スピンビームについて

サーフゲームで人気のスピンビームには、どのような要素が含まれているのでしょうか。隠された秘密に迫ります。
スピンビームの特徴

・後方重心設計
スピンビームは、ラインアイから後方へ向け、ゆるやかな厚みがでています。これには、飛距離・アクションを重視するための“後方重心設計”が施されています。
・左右非対称設計
へん平な形をしており、フォール時には“ゆったりひらひら”とアピールをします。見せるということに重点をおいた工夫があるようです。
・リトリーブ時のアクション
尻下がりの体制で、テールを振ってアピールします。
スピンビームの人気カラー

スピンビームの人気カラーを紹介します。あなたのお気に入りカラーも見つかるかもしれませんよ。
ガッチョグリーン

品薄状態が続くほどの人気カラー! 朝マズメ、夕マズメの薄明かりに効くとされる、通称“グリキン”です。濁りが強い日も、視認性の良いカラーです。
サーフクラウン

人気のクラウンカラー。テールを振ったスイミング時に生じる、背面・腹面の明滅が強みです。
ヒラメゴールド

ヒラメといえば、ゴールドカラー。多面構造とゴールドの組み合わせは、ジャークのフラッシング効果も期待できます。
クリアキス

ヒラメ・マゴチの大好物である“キス”の名を持ち、スピンビームの代名詞的カラー。キスがベイトになりやすい“春”や“夏”に使用をしたいカラーです。
スピンビームの種類

スピンビーム32グラム
32グラムの強みは、“スローに誘うことができる”という点。遠浅のサーフにおいても、使いやすいオールラウンダータイプです。タックルボックスに用意することで、サーフゲームの選択肢が広がるのではないでしょうか。
スピンビームタングステン42グラム
タングステン42グラムタイプの強みは、“飛距離と大ぶりなアクション”という点。急深サーフや、遠くに見えるナブラ撃ちに最適なプロフェッショナルタイプです。スピンビームの使い方

スピンビームは、“ただ巻き”に重点をおいたメタルジグです。狙いどころが分かりづらいサーフにおいて、飛距離とボトムは必ず押さえておきたいポイントでしょう。
スピンビームの使い方を覚え、プラグで届かなかった魚へチャレンジしてみませんか。
基本のアクション:ただ巻き

この時に気を付けたいポイント
・ボトムを擦るような感覚があれば、巻き速度を上げる。
ヒラメはボトムより上のトレースが基本といわれており、ボトムを擦ることで反応が得られないこともあります。
・巻いている途中に抵抗を感じたら、重点的に攻略する。
カケアガリ、離岸流、ストラクチャーの可能性があります。魚がつきやすい場所になるので、積極的に攻略しましょう。
対ヒラメの定番:ストップ&ゴー

対ヒラメの定番アクション“ストップ&ゴー”です。キャスト後着底を待ち、3回リーリングして3秒フォール・5回リーリングして5秒フォールをワンセットとし、組み合わせを繰り返してボトムを攻略してみましょう。
青物・ナブラ攻略の定番:ジャカジャカ巻き

抜群の飛距離を誇るスピンビームで、沖のナブラを攻略しましょう! キャストをし、激しくジャークをさせながらリーリングを行う釣法が、“ジャカジャカ巻き”です。
▼青物攻略はショアジギのアクションを参考に!
スピンビームのカスタマイズ

サーフゲームが人気のエリアでは、プレッシャーが高いためか、さまざまなチューニングが流行しています。あなたも、愛用のスピンビームをカスタマイズして、違ったシルエットのアピールをしてみてはいかがでしょうか。
タコベイト装着

タコベイトをリアフックに装着することで、フォール速度をよりスローにし、アピール力をアップさせるなどのメリットがあります。一度試してみてはいかがでしょうか。
▼タコベイトの付け方はこちらから
コーティング

せっかく購入したスピンビームを、コーティングして傷から守りましょう! サーフゲームであっても、海中の障害物に触れることで、塗装が剥がれてしまうことがあります。長く使う、カラーアピールをしっかりと行うために、コーティングは欠かせないでしょう。
▼コーティングの仕方について詳しく知りたい方はこちら
スピンビームは心強いサーフアングラーの味方

盛り上がりを見せるサーフゲーム! 新しいルアーが次々に誕生する中で、末長くアングラーから愛されるルアーも存在します。飛距離・ボトム攻略を一つで叶える“スピンビーム”を一度試してみてはいかがでしょうか?
紹介されたアイテム

シマノ 熱砂スピンビーム 32グラム

シマノ熱砂 スピンビームタングステン