結び方はこちら!
仕掛けを使い分けて釣果アップ!
海上釣り堀での仕掛けは、選び方によって釣果が大きく変わります。自分が足を運ぶ海上釣り堀でどのような魚が釣れるのか事前にチェックしておき、仕掛けを用意しておくのが釣行当日に釣果を上げるためのポイントです。
また、海上釣り堀では釣り場についてすぐが釣りやすいチャンスタイムでもあるので、釣り糸の結び方もしっかり覚えておきスムーズに仕掛けを準備できるようにしておきましょう。